【Martine Rose】【DIESEL】デニムっていいよなぁ

みなさまこんにちは。いよいよたまプラーザテラス店の閉店まで1週間を切り、どこか寂しい村藤です。

沢山のお客様やお洋服との出会いがあり、一年間楽しく日々を過ごさせていただきました。

 

さて、私事ではありますが、最近長く着れるものを買うように心がけています。

トレンドに左右されずに良いものを長く着る。ファッションを長く楽しんでいく上では大切な事でしょう。

来年、再来年の自分は着ているのかと想像して買うようにしています。

しかし現実はそう甘くなく、欲に負けてしまいがちです。

今の年齢だからこそベストに着れるんだなんて言い訳をしています。

 

ですが、みなさまにはぜひこの欲に打ち勝っていただきたいと思います。

個人的に長く使えるアイテムの一つがデニム。

流行り廃りのないベーシックアイテム。一本も持っていない方はいないのでは無いでしょうか。

 

そして何より丈夫。金鉱労働者向けに作られたこともあり、ちょっとやそっとでは穴なんて空きません。

デニムなら穴や汚れもエイジングです。

ガシガシ履いて育てていきましょう。

 

前置きが長くなりましたがそんなわけで末永く履けるデニムからイケてる二本のご紹介です。

383E05D4-1374-4ED1-9126-D830FD11B73C.jpeg

丈夫なデニムは沢山有りますが、それだけじゃ面白くないですよね。

丈夫な上にデザイン性の高いデニムを見つけました。

42CF9773-7062-41B5-A57E-2DE8CA82FD10.jpeg

466D998A-2FC7-4E6C-83A4-5E79D547DFB1.jpeg

DIESEL/¥18,400(税込)/サイズ M オンラインショップで見る

一点目はDIESEL。

デニムを得意とするデザイナーズブランドです。

1994と題され、90年代のクラブをイメージしている本モデルはシンプルなハイウエスト、ストレートレッグ。

王道のシルエットながらも独特の生地が目を惹きます。

9EF18BCE-C801-41E1-B76C-C6069B2C4C04.jpeg

 

パイル生地にフロック加工が施されておりベルベットのような柔らかで上品な手触りと光沢感が出ています。

フロック加工とは短い繊維を電気や振動などで記事に植え付ける加工法です。

インディゴブルーにブラウンの加工なので錆びているような、退廃的な印象。

光の当たり方によって異なる表情が見えるのも良いですね。

やんちゃだけど何処となく品のあるデザイン。

2020年からDIESELのデザイナーを務めるグレンマーティンスのらしさが溢れる逸品です。

 

ハイウエストに履けるのでスタイルも良く見えます。

トップスにタイト目の物やショート丈の物を合わせれば今っぽいY2Kなスタイルになります。

色々な意見はありますが、個人的にはY2K、まだまだ行けます。

生地は派手でも、シルエット自体はシンプルなので流行り廃り関係なく着続けられますよ。

普通のデニムには飽きたという方におすすめです。

 

9954E342-C765-441B-A53D-CFA06FF4C31D.jpeg

Martine Rose/¥34,800(税込)/サイズ S オンラインショップで見る

 

2点目はイギリス発、今大注目のメンズブランドMartine Roseです。

デザイナーのマーティン・ローズはジャマイカ出身の二児の母。

Balenciaga で3年間メンズウェアのコンサルタントを務めた経歴があります。

サッカーなどのスポーツやレイブパーティなどのクラブカルチャー、自身のルーツであるジャマイカの文化、そして母親として過ごすロンドンの日常。

様々なものからインスピレーションを受けたデザインが魅力のブランドです。

 

最近ではNIKE コラボの「SHOX」というモデルのスニーカーが、adidas のインラインの「SAMBA」やadidas x WALES BONNER 「SAMBA」と並び人気でした。

2023年の海外のストリートスナップを見ていると、3人に1人はこの中のスニーカーを履いていたように感じるほどです。

スニーカーで注目を浴びたMartine Roseですが勿論アパレルも人気があります。

 

4272C4E4-45C3-4985-8171-25A22EDA1ABF.jpeg

 

2022年春夏ルック25に登場したペイントデニムです。

COVID-19の影響でショーこそ行われませんでいたが、パワーに満ち溢れたシーズンでした。

このシーズンでは最近SNSや韓国アイドルを中心に着用が増えている、レーシングジャケットやレーシングパンツを用いたルックが目立ちました。

 

本アイテムはレーシング要素こそありませんが、ストリート色強めになっています。

セミワイドなストレートデニムに白いペイント加工が施されています。

加えてポケットや裾にはダメージ加工も。

34A4A686-CA4E-47C1-BB0B-0AC56FA9DABB.jpeg

0E1967F0-A220-42EF-A374-66ABC854F456.jpeg

 

Helmut Lang本人期の名作。ペンキデニムを髣髴とさせるデザインです。

加工こそ似ていますが、こちらは股上が深く、わたり幅も広いのでより今っぽいシルエットになっています。

クラブに行くときの適当な格好をイメージしたと言うように、デザイン性がしっかりとありながらもルーズな印象を受けます。

 

945F23CC-F2E3-4A3D-BDF1-8D8545651BF0.jpeg

レザーパッチもただロゴなわけではなく、古代ギリシャやローマにありそうなアートになっています。

この辺りの遊び心はデニム好きの方には刺さるのではないでしょうか。

 

そんなわけでイケてるデニム二点のご紹介でした。

お手入れをしながら大事に履けば一生ものになるデニム。

デニム本来の無骨な男くささと、デザイナーズブランドのクリエイティビティが見事に融合したアイテムでしたね。

オールシーズン履けるのでデザイン性のあるデニムがあるとかなり便利です。

シンプルな格好になりがちな夏、Tシャツ一枚が様になります。

たまプラーザテラス店は今月28日で閉店となりますが、RAGTAGでは様々なイケてるデニムを取り扱っているので、是非色々な店舗に遊びに行ってみてください。

また、当店では閉店まで一部商品最大80% offのセールを行っていますので是非ご利用ください。