みなさんこんにちは。なんばパークス店の松村です。
いつもショップブログをご覧いただきありがとうございます!
足早に9月が過ぎ去り、10月がやってきました。当店では続々と秋冬物が入荷しております。
中でもアウターは秋冬のメイン。私も毎年メインアウターを1着だけ購入するようにしていて、今期も何をゲットしようか検討中です。
年々見栄えだけでなく、実用性も兼ね備えているものを選ぶようになってきました。
ですが、レザーアイテムだけは別物。多少重かろうが、メンズのロマンとして追い求めてしまいます。
共感していただけるととても嬉しいです。
今回はCOMOLIのレザーアウターをご紹介。
2023年秋冬展開。
モデル名:シープグレインレザーコート
※こちらのアイテムはサンプル品のためボアがありません。
COMOLI/¥257,100(税込)/サイズ:3(L位)/オンラインを見る
まずはCOMOLIというブランドのご紹介です。
2011年に設立された日本のブランド。デザイナーは小森哲二郎。文化服装学院から大手セレクトショップへと就職し、10年間デザイナーとしての経験を積み、独立して現ブランドを設立。
ブランドコンセプトは「日本の気候、日本人の体形に合う、シンプルで上質な日常着」このコンセプトの根底には「すべての洋服にはある目的がある」という考えがあります。そのため展開されているアイテムもヴィンテージをサンプリングしたものが多い印象。
今回ご紹介しているアウターは「カーコート」というコートをベースに製作されております。
「カーコート」とはその名の通り、車に乗る際に着用するために作られたアイテム。1900年代初頭はエアコンの普及が追いついておらず、社内でもコートを着る必要がありました。そこで運転の邪魔にならないように、着丈の短いコートが必要だったのです。
シープレザーを贅沢に使用したレザーコート。パーツによってシボ感が異なり、その表情を楽しむことができます。シープレザーは特に柔らかく、身体へのなじみも良いのが特徴です。その分シワも入りやすいですがそれも味の一部。レザー物の醍醐味ですよね。
ポケットは4つ付いており、胸辺りに配置されているのがハンドウォーマーポケット。
ここに手を入れて防寒します。そしてすこし大き目なフラップポケットは小物を入れていくのにちょうど良いです。
携帯や財布くらいならこれで十分です。
内ポケットもあり、左右両方がジップ付きです。
今回ご紹介しているこのアウターがかなり見た目にインパクトがありますが、内ポケットのジップを見た時にブランドらしさを感じました。
「日本人に合う日常着」として製作されている意図がとても感じられます。
裏地はキュプラが使用されたキルティング。薄く中綿も入っており、メインアウターとしての保温性も抜群です。
今の日本の気候であれば十分な機能性。敢えてダウンを着用せずにインナーで重ね着を楽しむことも久々にしてみたいです。
そして薄くというのが大切です。中綿が入りすぎると、重くなりシルエットも膨らんでしまいます。そのあたりも計算されつくしたこちらのアウターは、程よくリラックスしたサイジングで武骨なレザーの印象を和らげてくれます。
お尻がちょうど隠れるくらいのミドル丈も今年の気分です。
ぜひ店頭にて体感してください。
遠方の方はお取り寄せサービスもございますのでぜひご利用ください!
COMOLIはお買い取りも強化しているブランドです。アイテムによれば定価を超えるようなアイテムもございます。時代に左右されないデザインで幅広い年代でお買い取りが可能です。もしお悩みのものがあればぜひご相談ください。