『POP UP』【White Mountaineering】【FUMITO GANRYU】意思を継ぐもの達。




こんにちは。RAGTAG京都店古川です。



今回は、6月17日(金)からスタートするPOP UPの告知ブログ。



題して、【THE CHOICE OF CDG出身デザイナーズブランド】。



あの日本を代表するCOMME des GARCONS出身のデザイナー達が独立し、立ち上げたブランドのPOP UP。



COMME des GARCONSのPOP UPは京都店でも数回行ってきましたが、
今回のPOP UPは初の試みで、すごく新しい形でのイベントだなと思うんです。



というか、ギャルソン出身のデザイナーズブランドだけでPOP UPが行える程、ブランドが数多く存在していること自体結構異常かと。(笑)



それだけギャルソンの育成力が凄まじいし、そこで経験してきたデザイナーたちの向上心もまた凄まじい。



もはや、COMME des GARCONSはブランド立ち上げの登竜門のような位置づけさえ確立していると言っても過言ではありません。



そこまでのスケールで運営しているブランドは、ギャルソンぐらいなんじゃないかと思います。



そんなギャルソンのデザインチーム内での過酷な競争禍の中で着々と力を付け、自力でブランドを立ち上げるに至った精鋭たちが今の日本のファッションシーンで活躍している。



川久保玲氏のDNAを引継ぎ、それを自己流の価値観でそれぞれの洋服を作り上げています。



そんな数多くのギャルソン出身のブランド達が京都店に集まります。



これは行かない訳にはいかないでしょう。



概要はこちら↓






【THE CHOICE OF CDG出身デザイナーズブランド】



開催店舗:RAGTAG京都店 4F



開催期間:6月17日(金)~6月26日(日)



対象ブランド:sacai、kolor:、White Mountaineering、URU、WELLDER、FUMITO GANRYU






こうして対象ブランドのラインナップを見るとすごいですよね。



是非この機会に、京都店へ足を運んでみて下さい。



そんな6ブランドから今回は、【White Mountaineering】【FUMITO GANRYU】の2ブランドのおすすめ商品をご紹介。



まずは、一点目から参ります。




White Mountaineering シャツWhite Mountaineering シャツ




White Mountaineering/¥14,800(税込)/サイズ:0(S位)




2020年春夏シーズンのベストシャツジャケット。



トレイルランニングやスカイダイビングといった、エクストリームスポーツから着想を得たシーズンで、どこかスポーティな雰囲気を醸し出しています。



White Mountaineeringは"服を着るフィールドは全てアウトドア"をコンセプトに掲げていますが、
これは、デザイナーである相澤陽介氏がアウトドア好きで、その時に着る洋服がメンズのファッションの中で一番好きだったからだそう。



たしかに、アウトドアシーンで着る洋服ってスマートな感じでカッコいい。



このシャツジャケットもぱっと見でもうカッコいいですよね。



ただ細かく見ていくと、魅力が増してきます。





White Mountaineering シャツ





やはり一番の特徴は、このメッシュベストのドッキング。



3段にも連なったポケットはワークっぽさもありますが、メッシュ素材によってスポーティーさを演出しています。



フラップ部分のみナイロン地で仕上げてくるあたりがブランドっぽいし、素材使いの上手さが表れています。




White Mountaineering シャツWhite Mountaineering シャツ




ちなみに襟とヨーク部分もメッシュ切り替え。



ベストだけメッシュだと分かりやす過ぎるから、こうやって他にメッシュを散らばせて上手くベストを溶け込ましている。



こういうところにギャルソン臭を感じてしまうのは私だけでしょうか。



相澤氏は、5年間ジュンヤワタナベの企画生産部に勤めていた経験があります。



そこでの経験が洋服に投影されている気がしてなりません。




White Mountaineering シャツ




あくまでも"シャツ"ジャケットなのでしっかりカフスも付いてます。



ただ、スナップボタンにしてよりアウトドアな印象を与える仕様に。



先程、ジュンヤでの経験があると言いましたが、個人的にジュンヤはバランス感に長けているイメージをもっています。(誠に勝手ながら)



