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今年は例年以上に寒さが厳しい2月ですが、ようやく3月からは気温も平年通り高くなりそうですね。
そして何を着るか迷える楽しい季節
いよいよ春の到来です。
個人的には一年中シャツを中心にコーディネートするので、春夏秋冬シャツばかり買うのですが、やはり季節に合わせてちょうどいいシャツというものがあります。
春先は意外とまだまだ気温が不安定なので、シャツ1枚では肌寒い。ある程度の保温性があって見た目にも春っぽさを感じられる、そんなシャツが気分。ウールギャバジンなんかのちゃんとしたシャツもいいけれど、スウェットやTシャツにざっくりと羽織れる服がいい。デニムジャケットもいいけどアウターは冬に着飽きたし、見た目にも軽さのある服で出かけたい。
春の初めはそんな気分。そういう方に
ちょうどいいシャツをご紹介します。
N.HOOLYWOOD/ネルシャツ/¥23,100(税込)/サイズ:L オンラインショップで見る
N.HOOLYWOOD/ネルシャツ/¥18,100(税込)/サイズ:S オンラインショップで見る
日本のデザイナーズブランドN.HOOLYWOODとBIGMACとのコラボモデル。
ブランドタグもオリジナルデザインをアップデートしたこだわりよう。
エヌハリウッドの十八番がこういうアメカジアイテム。デザイナーの尾花大輔は2000年にエヌハリウッドを立ち上げる前には
古着のバイヤーとしてアメリカのハリウッドに何度も足を運んでいました。その時の尾花氏のニックネームが「ミスターハリウッド」エヌハリウッドの立ち上げ前からミスターハリウッドというブランド名の古着のリメイク品を自作で販売していたほどアメリカ古着を愛し、アメリカカルチャーに精通したデザイナーの一人です。
ピックマックは1922年にのアメリカの大手デパート「JC PENNEY」からストアブランドとしてスタートしたブランド。アメリカ本国においてはカタログ販売を通して相当数のアイテムが製造,販売されていたこともあり日本の古着屋では必ず目にするお馴染みのアメカジブランドです。Levi'sやWrangler、Carharttなどと似たデザインのアイテムを見かけることも多いかと思います。
リーバイスやカーハートがいわゆるファッションとは無縁な労働者向けに作られたワークブランドにあるのに対してビックマックは百貨店プロデュースのファッションブランド。なのでアメリカでは学生から社会人まで幅広い層に支持されてきたアメリカ庶民に馴染の普通のライフウェアとしてのブランドなんです。BIG MACというネーミングも庶民から愛されたバーガーショップと同じで親近感がわきますよね。
アメリカでの百貨店取り扱いブランドとして有名なものとしてRalph Lauren やJ.CREWなども有名ですが、BIG MACはワーク系デザインを中心としたアイテムづくりが特徴です。その中でも特に長年アメリカで愛されてきたアイテムがこのネルシャツ。
一般的にネルシャツと呼ばれるシャツに使われているのは「フランネル」と呼ばれる綿織物。柔らかな手触りと高い保温性が特徴でそのルーツはなんと16世紀のイギリスにまでさかのぼります。フランネルは当時のイギリスの農民たちが羊毛を織りあげたあとに起毛加工を施して保温性を高めた生地を開発したことからスタートしました。
フランネル生地は今ではワークシャツからデザイナーズブランドのショーアイテムまで幅広くファッションアイテムに使われていますが、なんといっても生地が丈夫でガシガシ着て何度洗っても、へたらない ここが個人的に一番の魅力です。
丈夫で長く使える服がやっぱり好きです。一見同じように見えるアイテムでも、ファストファッションブランドのアイテムとデザイナーズブランドの差はこういうところにもあります。
そしてエヌハリウッドのフランネルシャツはアメリカのヴィンテージシャツを彷彿させるポップなカラーリングも最高です。
こういうセンスが流石、アメリカ古着を何万着も見てきた尾花大輔氏の力量なんだと思います。
柄シャツ、チェックシャツに抵抗がある方もネルシャツはおすすめ。普通のコットンシャツとは違って、糸が太く折柄もしっかりと見えるので柄デザインなのに上品な印象で合わせられます。
そしてエヌハリウッドがデザイナーズブランドとして最もこだわった部分がそのシルエット。
アメリカブランドあるある。そうです
サイズが全体的に大きすぎるという悩み。
そんな悩みを解消した見事なボックスシルエットに昇華されています。
Sサイズを綺麗に合わせても、Lサイズをスウェットの上に大きめに羽織っても身幅と着丈のバランスがちょうどいい。
百聞は一見にしかず。
いや、百見は一着にしかず です。
RAGTAG心斎橋店で まずはご試着してみてください。
お待ちしております。