ストーリーや作り手の こだわりを大切に。渋谷店 MOCHIZUKI

ストーリーや作り手の こだわりを大切に。渋谷店 MOCHIZUKI

RAGTAGスタッフの気になる バッグ、その中身。

FEATURE

2021.08.06

ファッションを愛するRAGTAGスタッフは、毎日どんなものを使ってる?毎日使うバッグ、その中身はその人らしさがぎゅっと詰まっている気がします。
その人のライフスタイルや、普段お店では見られない意外な一面ものぞけるかもしれません。

MOCHIZUKI

Profile

MOCHIZUKI

渋谷店 / バイヤー

生粋の服バカを続けて10数年が経ちました。カジュアル、ストリートからモードブランドまで幅広く足を突っ込み続けております。40歳を迎えようとしている今もなお服への愛は止まりません。昨今はネペンテス系ブランドの熱が再燃して、Engineered GarmentsやNeedles、South2west8を中心にスタイリングをしております。元々古着も好きなため、MILITARYのアイテムやPOSTOVERALLSなど老舗ブランドにも目がないです。実はMaison MargielaやCAROL CHRISTIAN POELLといったアルチザンブランドにはまっていた20代の若気の至りもあるのでそのあたりのお話もガッツリ出来ます。是非ご来店された際には服の話を熱く語りましょう!!

index

    ■持ち物こだわり3か条

    MOCHIZUKI

    ・ビジュアルのよさ、長く愛用できること。
    ・機能性も兼ね備えていること。
    ・作り手のこだわりが感じられるもの。

    ■愛用のバッグ

    BLUELUG バッグ

    ブランド:BLUELUG モデル:定番のバックパック

    「一見シンプルなデイパック、ビジュアルはまさに定番、汎用性の高いデザイン。 シンプルな中には計算されたこだわりがたくさん詰まっています。色々なバッグを所有しては手放してを繰り返して出会ったのがこのデイパック。ピルグリムサーフ+サプライでPOPUPイベントをやっている際に知った、「BLUELUG(ブルーラグ)」という自転車屋さんが手掛けるバッグです。自転車屋さんならではの発想により、自転車乗りのために開発されたデイリーユースなバッグは、安心の日本製というところもポイント。」

    YABUUCHI

    「魅力はやはり、このサイズ感、通常のデイパックにある形ながらも、やや大きめのサイズで、手前のポケットも大きく、物をたくさん入れても余裕がある収納力。仕事にももちろん毎日使いますが、釣りが趣味な私としては、プライベートでも荷物が多いことがあるため、重宝します。生地も上質なナイロン生地、機能面もポケットが多く、両サイドのポケットには折り畳みの傘やドリンクを入れて、前のポケットには鍵や小物、また外付けで隠しポケットがあり、貴重品対策もバッチリ。」

    自転車屋さんのプロデュースなのでフロントのポケットの大きさやサイドポケットの配置など細いところまで抜かりない機能性。それでいてスポーティになりすぎない上質なナイロンの質感が男心をくすぐります!

    ■気になる中身

    amarillo 名刺入れ ERA. 財布

    上から 名刺入れ(amarillo)、財布(ERA.)

    「[ERA.(イーラ)]の財布は手に収まるコンパクトさ。実はエルメスにも革を提供しているフランスのデュプイ社製の牛革を使用しています。しっとりとした質感と上品なシボ感は革好きの私にはたまりません。またこのクオリティでなんと1万円台前半というコスパの良さが最強。
    結婚5周年のブレゼントに奥さんから頂いた名刺入れは、日々のお客様対応には欠かせません。害獣として駆除されてしまう蝦夷鹿の命を無駄にしないようにその革を使用していて、ネペンテスとも精通している北海道のレザークラフトブランド[amarillo(アマリージョ)]のもの。その地域に生きる方の想いとストーリーのある、魂のこもったブランドです。奥さんがこっそりとオーダーして正規にはない名刺入れを作ってくれました。毎日のお守りであり、私の宝物です。」

     

     

    経年変化を楽しめるレザーもの、素材の違いで変化の仕方も違いますね。価格に捉われず良いものを選ぶ審美眼はトップバイヤーならでは。名刺入れのブランドヒストリーや奥様のエピソードも素敵です。

    MAHARISHI 折りたたみ傘 BEAMS PLUS ハンドタオル

    折りたたみ傘(MAHARISHI)、ハンドタオル(BEAMS PLUS)

