こんにちは!RAGTAG神戸店の藤居です。
毎日うだるような暑さで嫌になりますが、そろそろ秋冬も立ち上がってきたので、秋に向けて一緒に購買意欲を上げていきましょう。
Nemeth/¥66,700(税込)/サイズ:-(L位) オンラインショップで見る
ネメスとは、ロンドンを中心に活躍したデザイナー、クリストファー・ネメスによるブランド。
独学で始めた服作りは、古着や廃材から手作業で一点モノのアイテムを制作。80年代には作品がロンドンで注目されましたが、後半には拠点を東京に移し、日本でもカルト的な人気を博しました。
そんなネメスからご紹介するのは、ブランド初期から根強い人気のあるロープ柄を用いたジャケット。
このロープは様々なアイテムに使用されるネメスを代表するモチーフ。デザイナーのアトリエにあった麻紐等を着想源にしており、永遠のつながりや無限の象徴を意味しているみたい。
※素材が品質表示にはウールと書かれていますが、恐らく、というか絶対にリネン。。
ついつい柄に目が行きがちですが、注目したいのはそのパターン。
ネメスのアイテムの多くは「立体裁断」を使用しています。立体裁断とは、人体やトルソーに直接布を当てて、服の形を立体的に作り上げていくパターンメイキングの手法。
近年でも様々なブランドから立体裁断のアイテムが多く見受けられますが、ネメスはひと味違います。
多くのブランドの立体裁断は、人間工学的に基づいたパターンが多いですが、ネメスの服を着ると、快適とはほど遠い違和感。
その違和感のある唯一無二のシルエットが長きにわたり服好きから愛される所以の一つではないでしょうか。
ボタン一つ一つもが柄のくるみボタンになっており、クラフトマンシップを感じますね。
ジャケットといえど、衿が無いマオカラー仕様なので幅広いスタイリングに。
といっても合わせ方がわからない!という方には、定番ですがサルエルパンツを合わせると、非常にブランドらしいスタイリングが簡単に叶います。
ネメスは着たことないけど、ギャルソンやヨウジなどのモードブランドがお好きな方にぜひおすすめしたいスタイリングです。
またネメスの定番の立体裁断のデニムや細身のジーンズを合わせると、より90年代当時を彷彿とさせるスタイリングでこれまた非常にカッコイイです。90年代の雑誌のスナップを見ると、当時のファッショニスタたちがこぞってネメスのデニムを着用していました。
その後人気は落ち着いていましたが、あのルイヴィトンとのコラボで人気が再熱し、今またコムデギャルソンともコラボしたことで、服好きから熱い視線を注がれているブランドの一つでもあります。
RAGTAGでも、定番のデニムはもちろん、特にロープ柄のアイテムや80s‐90sの一点モノのアイテムは高価買取をしておりますので、お持ちの方は、ぜひこのタイミングにご検討ください。