こんにちは!バイヤーの吉岡です。
個人的には1980年~90年代のアメリカブランド、特にアウトドアブランドは品質が高く、今のファッションにも合わせやすいのでおすすめです。
今日はそんなアメリカアウトドアブランドの中からおすすめヴィンテージを1点ご紹介。
Eddie Bauer/ハリントンジャケット/¥8000(税込)/サイズ:XL
※店頭限定商品
エディー・バウアーは、1920年にアメリカのワシントン州シアトルで創業者エディーバウアー(Eddie Bauer)によって作られたアウトドアブランドです。
アメリカ初のダウンウェア「スカイライナー」は、エベレストや北極探検チームにも採用され、プロの探検家にも愛用されたことで有名です。
今ではノースフェイスやモンクレールがダウンウェアのブランドの代名詞となりましたが、エディバウアーが元祖ダウンブランドなんです。
古着屋でも必ず何かしらのアイテムを目にするほどアメリカ国内では圧倒的な人気のあるブランドです。
前述した人気モデル「スカイライナー」やエクスペディションウェアの最高峰と言われた「カラコルム」はヴィンテージ市場でも60年代のオリジナルなどの販売価格は特に年々高騰しています。私も大好きなヴィンテージウェアの名作です。
「ヴィンテージって最近ますます高いですよね?」という声が多い中、私が注目しているのは1980年代~90年代にかけて市場に広まった、アウトドアウェアではない「タウンユースウェア」です。所謂「普通のカジュアルウェア」です。
こちらは通称「黒タグ」と言われるタグのついた1970-80年代後半のヴィンテージ。
最もクラシックなブルゾンの1つであるハリントンジャケット。Tシャツの上でもシャツの上でも、時にはジャケット上にコート感覚で羽織ってもよい汎用性の高いアウター。決してエディバウアーの誇るアウトドアウェアとしての蘊蓄が入らずとも、ただシンプルによいアウター。
裏地は同じくアメリカブランドのラルフローレンを彷彿させるタータンチェック柄。ありそうで現行デザインの服には無い、こういう細かいデザイン性の高さもヴィンテージウェアの魅力です。
ブランドのロゴもさりげなくポケット上に。ここもポイントです。
サイズは大きめのXL。当時のアメリカ企画なのでさらに大きく感じられるのが、アームホールの太さ、そしてバックシルエットを見てもお分かりの通り、この大胆なアンブレラヨーク。
こういう細かいディティールが他にはない存在感を引き立てるのでしょう。ヴィンテージウェアの最大の魅力がここにあります。
エディバウアーは創業100年を超える老舗ブランドですが、2021年に日本を撤退。そして2023年にリブランディングして復活しました。エディー・バウアー ブラックタグコレクション(Eddie Bauer Black Tag Collection)」として過去の名作をアップデートしたコレクションが発売されたことをきっかけにこの黒タグ時期のヴィンテージの人気が再燃傾向です。
今日ご紹介したハリントンジャケットの他にもシンプルなコットンニット、チノトラウザー、そしてコットンシャツなどのカジュアルファッションの定番アイテムもエディバウアーの服は作りも良く、大きめのサイズ感なども今の気分にピッタリです。そして価格もお手頃なものが多いので気軽にヴィンテージアイテムをを手に入れらますよ。
RAGTAG心斎橋店でお気に入りのヴィンテージウェアをぜひお探しください。