『POP UP』【COMME des GARCONS HOMME PLUS】【COMME des GARCONS SHIRT】愛される理由

こんにちは。RAGTAG京都店古川です。


今年もやりますCOMME des GARCONS POP UP!!


もはや祭典と言っても過言ではないくらい、
ご好評いただいてるこのPOP UP。


なんでこんなにギャルソンって人気なんだろうか。


そう思ったときに、私なりの意見ですが
幅広いテイストとライン数であると思いました。


COMME des GARCONS のラインの数は16。
(めちゃくちゃ多い笑)。


しかもその一つ一つのラインがしっかりと"自立した個性"を持っている。


"自立した個性"とは何か。


例えば、PLUSはアヴァンギャルド、JUNYAはワークやミリタリー、DEUXはクラシックなど

各ラインによってテイストが全く違うということです。


つまり、どんな人でもギャルソンを好きになれる理由がある。


これこそがCOMME des GARCONSの特性であり、魅力であると思います。


一つのジャンルに絞ることなく様々な角度からCOMME des GARCONSを提案しています。


全くテイストの異なるラインであると言いましたが、
その根底には一本のCOMME des GARCONSという太い幹があります。


各ラインには確実に川久保玲氏の魂が宿っているような。

言語化が非常に難しいですが、洋服を見ていただければ分かるはずです。



概要はこちら↓


THE CHOICE of COMME des GARCONS』


開催店舗:RAGTAG京都店 1Fウィメンズ、メンズ

開催期間:2022年3月11日(金)~3月21日(月・祝)

営業時間:11002000



是非この機会に、足を運んでみてください。


前置きが長くなってしまいました。


しかし、それぐらいの熱量を持って京都店スタッフ一同、皆さんをお待ちしています。


本日はそんなPOP UP商品から古川が選りすぐりを2点ご紹介。


参ります。


COMME des GARCONS HOMME PLUS トレンチコート
COMME des GARCONS HOMME PLUS トレンチコート



COMME des GARCONS HOMME PLUS/¥67,900(税込)/サイズ:M


こちらは、2019年春夏シーズンの一着。


「クレイジー・スーツ」がテーマのこのシーズンですが、
その名の通りクレイジーなトレンチコート。
(良い意味で言っています)。


ギャザーが十二分に施されており、
最早トレンチコートなのかどうか怪しい。


よくこんな服作りますね(笑)。


川久保氏のクレージーさがこの洋服に表れています。
(再度言いますが、良い意味です)。



COMME des GARCONS HOMME PLUS トレンチコート



前を開けるとこんな感じ。


勿論開けてもカッコいい。



COMME des GARCONS HOMME PLUS トレンチコート



個人的に腕にまでギャザーが入っているところが◎


ちなみにこのギャザーはゴムが入っているので伸縮性抜群。


袖を通した際に、胴体全てに張り付いたような
かなり変態的なシルエットになります。




COMME des GARCONS HOMME PLUS トレンチコート




こちらは後ろ裾の写真。


かなり深くスリットが入っています。


動きの出るトレンチって数少ないので希少かと。




COMME des GARCONS HOMME PLUS トレンチコート



生地は、アセテートとレーヨンの混紡。


生地感はテロテロ系で
光沢感があり、なんとカモフラージュ柄。


ハードなアイテムではありますが、
こういうのに手を出してこそPOP UP甲斐があります。



続いて二点目。


COMME des GARCONS SHIRT シャツ
COMME des GARCONS SHIRT シャツ



COMME des GARCONS SHIRT/¥23,600(税込)/サイズ:L


こちらも、2019年春夏シーズンの一着。


SHIRTラインではおなじみのストライプ柄。


本来は、フォーマルな印象の強いストライプですが、
ギャルソンの手にかかればその概念をぶち壊してくる。


まずは、この異常に長い丈。


ブランドならではの丈の長さで、「レイヤードして下さい」と
言っているようなものです。



COMME des GARCONS SHIRT シャツ



そして最大の特徴は、深すぎる前立て。


しかも1つボタンで、洗練された印象を受けます。


バンドカラーにしている辺りも上手くフォーマルからの脱却が伺える。



COMME des GARCONS SHIRT シャツ



ボタンを開けるとこんな感じ。


身幅もしっかりあるので、
シャツの中にニット、フーディ―を挟んでも◎


何なら、シャツ・オン・シャツでも粋です。



COMME des GARCONS SHIRT シャツ



素材は、キュプラ100%。


本来、裏地で使われることが多いキュプラを敢えて採用。


艶やかな光沢感と透け感でテキスタイルでも崩してくる。


こういう類のアイテムをスタイリングに落とし込んでいる人は、
正真正銘のオシャレさん。


最近だとドリスなんかもロング丈のシャツを出していました。


感度の高いブランド達が提案しているアイテムは説得力がありますね。




以上ご紹介した2点のアイテムはどちらも難易度が高めだと思いますが、
かなりスタイリングの幅が広がります。


是非、店頭でお試しください。



私も今回、ギャルソンのアイテムを使ってスタイリングを組んでみました。


JUNYA WATANABE MAN シャツ スナップ
JUNYA WATANABE MAN シャツ スナップ



シャツ/
JUNYA WATANABE MAN



JUNYAはミリタリーアイテムとの相性抜群なので、フランス軍のF-1ジャケットと合わせました。


冒頭でも触れましたが、ギャルソンはどんな方でも手に取って頂けるアイテムが見つかります。


現に普段ドメスティックブランドを着ない私でも持っています。

みなさんも是非挑戦してみてください。