【DRIES VAN NOTEN】芸術的なクリエイション

みなさんこんにちは。RAGTAG福岡パルコ店の野田です。
9月も後半になり、少しずつ涼しい日が増えてきましたね。
服好きのみなさまは既に秋冬物(特にアウター)を探されているかと思います。
今回は秋から冬にかけて活躍間違いなしの、ブルゾンをご紹介します!

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DRIES VAN NOTEN/¥46,300(税込)/サイズ:M/オンラインショップで見る

DRIES VAN NOTEN。ブランドはご存知の方が多いかと思いますので、今回紹介は省かせていただきます。
ブランド関連の最近のトピックといえば、2025年春夏コレクションを最後にデザイナーであるドリス・ヴァン・ノッテンが退任を発表されましたね。
創設の1986年から約40年間、モード界のトップを走り続けてきました。

ドリスのクリエイションを一言で表すと「アート」
伝統的な刺繍などのクラフト技術をコレクションに取り入れ、
アフリカやアジアといった民族調スタイルをラグジュアリーな中に巧みに取り入れています。
加えて素材の選定や、色使い、繊細なプリントもドリス・ヴァン・ノッテンの大きな魅力です。

そんな彼はアートや花など、様々な分野からデザインのインスピレーションを得ています。
自宅には広大な庭園があり、様々な植物や花、野菜を栽培されているそうです。
その様子は2018年公開の映画「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」で公開されていました。
※ブランドファンは必見。ぜひご覧になって下さい。

前置きが長くなってしまいました。
商品をご紹介します。

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ミリタリーから着想を得たであろう、迷彩柄のMA-1です。
しかしデザイナーズブランドならではの、ドリス氏のフィルターを通したデザインが、この商品の大きな魅力。

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まず色味が一般的な迷彩の色味とは異なり、ブラウン、ベージュベースの迷彩柄となっています。

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首元のリブ部分はカーキ。
アイテム全体がアースカラーで構成されており、どこか温かみのある印象となっています。

細かなディテールで言うと、ジップ部分がゴールドで、スイスの高級ジップメーカーであるRIRIジップを採用しています。

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ミリタリー由来ということもあり、どこか無骨で、カジュアルな印象のある迷彩柄ですが、
こちらのアイテムはドリス・ヴァン・ノッテンらしく上品で、モードな印象へと昇華されています。

先日お客様がこちらのブルゾンをご試着された際、「こんなに品のある迷彩柄は初めて見ました。」とおっしゃっていました。
僕も全く同じ感想で、その後小一時間ファッショントークが繰り広げられました......。

画像では伝わりにくい部分もあるかと思いますので、ぜひ一度実物をご覧頂きたいです。