【Mame Kurogouchi】仕掛けを探せ!計算された一着

こんにちは!

RAGTAG広島店バイヤーの加来です。

暑すぎる毎日で気づけば同じようなスタイリングばかりになってはいませんか?

本日は暑すぎて重ね着はできない!でもおしゃれはしたい!!という願いをかなえられる1着をご紹介します!

Mame Kurogouchi 2022年春夏 コレクションよりこちらのトップスです。

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Mame Kurogouchi/¥19,800(税込)/サイズ:2(M位)オンラインショップを見る

私はマメのコレクションの中でもこの2022年と2023年が特に好きなのですが、このシーズンを語る前にブランドをまずはご紹介いたします。

【Mame Kuroguuchi】とは、2010年にデザイナーの黒河内真衣子が設立した日本のブランド。

issey miyakeのA-POCや、パリコレクションの企画やデザインを担当していたという背景を持っているデザイナーです。

「現代社会を強く生きる女性のための戦闘服」というテーマで女性の強さや繊細さをデザインのディテールに落とし込まれており、

日本の伝統技術が追及された独特のシルエットを得意とした唯一無二なブランドです。

また、コレクションのテーマはデザイナー自身が旅先で出会った風景や自然、その時の感情を軸としているというところも面白みがありとても好きです!

デザイナーは長野ご出身で、2021年に故郷で開催された展覧会のに滞在中に長野の春の風景に魅了され着想を得たそうです。

この2022年のコレクションテーマは「land」で、ブランド設立から10年が過ぎ、初心にかえる気持ちも込められています。

曲線美を得意とするブランドらしさもデザインから見て取れるコレクションなのです。

春を思い浮かべるピンク色のこちらのトップスですが、1色ではなく、ベビーピンクから紫がかっているピンクへとグラデーションになっています。

桜が咲いているところから風に乗って散っていくようなシーンを思い浮かべながらデザインされたのかなと想像が膨らみます。

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細部にはマメらしいクルミボタンも。クルミボタンはウェディングドレスに主に使われているまさに「女性のための特別な装飾品」という感じがします。

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後身頃にはないタックが胸あたりに入っており、曲線美も計算されつくしたデザインです。

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袖丈も5分に近く、総丈も長めですが両サイドにスリットが入っています。平置きすると若干前寄りに入っており、ボトムスもすっきりと着用ができます。

二の腕や腰回りの気になるところは隠すことができ、すっきりとした印象に魅せてくれます。

ショートパンツやフレアスカートと合わせるのもおすすめです。

私自身も気づけず見逃している細部があるのでは?と思うほど1着への仕掛けが多く、洋服への愛が感じられるMame Kurogouchi。

ぜひ、広島店でご試着ください。

他にもご用意がございます。店頭の商品でも仕掛けを一緒に探してみましょう!

スタッフ一同心よりお待ちしております。