    「ミリタリーや軍ものなどのミルスペックが好きなんです。よってそういうモチーフや元ネタのブランドにはどうして目がなくて。
    [MAHARISHI(マハリシ)]の折り畳み傘はブランドらしい和っぽいグラフィカルな迷彩が特徴的。15年前くらいに購入して、ボロボロですが、いまだに現役で使用しているお気に入りの折り畳み傘。ワンタッチなのも◎。
    ハンドタオルは[BEAMS PLUS(ビームスプラス)]のオリジナル。数年前に出ていたのをまとめ買い。ミリタリールックなステンシルが可愛いデザインがお気に入りです。」

     

     

    MOCHIZUKIさんは[ENGINEERED GARMENTS(エンジニアドガーメンツ)]をはじめ、セレクトショップ[NEPENTHES(ネペンテス)]で提案されるブランドを普段から愛用しています。ワークウエアを普段から着こなしているからこそ、ミルスペックのアイテムの選び方もセンス抜群です。
    この日も[NEEDLES(ニードルス)]の着こなしがおしゃれでした。

    NEEDELS サングラス キーチェーン シューホーン キーホルダー

    サングラス(NEEDELS)、キーチェーン(ミリタリーショップで購入)、シューホーン(ビンテージ)、キーホルダー

    「現在は京都に住んでいるのですが、京都は盆地で平坦な場所が多いということもあり、休みの日に出かける時はほとんど自転車移動です。天気がいい日に自転車で出かけるだけですごくリフレッシュできる気がします。引っ越しのタイミングで「tokyobike」の自転車を購入してウキウキだった矢先、ワードローブがワイドパンツばかりということがネックになり、裾がチェーンに巻き込まれて汚れてしまうという事態に。これではせっかく買った自転車に乗れないと急いで裾バンドを探し、見つけたのが[m+(エムピウ)]×[ + [TOKYOBIKE] Trouser’s Clip(トーキョーバイク トラウザーズクリップ)]でした。[knog(ノグ)]のバイシクルライトはコンパクトな見た目なのに明るさは強力。取り外し可能でUSB式で充電もできるということで防犯面でも機能面でも十分すぎるライトです。」

    ウォーターボトル コーヒー

    ウォーターボトル(aarke)、コーヒー

    「実はそろそろ40代に片足を突っ込んでいるということもあり、健康状態にも気を使っています。よって毎日飲むものもちょっとこだわりが。オートファジーという健康法にはまり、1日に摂取する水分は水とブラックコーヒーと決めてまして、毎日そのセットで持ち歩いています。※ちなみに3か月で9キロの減量に成功。詳しくは買取の際に聞いてください(笑)。
    以前は水も購入していたのですが、子供が産まれたタイミングで我が家ではウォーターサーバーを設置。さらに炭酸水にはまった私はソーダ水が作れるソーダスタンドも購入。夏場は炭酸水にしたりして持ってきています。aarke社のボトルとスタンドがスタイリッシュでかっこいいので愛用しています。おうち時間でお酒も作れて便利です。コーヒーはクラフトボスのブラックがお気に入り。世の中にも愛飲者が多いのでは。」

    リップクリーム、ハンドクリーム、香水、除菌ジェル、ヘアスプレー

    左から リップクリーム(メンソレータム)、ハンドクリーム(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)、香水(COMME des GARCONS)、除菌ジェル(john masters organics×SOPHNET.)、ヘアスプレー(reteW)

    「アラフォー男子は身だしなみにも気を付けていい匂いの男を目指します。人から見られる仕事なので、ファッションなどの見た目ももちろんですが、目に見えないエチケット的な要素にも気を使っています。
    仕事柄手が荒れることも多いため、ハンドクリームは必需品。以前は[AESOP(イソップ)]を使用していましたが、最近は[OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)]がお気に入り。オーガニックな成分と程よい匂い。あとは青山骨董通りのお店がなんといってもおしゃれで、たまりませんね。と偉そうに記述しましたが、奥様の影響大です。
    香水は[Santa Maria Novella(サンタマリアノヴェッラ)]と[COMME des GARCONS(コムデギャルソン)]を使用。夏場はKYOTOというウッディなひのきのような香りが落ちつきます。ボトルもコンパクトでバッグに忍ばせやすい。
    こうしたエチケットアイテムはミリタリーの巾着にまとめて持ち歩いています。ここもやはりミルスペックが好きですね。」

     

     

     

    様々なブランドを見て、着てきたバイヤーだからこそ、ストーリーやこだわりのあるアイテムを選べるのですね!
    バッグやお財布はもちろんですが、ライフスタイルまで一貫したこだわりがぎっしりでした。はじめて知ったブランドや、もの選びのこだわりについてMOCHIZUKIさんにもっと聞いてみたくなってしまう、そんなバッグの中身でした。

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