みなさんこんにちは。
福岡店の村山です。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は暑いみたいですね。
そして、今年のファッション史はもっと熱いです。
1997年(ファッション・ビッグバン)以来の、転換期となること間違いなしの2025年。
多くのデザイナーの退任と移籍が発表されましたね。
まさに「時代」の流れを感じます。
新しいブランドが生まれては、あっという間に人々の記憶から消えていく。
そんな時代の中、トップ全線としてモード史に君臨し続け、常に時代の流れを先読みし牽引してきブランド【PRADA】。
今回は、【PRADA】の「美しいシャツ」をご紹介させていただきます。
【PRADA】の現クリエイティブディレクターである、
「ミウッチャ・プラダ」と「ラフシモンズ」。
この偉大な2人により、生み出されたネクタイシャツです。
PRADA/¥53,100(税込)/サイズ:38(S位)
デザインソースとなっているのは、イギリス軍のフィールドシャツ。
本来、男性のアイテムであるミリタリーウェアと男性のアイテムであるタイが組み合わされたデザイン性。
ですが、女性が着用しても全く違和感を感じさせないほどの「美しさ」を秘めています。
タイ自体は取り外し可能です。
気分によって、付け変えできるのは嬉しいポイントですね。
ミリタリーのアイテムにネクタイを付け、ネクタイシャツにするという発想は、おそらくラフ・シモンズの発想なのではないでしょうか。
というのも、ラフ・シモンズ自身が、自身のコレクションである、1998年秋冬コレクション「レディオ・アクティビティ」にて、赤色のシャツに黒ネクタイというスタイリングを提案。
当時のユース(男性の若者)の心を掴みました。
そんな、彼の「大切にしているスタイル」を【PRADA】でも再び表現。
しかしそれは、あくまでも現代を力強く生きる女性のためのモノとして。
あえて、哲学的思想が宿るモノは作らないという信念を持ち続け、その時代の「美」を明確に定義してきた「ミウッチャ・プラダ」。
芸術や音楽といった、様々なカルチャーを再解釈し、伝統的なスタイルを融合させることで、哲学的な要素(社会批評の要素)を含む新しいモノを生み出してきた「ラフ・シモンズ」。
そんな、偉大な2人が2024年春夏に提案した「美しい白いシャツ」。
福岡店の店頭にて販売しております。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。