みなさん、こんにちは
ルクアイーレ店の服部です。
いつもショップブログをご覧いただき、ありがとうございます。
9月に入り、日が落ちると涼しくなってきましたね。
秋冬物が本格的に立ち上がり、そろそろ上着を探してみようかな?
と考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
今回は今年の春夏から、秋冬までトレンドアイテムとして、多くのコレクションでも見られました。
「MA-1」がルクアイーレ店に入荷しましたので、ご紹介させていただきます。
JOHN LAWRENCE SULLIVAN/¥27,500(税込)サイズ46(M位)オンラインショップで見る
世界的にも高い人気を誇る日本のデザイナーズブランド。
知っていらっしゃる方も多いと思いますので、簡単にブランドの略歴をご説明いたします。
デザイナーである柳川荒士さんは元プロボクサーという異色の経歴を持っており、
引退後、イギリスに飛びテーラリングの技術、本場の技を目にし、感銘を受けたことで、
自身のブランドを立ち上げました。
ブランド名の由来は過去に実在したプロボクサーの名をつけたことは、有名な話だったりします。
こちらのアイテムが展開されたのは、2018年の秋冬のコレクション。
大きなテーマとして、キーワードが二つ挙げられていました。
一つは「二面性」インスピレーションとなったのは海外のサスペンスやホラー映画です。
PSYCHOPATH(サイコパス)PSYCHO KILLER(サイコキラー)のように表裏を欺く二面性という抽象的な意味を
アイテムに落とし込むという、単純にどこからそんな発想がくるの?と思わず感じてしまいます。
具体的には一つのアイテムに異なるジャンル、テイストを連想させる生地使い、切り替え、違和感を感じさせるデザインによって、
ブランドらしい美しさと強さが表現されていました。
二つ目のテーマは実際のアイテムの、細かなデザインをお見せしながら、
ご紹介させていただきます。
アイテムのデザインソースはブランドがデザインを変え、
毎シーズン定番で展開を行っている、MA-1。
採用した生地はポリエステルとコットン。
光沢度の高いポリエステル糸の比率を高め、通常のMA-1特有の光沢よりも目を惹く仕様となっています。
全体にリフレクターを施したかのような、インパクトのあるデザインですが、
表地はブラックのワントーンで彩ることで、
やりすぎない、でもモードな雰囲気を漂わせる。代えの効かない仕様となっています。
そして、前述でちらっとお話ししました、二つ目のテーマですが、
キーワードは「クラウチング」ボクシング用語で、いわゆる戦闘態勢、
試合時の構えを意味します。
それが、どこに表れているのか、それはMA-1ならではのディテールに落とし込まれています。
まず、本来肩の真上にデザインされる、エポーレット、それが前のめりに付けられています。
さらには両横腹に設置されるフラップポケットなども、カバーオールのように前方に。
アームのシガレットケースも同様、前から目視できる位置に施されています。
二つ目のテーマである、「クラウチング」、いわば前のめりになった体勢をアイテムのディテールを
前めに付けることで表現しています。
強めの光沢感のある生地は、ドレス、エレガントな雰囲気を連想させますが、
ブランドのDNAである強さも表現するという、
シーズンのテーマを色濃く反映させた名アイテムといえます。
また、全体のシルエットはアーム、身幅共にゆとりをつくり、
上半身に膨らみを持たせたトレンディなシルエット。
中綿にポリエステルを用い、裏地はMA-1を忠実に再現しSOSカラー、
日本のタウンユースに優れた保温性も魅力です。
着丈は前後で長さを変えた、これまた前のめりなつくりとなっています。
背面は短めにデザインされているため、ロングシャツや柄アイテムをインナーに採用しても決まります。
昨今の90年代のスタイルブームにマッチするうえ、定番物とは違う一癖も二癖もあるので、
秋冬の主役アウター候補にいかがでしょうか?
最後に、今回ご紹介させていただいたアイテムを用い、コーディネートを組んでみました。
シャツ:DRESS DOWN/¥22,000(税込)/サイズ M オンラインショップで見る
パンツ:JOHN LAWRENCE SULLIVAN/¥23,100(税込)/サイズ ー(M位)オンラインショップで見る
パンツにフルレングス、ストレートシルエットのプレススラックスを採用することで、
インナーのアナーキーシャツとの一見奇抜な組み合わせを軽減。
パンク×グランジのミックススタイルで合わせてみました。
幅広くパンツのシルエットに対応できるため、様々な組み合わせがお楽しみただけます。
他にも、幅広いブランドアイテムを多数、取り揃えておりますので、
是非、店頭にお越しくださいませ。
みなさまのご来店、心よりお待ちいたしております。