【JUNYA WATANABE, COMME des GARCONS HOMME】渡辺淳弥

みなさまこんにちは。吉祥寺店の村藤です。

2025年もあと少しで終わりとなりますが、今年はどんな年でしたでしょうか。

私は除夜の鐘の効果が切れたのか、相変わらず購買欲が尽きず今年も無事に破産しております。

 

今年はメゾンのデザイナーが大きく入れ替わり、見ていて面白い年でした。

デムナはGUCCIにアンダーソンはDIOR、グレンマーティンスがMargielaに移り、ドリスは退任、エディは音沙汰なしと一時代が終わったという感じです。

 

ブランドというのは時代と共に日々移り変わるものですが、いつになっても変わらないというか圧倒されるデザイナーが

日本が誇る大デザイナー川久保玲です。

決してギャルソンラバーというわけでもないのですが、homme plusの2025年秋冬は圧巻だったと思います。

「TO HELL WITH WAR」をテーマに、戦争に対するアンチテーゼを表現しナポレオンジャケットなどの軍服やヘルメットと

平和を象徴する花の刺繍や装飾で見事にその反骨精神を表現されていました。 

 

思想をデザインに落とし込むデザイナーは多いですが、デザインを通して思想を投げかけてくるデザイナーは減ってきたように思います。

ファッションの面白さや美しさを改めて実感できた名コレクションだと思うのでご覧になっていない方はぜひ見てみてください。

 

そんな前置きをしつつも今回ご紹介するのはPLUSではなくJUNYA WATANABEと COMME des GARCONS HOMMEです。

いきなりHOMME PLUSには手を出しにくいという方にはカジュアルダウンされていてリアルクローズよりなのでおすすめです。

川久保玲を褒めていたのにまさかのどちらのデザイナーも渡辺淳弥です。

 

そんなわけで一点目はこちら。

COMME des GARCONS HOMME、2024年秋冬よりラムウール天竺パーカーです。

ラムウールを肉厚な天竺編みで仕上げています。暖かく気持ちいい生地感。

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COMME des GARCONS HOMME/¥61.200(税込)/サイズ:XL

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ニットフーディって素敵です。

カジュアルになりやすいフーディをニットの素朴さや包容力がカバーしてくれます。

どこか"いなたい"雰囲気も今のムードにぴったりなのではないでしょうか。

一言でまとめるとめちゃくちゃ可愛いのでぜひ着てみて下さい。

 

二点目はJUNYA WATANABE2025年秋冬よりNew Manualとのダブルネームのデニムジャケット。

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JUNYA WATANABE MAN/¥92.800(税込)/サイズ:XL

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New Manualは2020年に誕生し、「普遍的な服に新しい価値を与える」という考えのもと、

古着やヴィンテージの要素を現代的に解釈し、リアルな経年変化を感じさせるアイテムを展開する日本のブランド。


デニムやスウェットなど、クラシックなワードローブを再構築しながら、現代のシルエットや着心地を追求しているのが特徴です。

 

Levi'sの3RD呼ばれる80〜90年代の名作デニムジャケットを元に、ブラックデニム特有の色落ちや、袖・襟の自然なダメージ、

身頃やアームホールに現れるシワ感まで、長年着込んだかのようなリアルな経年変化を再現しています。

 

身幅やアームホールも現代風にアレンジされているので着やすいデザインだと思います。

大きすぎず小さすぎずジャストなシルエットです。

 

ダメージ加工されたブラックデニムが嫌いな方は中々いないのではないでしょうか。

誰しもかっこいいと思えるデニムジャケットのご紹介でした。

JUNYAといえばデニムなので入門編としても最適です。

 

いかがでしたでしょうか?

RAGTAG吉祥寺店では今回ご紹介させていただいたアイテム以外にもこれからの季節に活躍すること間違いなしのアイテムを多数取り揃えてみなさまのご来店をお待ちしております。

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