そのバランス感がホワイトにも感じてしまう。



これは偶然の一致ではなく、確実にDNAとして受け継いだある種のファッション的遺伝ではないかと。



是非羽織りに来てください。




続いて、二点目。




FUMITO GANRYU パンツ
FUMITO GANRYU パンツ




FUMITO GANRYU/¥16,000(税込)/サイズ:2(M位)



2008年よりギャルソンのラインの一つである「ガンリュウ」を10年間務め、2017年に自身の名を冠したFUMITO GANRYUをスタート。



ギャルソンのラインの一つを任される程の腕前だからカッコいい服を作るのは当たり前。



勿論、このスイムショーツもそんじゃそこらのショーツとは違います。




FUMITO GANRYU パンツFUMITO GANRYU パンツ




こちらは前後のウエスト部分の写真。



同じ写真が続いているということは、前後同じディテールということ。



つまり、前後ろどちらからも履ける仕様で、どんなに急いでいても前後ろ逆で履き違えることはありません。




FUMITO GANRYU パンツ




こちらは前ウエスト付近の写真。



スイムショーツにタック入りという珍しいディテール。



"ガンリュウ"時代はストリートと称されていましたが、"フミトガンリュウ"になるとどこかラグジュアリーな雰囲気が漂ったコレクションを発表しているように思える。



デザイナー自身もそれを公言していて、ラグジュアリーは言い過ぎかもしれませんが、ナイロンの光沢感といいそれに近い綺麗さを感じさせます。




FUMITO GANRYU パンツFUMITO GANRYU パンツ




両サイドには、Dカンが付いていてチャームとかストラップとか付け放題。(お好みで)



ウォレットチェーン付けてブランドの意向に沿ったラグジュアリーを自分で再現するのも良さそう。




FUMITO GANRYU パンツ




こちらは、ショーツが左右に別れた写真。



こんなに不可解な文章があるかと打ちながら突っ込みたくなりますが、文字通りで左右真っ二つにできます。(笑)




FUMITO GANRYU パンツ




実は、股のジップが一周していて、左右で分けられるという訳です。



私も最初は気づかなかったんですが、よくよく見るとこんなんになってました。



一番か分かりにくいところに、一番派手なディテールをもってくる。



「流石にこれ要るか?(笑)」と思ってしまいましたが、よくよく考えると無駄と思えるようなディテールばかり。



前後で履けたり、スイムウェアのくせにタック入りだし、両サイドにDカン付いてたり。



めちゃくちゃ無駄ですね。(笑)



でも、ふと思い出すと、ファッションって無駄を楽しむという側面もあるなって。



"究極に無駄を省いたミニマルな美学"とは対照的に、"究極に無駄を詰め込んだごちゃまぜの美学"。



美しいという言葉が似合うのは前者の方だと思うのですが、ファッションというフィルターを介してみると実は美しいのは後者の方じゃないかと。



その美学のパイオニアがCOMME des GARCONSだと思うんです。



こんなん着れねぇよって思っちゃう洋服を毎シーズン途切れることなく発表してますよね。



無駄が多い服を着ている時が、一番ファッションしてるなぁっていう感覚は、皆さんもあるのではないでしょうか。



FUMITO GANRYUもそれと同じでCOMME des GARCONSのファッション的遺伝を感じました。



そんなことを思っているのは私だけかもしれませんが。(笑)



皆さんともそういった会話をして楽しんでいけたらなと思います。



是非店頭でお試しください。





White Mountaineering シャツ FUMITO GANRYU パンツ




今回紹介したのは6ブランドの内のたったの2ブランド。



他にもまだまだ語り尽くせぬほど良い物がたくさんあります。



POP UPは、様々なブランドに触れられるチャンスです。



せっかくですから今回は、COMME des GARCONS出身というのを前提として、もう一度各ブランドについての再解釈をして頂きたい。



きっと新たな発見があると思います。



ではまた。