【特集】ニットをなんとなく選んでませんか?

こんにちは!
RAGTAG広島店の尾野です。

最近朝晩は寒いのに、日中は以外と暖かかったり。
そんな日が続くと、「いったんニット着とけばおしゃれにも見えるし大丈夫」と深く考えずに選んでしまいがちですよね。
でも実はニットは見た目よりも素材で着心地が決まるアイテムだと思います。

同じニットでも、しっかり暖かいもの、チクチクしやすいものなど、違いが生まれるのはすべて素材にあります。

そこで今回はニットに使われる代表的な素材とそれぞれの特徴について、簡単に説明いたします。

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1:メリノウール
メリノ種という羊の毛から作られたウールのこと。
良質なウールが取れる品種であり、通常のウールに比べ原毛の1本1本が細いため、ウール特有のチクチク感が抑えられているのが特徴です。
また、雑菌が付着しづらい性質を持っているので、ニオイが発生しにくいのもポイントです。
毛玉ができやすかったり、メリノウールは天然素材のため、保管時は虫食い対策が必要だったり。
また、メリノウールの性能を維持させるためのケアとして、洗濯時にはネットが必須になります。

2:カシミア
中国やモンゴルなどの寒冷地に生息するカシミヤヤギが厳しい冬を越すために生やす特殊な毛で、保温性・保湿性にとても優れ、軽くて滑らかな肌触りと上品な光沢が特徴です
高級素材としてニットやコートなどに使われますが、毛玉ができやすくデリケートなため、丁寧なケアが必要です。
また、ウールなどに比べ高価であり、水・型崩れに弱い、虫食いなど注意が必要です。

3:モヘア
モヘアはアンゴラヤギの毛から作られる天然繊維で、毛足が長く、絹のような上品な光沢とふわふわとした肌触りが特徴です。
保温性・吸湿性・通気性に優れますが、抜け毛や静電気が起きやすい、デリケートな素材のため基本的にはクリーニングなどの丁寧な手入れが必要、人によってはチクチクするといった点も特徴です。

4:アクリル
アクリルはウールと似た柔らかさと保温性を保ちながら、軽くて虫に強い、洗濯にも強いといった点が特徴です。
一方で、静電気が起きやすく毛玉ができやすい、熱に弱い、吸湿性が低い(汗を吸いにくい)といったデメリットもありますが、発色が良く色落ちしにくいことから、手軽に使えるニット素材として人気があります。



5:コットン
コットンの特徴は、肌触りが柔らかく、保温性、通気性、吸湿性に優れています。
洗濯機で手頃に洗えて毛玉ができにくいといった特徴があります。敏感肌の人や日常使いに最適です
ウールに比べて保温性は控えめですが、その分春・秋・冬と長いシーズン着回しやすく、Tシャツ感覚で扱える気軽さが魅力です。




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ATON/¥10,400(税込)/サイズ:6(XXL位)/オンラインショップを見る

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green label relaxing/¥2,200(税込)/サイズ:S/オンラインショップを見る

また、最近のニットはひとつの素材だけではなく混紡で作られているものも多くあります。

素材同士の弱点を補うことで、着心地と実用性を混紡ニットの魅力であり特徴です。

高級素材がすべていいというわけではありません。

暖かさ、着心地、耐久性、手入れのしやすさ。

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Name./¥11,400(税込)/サイズ:2(M位)/オンラインショップを見る

それらのバランスを踏まえたうえで自分にとっての1着を見つけてみてはいかがでしょうか。

RAGTAG広島店にも様々な素材のニットをご用意しております。
ぜひ店頭に足を運んでみて、実際に素材を触れてみてください。

オンラインショップにもたくさんのニットが掲載されております。
それらを取り寄せて試着するサービスも行っております。気軽にご利用ください。
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