2025年、様々なブランドからメンズのスカートが注目を集め始めました。
インポート、メゾン、国内だと新進気鋭のブランドなど様々発表されています。
徐々に市民権を得られているメンズのスカートは、来年には定番化するのではないでしょうか?
スカートとパンツのレイヤード。
ちょっとおしゃれなエリアで、少なからず一人はその様なスタイルをしている人をよく見かけます。
しかし、そのスカートをよく見てみると全面にプリーツが施されていたり、
古着?か何かのレディースのスカートをそのまま上に巻いています。
ジェンダーレス化が進み男性と女性の境目が前の時代より薄くはなったものの、
スカートをいざ身につけるのであれば、
『男性らしく着こなしたい』
と僕は思ってしまいます。
『スカートが女性の服』、という世間一般の固定概念が消えることはないでしょう。
ファッション、服が好きでスカートを身につけたい。
ただ、フェミニンには寄りすぎたくない。
そんな我儘を叶えてくれるスカートがこちらにあります。
NAM/¥11,600(税込)/サイズ:2(L位) /オンラインショップで見る
ブランド名、「NAM」。
デザイナーの難波佑馬さんは、セレクトショップLANTKIで、バイヤーとディレクションを担当していた経歴の方です。
関西の服好きであれば誰もが知っている有名ショップです。
活動の幅を広げるため、LANTIKIを卒業しNAMを立ち上げました。
古巣となったLANTIKIは惜しくも今年の8月に閉店してしまいましたが、
そこでの経験やデザイナー自身が好きな古着をベースに服を作られています。

今回のご紹介アイテムは、古着の定番パンツであるダブルニーを横にぶった切りそのままスカートとしてデザインに。
また、生地の段階でデニム地にオパール加工を施しており溶剤によって生地が溶けています。
表情はボコボコとした月のクレーターのよう。
裾はカットオフの仕様など、見た目だけで荒々しい雰囲気です。
使い込んでいくとダメージなどがより活発化。
古着のダブルニーといえばアメリカの某ブランドが思い浮かぶ訳ですが、
そのブランドマークをサンプリングした真鍮のオリジナルチャームが付いています。
マークの位置も同じで古着好きを唸らせるデザインです。
またフロントがボタンフライなのもいいですね。
動くたびにチャームがキラキラ鈍い光りを放つのは愛くるしさを覚えます。
※NAMのアイテムには全てこのチャームが付いています。
スカートだったとしても、デザインソースやディテールでこうも男らしいものに昇華することができます。
ディテールの紹介を終えましたが、本題です。
『じゃどうやって着るの?』
簡単、
いつものスタイルに巻くだけ。
ベースの生地がデニムになっているので、どのような素材とも相性抜群。
スカートあるあるの、『ポケットがない問題』も5ポケットを採用しているので安心。
さらには、ベルトループ付きでパンツと合わせてベルトの二重巻きも楽しめます。
巻いて鏡の前に立つと、いつもの自分が違うみたいに。
でもいつもの服に巻いてるだけ。
新鮮な錯覚を感じます。
これからはアウターが活躍すると思います。
代わり映えしないお持ちのアウターも見たことない表情に。
巻くだけでいいんです。
いつもの日常をより楽しませてくれる素敵なスカート。
巻いてみてください。

