【JUNYA WATANABE MAN, Yohji Yamamoto POUR HOMME】夏を楽しむ服

みなさんこんにちは。なんばパークス店の松村です。

年々四季の移り変わりが早くなっていますが、今年は「春」を感じられる気温が続いています。

ただ、日中は「夏が通ります」というサイレントが鳴り響いているような暑さがありますが。

夏になるとTシャツ一枚という方も多いのではないでしょうか?

もちろんそれも楽しいですが、少し手数を増やすとさらに楽しんでいただけます。

そんな夏を楽しむ洋服を2着ご紹介します。

まずは鮮やかなブルーが特徴のこちら。

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JUNYA WATANABE MAN/¥31,400(税込)/サイズ:S/オンラインショップを見る

ブランド:JUNYA WATANABE MAN

誰もが知る名ブランドです。コレクションでも毎回コラボが話題となっていますね。

今回ご紹介するブルゾンはコラボアイテムではありません。

夏にブルゾン?と思われる方も多いかもしれません。私も「通年着用できます!」という名台詞は信用していません。

こちらのブルゾンも、気温が30度を下回る時期・時間にハイパフォーマンスを発揮します。23度~29度くらいでしょうか。

素材はリネン100%。リネン吸湿性・速乾性・通気性に優れた夏を代表する素材です。その独特の風合いから、経年変化も醍醐味の一つ。

そもそもリネンは夏の高級素材として扱われています。いろんなショップ・ブランドが「リネン混・リネンブランド」と銘打つのも良く分かります。

こちらのブルゾンもリッチなリゾート感を感じられます。真っ白のパンツに合わせたくなる空気感。単なる「アメカジ」にならないのがすごい。

形やディティールを見てみましょう。

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袖口には生地が切り替えられています。エルボーパッチ的な当て布の意味と、デザインとしても素敵だと思います。

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バックも袖口と同素材で切り替え。襟後ろの紐を壁のフックにかけて、家を出る前にさっと羽織りたいですね。


2着目はこちら。

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Yohji Yamamoto POUR HOMME/¥19,200(税込)/サイズ:2(S位)/オンラインショップを見る

ブランド:Yohji Yamamoto POUR HOMME

ビビットな色味が目を惹く一着。素材はキュプラ100%

こちらも長袖のアイテムですが、接触冷感のある素材なので快適にご着用いただけます。

スーツの裏についている、あの生地です。触るとヒヤッとします。主な特徴としては上品な光沢感、吸湿性・放湿性、また同じ再生繊維のレーヨンより高い耐久性。
どれも高温多湿な日本の夏には相応しい特徴。

裏生地として有能なだけに、あまり表生地としては使用されませんがファッションとしても十分に活躍するはず。

Yohji Yamamoto POUR HOMMEはデザイナー山本耀司の考える男性観が強く表現されたライン。黒を基調としたアイテムが多いため、色を使ったアイテムは特に気になります。

ただ着ていただくと、山本耀司が考える美しさが詰められていることを体感できます。縦に流れた美しいライン、キュプラの重みを活かした上品なドレープ感。

サイドには少し大きめのスリットが入っていて、生地が風になびく姿が想像できます。

ディテールはこんな感じ。

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襟は少し中央からズレた位置に設定されています。締めて着るのも良いですが、開けてきるとより違和感を楽しめるディテール。
襟の長さも左右で異なります。シンメトリーを好む日本人から逸脱したデザイン。

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左胸辺りにはコットン100%の生地であて布が施されています。縦への意識をより強めるデザイン。第一ボタン・第二ボタンはベージュなのに対して、黒のラインが交わる辺りからはボタンも黒色に変化。


いかがでしょたでしょうか?

今回ご紹介した2着以外にも、コムデギャルソン・ヨウジヤマモト系列のブランドを幅広くお取り扱いしております。
もちろんお買い取りも大歓迎。時代を超えて愛される2ブランドは年代問わず高価買取いたします。ぜひご相談ください!