【NIGEL CABOURN】着やすいミリタリーウェア

こんにちは。

日本橋高島屋店の関口です。

今回ご紹介するのはこちら。

1.JPG

NIGEL CABOURN/サイズ52(XL位)/ ¥23,100(税込) オンラインショップで見る

イギリス人デザイナーのナイジェル・ケーボン氏が手掛けるブランドで、ヴィンテージのミリタリー、ワークウェアのデザインから着想を得たアイテムが多いのが特徴です。

こちらもその中のひとつで、第二次世界大戦中に海軍と海兵隊のパイロットが着用していた1930年代後半辺りのフライトジャケットからインスピレーションを受けているデザインです。

n2.JPG

同素材のエルボーパッチ付き。

因みにエルボーパッチの起源はハンティングジャケット(狩猟用に着用するジャケット)で、肘を地につけて銃を構える際に擦り切れを防ぐ補強のためのディテールとして誕生したものです。

ここまでダラダラと歴史や起源について語ってはいるものの、憲法が改正されない限り日本国民は戦争はしませんし、

動物を狩るために肘を地につけて銃を構えることはおそらく大半の方は未経験だと思います。

結局いま私たちが着れる服なのかという話ですが、

当時このフライトジャケットは着やすいかつ軽いということで、太平洋戦争で活躍した航空機乗組員の間では絶大な人気を誇ったともいわれていたため、

約80年前の人も、これから春を迎える人も、着やすくて軽い服を求めているわけです。

その点、ナイジェルはヴィンテージウェアを現代の衣服として昇華するのが上手ですね。

n3.JPG

例えばこの襟の形。

ミリタリーウェアというものはどうしても武骨さが際立ってしまいますが、ラウンドカラーと呼ばれるこちらの形は文字通り丸みを帯びており、柔らかい印象を与えてくれます。

n4.JPG

カモ柄にもいくつか種類があります。

こちらはダックカモと呼ばれており、通常のカモ柄よりも柄が大きく丸みもあって可愛げがあり、より着やすいと思います。

まだまだ春本番と言える気温ではないですが、そろそろライトアウターの購入を考えてみてはいかがでしょうか。

是非店頭でお試しください。