【SAINT LAURENT PARIS】男心を擽るライダース

みなさまこんにちは。

天神ヴィオロ店の田村です。

近頃は涼しくなりようやく秋らしい季節になってきたので、そろそろ私もアウターやジャケットを探さなければなりません。

そこで今回は「モードの帝王」と呼ばれ、幅広い世代から支持を受ける【SAINT LAURENT PARIS】とはどういったブランドなのか、そして当店で取り扱っている秋冬におすすめのジャケットをご紹介させていただきます。

まず初めにブランドの歴史に触れていきたいと思います。

創設者のイヴ・サンローランは、21歳という若さで【Dior】のデザイナーとして頭角を現します。

その後自身のブランドを設立します。

彼のデザインは、オートクチュールの伝統的なエレガンスを守りながらも、現代女性の生き方や社会の変化を反映した革新的なものでした。サンローランは常に時代の空気を敏感に感じ取り、1960~80年代の女性像を次々に提示しました。彼の服は知的で、官能的で、強く、美しい。多くの女性達に「自分らしく生きる勇気」を与えたのです。

イブ・サンローランが「モードの帝王」と呼ばれるのは、❝女性の生き方そのものをファッションで表現した❞からです。単なるデザイナーではなく、時代を動かした思想家・芸術家として評価されているのです。

そして【SAINT LAURENT PARIS】を語るうえでもう一人のデザイナーについてお話させてください。

そのデザイナーの名前は「エディ・スリマン」です。

彼がサンローランで提案したスタイルは、ディオールオム時代同様に「ロック」と「少年性」を徹底的に追及したコレクションで、パンク・モッズ・グランジ・ハードロック・ヒッピー・ロカビリー・ニューウェーブ・スカ・グラム...といった「ロック」と結びつくストリートカルチャーとラグジュアリーを融合させたコレクションたちは依然としてスーパータイトなシルエットな作品たちでした。

ストリートらしさを感じさせるエディらしいアイテム達は一見サンローランというビッグメゾン、ハイファッションには相応しくないように思えるため、あまりにもエディ過ぎる、サンローランを全く別のブランドに変えてしまった、と否定的な意見を挙げる人も少なくはありませんでした。

以上のサンローランの歴史を踏まえて紹介させていただく商品がこちら。

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SAINT LAURENT PARIS/¥267,900(税込)/サイズ:48(L) オンラインショップで見る

こちらのアイテム「L01 MOTORCYCLE JACKET」は、エディがデザイナーを務めて2013年春夏に登場し今や定番となったダブルライダースジャケット。

コンパクトサイジングにエポーレット、3つのジップポケット、ベルトループをあしらったウエストバンド、ジップカフスなどの無骨なディテールを採用したレザーライダースの最高傑作です。

ディテール.JPG背面.JPG

ところどころのディテールからパンク、ロックを感じさせられます。

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エイジング加工が施されているのも渋いです。

いかがだったでしょうか。ちなみにこちらのアイテム、同じものを当店でサイズ違い(ウィメンズ扱い)で展開させていただいておりますので、ジャストサイズで着用したいという方にはこちらもおすすめです。 オンラインショップを見る

そして現在RAGTAG、rt全店舗とオンラインショップでアウターフェアを開催しております。期間中、アウター類はすべて10%OFFとなりますので、この機会に天神ヴィオロ店に、冬を共に過ごすアウターを探しに足を運んでみてください。

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それではみなさまのご来店を心よりお待ちしております。