こんにちは、心斎橋店バイヤーの林です。
本日は、最高の青パジャマを一枚紹介いたします。
ブランド:BOURRIENNE PARIS X(ブリエンヌ パリ ディス)
ブリエンヌ。
あまり聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
名前からして上品そうなこのブランドは、シャツを作るブランド。
中世ヨーロッパの男性が下着として着用していたものをベースに、シャルル・ベグベデと女性デザイナー セシル・フォシュールが作る丁寧なシャツブランド。
シャルル・ベグベデは王族の子孫らしいです。
女性デザイナーが作るメンズは、女性が感じる男性の魅力が洋服に現れていて元々好みです。
王族が作るメンズは、あまり知りませんが
上品に決まっている。
まとめると、女性デザイナーと王族の子孫が中世ヨーロッパの男性服をベースに
"シャツ" を作っています。
かっこいいに決まっている。
そんなブランドがパジャマを再解釈。
モデル:BOURRIENNE CREPUSCULE BLUE リネンシャツ/¥25,600(税込)サイズ/3(L位)
雰囲気抜群。
インディゴとはまた違った良いブルー。
スモーキーな青色にこのパイピングでしっかり縁取る。
涼しげな色。褪せるのが楽しみです。
少しラフだが着てみると意外とそうでもないな。と思える色。
意外とそうでもないな。は色味だけではありません。
ディテールがとにかく細かい。
手仕事によって粒立てあげられた細かいギャザー。
ヘムガゼットの刺繍。
パジャマを着ていて尚、背筋を伸ばされそうな感じ。
袖を通した人を律してくれます。
だけど、生地はもちろん緩い。
古着だということもあって繊維も折れていてものすごく着やすいです。
今年の夏の選抜になってくれるはずです。
こだわりを持って作られた服を、こだわりを持って買う。
眠くなりそうなほど着やすいこのシャツは、楽だけど決して汎用性が高いわけではない。
一筋縄ではいかない感じもまたコーディネートに頭を使うきっかけになります。
上手く着れれば装いに整いと、奥行きと、大人の余裕が生まれるはずです。