《A.P.C. ENROUTE》ミリタリーの定番「カーゴパンツ」

こんにちは、RAGTAG名古屋パルコ店の後藤です。

本日は「カーゴパンツ」にフォーカスを当ててのご紹介です。

そもそもカーゴパンツとは。

カーゴシップ(貨物船の船員)がはいていた作業用パンツが原点。

1940年代には軍用のパンツとして転用されミリタリー色が強まっていきます。

現在のカーゴパンツのベースとなったとされるのは、1942年にアメリカ軍で使用された「M-42」とされ、最も馴染みが深いのが1951年に誕生した「M-51」。その後イギリス、フランスなど世界各国で採用され年代や国によって仕様が異なることからも、マニアも多いジャンルとなります。

その最大の特徴は側面の大きなポケット。全部で6つのポケットがあることで、「6ポケットパンツ」という名称で呼ばれることも。

ミリタリーアイテムの定番として人気を誇り各ブランドがサンプリングしたアイテムをリリースすることからも古着、新品の垣根を越え親しまれるアイテムといえます。

今回は2ブランドで「カーゴパンツ」をご紹介いたします。

まず1つ目はこちらのブランド。

A.P.C. カーゴパンツ

《A.P.C.》

1987年にデザイナーのジャン・トゥイトゥが立ち上げた、フランスで誕生したブランド。

フレンチカジュアルの代名詞的ブランドで、ベーシックで機能的な日常に寄り添うようなアイテムの展開が特徴的です。

ある種、脱個性的で着る人を選ばいないブランドですが、それが逆に着る人の個性を最大限引き出してくれます。

A.P.C. カーゴパンツ

¥7,400(税込)/サイズ:S

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A.P.C. カーゴパンツ

A.P.C.らしいシンプルですっきりとしたデザインが特徴的なカーゴパンツ。

A.P.C. カーゴパンツ

A.P.C. カーゴパンツ

無駄のないシンプルなデザインにカーゴパンツの特徴であるカーゴポケットが付いたディテール。

野暮ったくなりがちなカーゴパンツを上品に昇華したブランドらしさが魅力的です。

A.P.C. カーゴパンツ

裾にかけてテーパードしたすっきりとしたシルエット。

もも周りの程よくゆつたりとしたシルエットがカーゴパンツの雰囲気を残しながらも、テーパードの効いた裾周りがオリジナルにはないアレンジです。

ローファーや白スニーカーと合わせてフレンチカジュアルスタイルで、ブランドの世界観を楽しむコーディネートがおすすめです。

2点目はこちら。

EN ROUTE カーゴパンツ

《EN ROUTE》

ユナイテッドアローズによる「Wearble Tokyo」をコンセプトにファッションよスポーツの観点から都会に住むメンズ、レディースへ向けた新しい価値を創造、発信するブランドです。

コントラストの異なるアイテムを組み合わせたミックススタイルが特徴的です。

EN ROUTE カーゴパンツ

¥5,800(税込)/サイズ:3(L位)

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EN ROUTE カーゴパンツ

やや肉厚なポリエステル素材を使用したカーゴパンツ。

ウールのような生地感のポリエステル素材を使用し、スポーティな生地使いでありながらも上品な雰囲気を感じられる点がブランドらしい一本です。

EN ROUTE カーゴパンツ

ウエストにはタックが入ったデザイン。

カジュアルなカーゴパンツの雰囲気をがらっと変えるクラシックなディテールでジャケット等のキレイ目アイテムとも相性抜群で洗練された雰囲気を作り上げることができます。

EN ROUTE カーゴパンツ

EN ROUTE カーゴパンツ

裾部分はドローコードが搭載されたディテール。

カーゴパンツの特徴的ディテールの一つです。

裾を絞ることで丸みを帯びたシルエットになり、コーディネート全体の雰囲気を大きく変えることができます。

DAIWA PIER39 カーゴパンツ

DAIWA PIER39 カーゴパンツ

Pants:DAIWA PIER39

※全てスタッフ私物

ファッションアイテムの定番となったカーゴパンツ。

今回は速乾性に優れた素材のカーゴパンツを着用。アウトドアとミリタリーの要素が融合した土臭い雰囲気はブラックのカラーで締めると、都会的な雰囲気で着こなすことができます。

ミリタリーの定番「カーゴパンツ」。

ぜひ店頭で自分だけの一本を探してみてください。

みなさまのご来店、心よりお待ちしております。