WEAR am I ?
ファッションをこよなく愛するRAGTAGスタッフが贈るファッションコラム。
長年着てきたからこそわかるブランドの魅力をたっぷりご紹介します。

WEAR am I ?

スタッフ紹介:YABUUCHI
77circa、Needles、ワークテイストをミックスしたスタイリングが得意です。
アットホームな雰囲気の下北沢店で楽しくファッションのお話をしましょう!

WEAR am I ?
「orSlow」

やっと出会えたお気に入りのデニム

RAGTAGルクアイーレ店 店長 籔内 智世

RAGTAGルクアイーレ店 店長 籔内 智世

overall:orSlow
tops:BLUEBIRD BOULEVARD
shoes:MOONSTAR

[orSlow(オアスロウ)]との出会い

RAGTAGに入社してからいろんなブランドに触れていくうちに、
自分のお気に入りのものを大切に着続けたり、使い続けたりしたいと考えるように。
その中で、ベーシックなアイテムこそ、自分のスタイルにしっくりくる、
お気に入りの一点を持ちたいという気持ちが芽生えました。

そこで探し始めたのがデニム。
「デニム」と一言で言っても、色、色あせ具合、加工の入り具合、形など、
いろんな要素の違いで合うお洋服、全体の仕上がりが全く違ってきて不思議ですよね。
あれでもないこれでもないといろんなブランドのデニムを試着して回りました。

いろんなものを試すあまり、自分の探すデニムの正解がわからなくなってデニム難民になっていた時に、
ようやく出会ったのが[オアスロウ]のデニムでした。

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圧倒的な穿きやすさ

[オアスロウ]のデニムの良さは圧倒的な穿き心地の良さです。
初めて穿いた時は、デニムを穿いているとは思えないようなあの穿き心地には驚きを隠せませんでした。

新品のデニムの硬くてゴワゴワした動きづらいイメージから一変、
新品でもこんなに柔らかくてなじむデニムがあるものかと思いました。
この軽やかな穿き心地でコットン100%というところも驚きです!

柔らかい肌触りが安心感を与えてくれているからこそ、
肩の力を抜いて自分らしくコーディネートを楽しめていると思います。

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独特の風合い

昔から古着が好きでよく古着屋さんを回ってお洋服を買うことが多かったのですが、
そんな古着屋さんで見かけるあのくたっとしたデニムが好きで、
[オアスロウ]のデニムはそんな『古着のデニム』に風合いが似ていてそこも私が好きになったポイントでした。

私自身ワーク、ミリタリーのテイストが好きで、
そういったテイストのコーディネートにぴったりハマってくれるところもお気に入りの理由のひとつです。
また、[オアスロウ]のアトリエには数多くの種類のミシンを揃えていて、
製品によってそれらを使い分けながら手作業で製作しています。
そんなこだわりが詰まった工程にもとても惹かれます。

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[オアスロウ]お気に入りアイテム

701ZBBデニムパンツ

私が初めて購入した[オアスロウ]のデニムパンツ。[BEAMS BOY(ビームスボーイ)]の別注品です。1950年代に誕生した世界初の女性に向けたモデルの[Levi’s(リーバイス)]の「701」を再現したもので、シルエットと細部まで行き渡った丁寧なつくりがとても気に入っています。買った当初はサイズ0が完売でサイズ1を選ぶことになり、ちょっと大きいのですが、レングスのゆるっと感が気に入っています。数年穿いていて、少しずつ色あせや毛羽立ちも出てきたのですが、ヴィンテージデニムのような風合いが出て、より一層愛着が湧いている一着です。

デニムオールインワン

2020年春夏のオールインワン。こちらも[ビームスボーイ]別注のものです。このデニムも柔らかい触り心地で、マキシ丈ですが生地も少し伸縮性があるのでとても動きやすいです。スカートの丈感も気に入っていて、ちょっと大人びた顔にしてくれます。

107

[リーバイス]の「505」をモデルにした、[オアスロウ]の定番デニム。きれいなテーパード、股上浅めのすっきりとしたシルエットです。ワンウォッシュ加工の13.7ozのオリジナルセルヴィッチデニムを使用し、穿くほどに風合いが増していくのが魅力です。

これから[オアスロウ]を着てみたい方へ

[オアスロウ]のデニムは幅広いテイストでコーディネートを楽しんでもらえると思います。
私のようにワーク系、ミリタリー系のお洋服が好き!という方にももちろんおすすめしたいですし、
また、メンズライクなコーディネートに普段馴染みのない方に
もコーディネートのハズシに使ってみたりと様々なテイストになじみます。
独特のやわらかいデニムの風合いで、ラフさを楽しんでいただけると思います。
長く愛用できるデニムパンツをお探しの方に是非その候補に[オアスロウ]のデニムを手にとっていただきたいです!

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BRAND

ブランド紹介

orSlow

orSlow

19世紀から20世紀にワークウェアの定番服として誕生し、
長年愛され続けたベーシックなアイテムを常に展開。
デザイナー自身のフィルターを通して吟味したものを作り続け、
素材へのこだわりはもちろん、縫製にも1960年代の希少なミシンを使用するなど、
唯一無二のアンティーク感を表現。
ブランド名orSlow(オアスロウ)の由来は「(or)originalityのあるものを(slow)吟味し、
もの創りをする。じっくりと味わいながら着用してもらいたいという思い。」から。