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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

ARTS&SCIENCEの
シューズと革小物
バイヤーのファッション偏愛

RAGTAG 渋谷店 バイヤー KOYAMA

RAGTAG 渋谷店 バイヤー KOYAMA

■捨てられないもの
[ARTS&SCIENCE(アーツ&サイエンス)]

ソニアパークさんがディレクションする[アーツ&サイエンス]。店内にはこだわり抜かれた、ご自身がよいと思った好きな物だけ。洋服や小物、日用品、器などから什器までこだわりのつまった品々が揃っていて、あっという間にその空間に魅了されていました。「消耗品としてではなく捨てられない物」として出したいというポリシーに私はとても惹きつけられました。

■名品“サイドゴアスリッポン”

アーツ&サイエンス サイドゴアスリッポン

定番アイテムでもあるサイドゴアスリッポンです。こちらのモデルは2016年頃に発売されました。イギリス原産クロムなめしで、南アフリカの天然アンテロープの皮を起毛面を使えるようなめされていて、オイルワックスで仕上げられています。天然アンテロープの皮は野生動物とあってワイルドな印象で独特な表情と質感ですが、なめすことによって上品で高級感を醸しだしています。とにかくこだわり抜かれている一足です。クロムはタンニンと比べて変色・変化が控えめでメンテナンスを頻繁に行う必要がないことも魅力の一つ。アンテロープの革は水や汚れにも強くその上オイルワックス仕上げも施され、ソールはビブラムソールを使用しているので丈夫で耐久性にも優れていて、雨の日に履けるというのも嬉しいポイントです。見た目は少し重めな印象を受けますが、スニーカーの様な軽快さに綺麗な流線型のようなフォルムが計算し尽くされており、実は多様なスタイリングにも取り入れやすいんです。

■愛着の湧くマルチな革小物

アーツ&サイエンス 革小物

厳選された革を使用されている革小物。毎シーズン楽しみにしているアイテムの1つです。革は経年変化が楽しめるのが醍醐味でもあります。ポーチにしても色、サイズとバリエーションも豊富で、用途に合わせて何に使おうかなと考えながら選ぶのがとても楽しいです。私が特に魅了されたのがブックカバー。毎シーズン展開されているアイテムなのですが、2017年のクリスマスシーズンに発売されたこのブックカバーは、雪を意識してレザーの上に白くコーティング加工が施されています。使用していくことでコーティングが馴染んでいき、通常の革とはまた違った経年変化が楽しめるようになっています。今ではかなり馴染んできていい風合いになっており大満足です。

■使用したからわかる満足感

アーツ&サイエンス 革小物

[アーツ&サイエンス]は私にとって、日常を満足させてくれる品々であふれています。 決してお安い品物ではありませんが、スタッフの方が一つ一つ丁寧に魅力ある説明をしてくださるのでつい手に取ってしまいます。 日本にとどまらず世界各地の職人さんによる工芸品を展開、紹介されて良い物を伝えていくこともされていて、これからもとても楽しみがつきません。

アーツ&サイエンス スタイリング

KOYAMA

元々ファッションが大好きで学生時代に立ち寄った、下北沢にある小さなお店がRAGTAGとの出会いでした。それから早いもので入社し20年以上が経過、バイヤー歴も20年を超えてます。これからもたくさんのお客さまと出会い品物を介してたくさんのいいものを伝えて行きたいと思っています。

BUYER'S VOICE

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