【DENIM TEARS】社会派デニム

こんにちは!RAGTAG神戸店の藤居です。

今回は、

DENIM TEARS × 2PAC × OUR LEGACY

のカルチャーマシマシトリプルネームアイテムをご紹介いたします。

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DENIM TEARS/¥63,300(税込)/サイズ:33(L位) オンラインショップで見る

デニムティアーズとは、

トレマインエモリーが立ち上げたブランド。アフリカ系アメリカ人という自身のルーツから、ファッションを用いて、差別、奴隷制度などの社会問題に一石を投じています。

は、シュプリームのクリエイティブ・ディレクターの経験を持ち、あのフランク・オーシャンやカニエ・ウエストなどのコンサルタントも行っています。

また、【No Vacancy Inn】というクリエイティブ集団にも所属し、ファッション、音楽、アートなど、幅広い分野で活動しているすごい人です。

2PACは1990年代を代表するHIP HOPのアーティスト。

HIP HOPに馴染みが無い方でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回は、2Pacの遺産管理団体「Shakur Estate(シャクール・エステート)」の援助を受け、コラボレーションに至りました。

正直アイテムだけを見た時、アワーレガシーの要素なくない?と思われたかもしれません。大丈夫です。私も同じように感じました。

しかし、よくよく見てみるとしっかりと三者の要素がしっかりと入っているので、一緒に見ていきましょう!

まず、目を惹くのはサイドシームに沿って連なるシルバーのスタッズ達。90年代の HIP HOPシーンを想起させるようなギラつき。

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シルエットは、リーバイスの501をベースにしているものの、どこか少し太い気が。

実は、股下から裾にかけて、別のデニム生地を繋ぎ合わせて、リメイクしています。

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しかも、別生地は元地よりかなり甘く織られたライトオンスのデニム生地で、異なった経年変化を楽しむことができます。

このリメイクセンスにアワーレガシーのエッセンスを感じざるを得ません!

また、2PACとデニムティアーズのコラボレーションであれば、より両者のカルチャーが色濃く反映された、90年代を代表するダボダボのデニムが出来上がっている気がしました。

そこをアワーレガシーが参画することによって、モダン仕上げ、今着たい!と思えるシルエットが実現できている気がします。(全て憶測ですが。)

そんな三者の思いが詰まったアイテム。

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当時らしくティンバーランドや、ごつめのスニーカーで合わせるも良し。今っぽくローファーやローテクスニーカーなんかで合わせるのも良しです。

これを履いて『California Love』を聞きながら街を闊歩してほしいです。

2PACについて気になった方は、『オール・アイズ・オン・ミー』という映画で彼の波乱万丈な生涯を追体験できます。

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