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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

STUSSYの
”ビーズマスター”
バイヤーのファッション偏愛

事業推進チーム NAKAJIMA

■雑誌で見た憧れの[STUSSY(ステューシー)]

RAGTAG NAKAJIMA

雑誌から発信されるカルチャーに魅了されていた10代のころ、[STUSSY(以下、ステューシー)]は当時のクラブカルチャーの最先端として雑誌で紹介されていました。ちょっとオーバーサイズでアンダーグラウンド感が出ている雰囲気が、少年の私の目には眩しく映っていたのを覚えています。

ステューシー ジュエリー

その後[ステューシー]を買えるようにもなりましたが、本当に欲しかった“憧れ”はその時より少し前に発売されたアイテムでした。今回紹介するのもそのうちの一つ、「ビーズマスター」です。当時雑誌でかっこよく手首に着けられているのを見て、少年の自分にビビッと刺さりました。

■自分の中での名品“ビーズマスター”

ステューシー ビーズマスター

その当時はまだネットでの中古販売などは無い時代でしたので、過去の商品を買うのは難しいことでした。そんな中、2000年代初頭に[ステューシー]から正式に「ビーズマスター」の復刻発売がされました。復刻版の定価が33,000円位で、本当に欲しい人以外はちょっと買いにくい値段設定だったこともあり、一般的には需要は少なめなアイテムではあります…。(インスタで検索してもちょっとしか引っかかりません!)が、逆にそのくらい“知る人ぞ知る”アイテムの方が、人と被らなくて良いかなと思って、楽しんで身に着けています。なにより、これは私にとっての“憧れ”だったので。

ステューシー ビーズマスター

このブレスレットには、シルバーのビーズ一つ一つに”STUSSY”や”愛”などの文字が刻まれています。シンプルだけどメッセージ性のあるところも、気に入っているポイントです。

■今でも第一線にいる[ステューシー]

ステューシー ビーズマスター Tシャツ

[ステューシー]は2020年にブランド設立から40周年を迎えて、今では世代を超えて愛される人気ブランドです。これだけメジャーになっても、第一線で価値が落ちないブランディングは素晴らしいです。
私が最初に[ステューシー]を買い始めてから25年が経ちましたが、今でも新品・古着を問わず気になったものがあったら買ってしまいます。過去のアイテムから見渡してみても、ずっとかっこいいのがブランドの魅力のひとつだと思っています。振り返ると「G-SHOCK(ジーショック)」とコラボをした1997年位から、その後の[NIKE(ナイキ)]とのコラボの始まり、エディション物のGORE-TEX、裏コラボのTシャツなど、話題が尽きることはありません。近年だと[ステューシー]×[NIKE(ナイキ)]エアハラチもカッコ良かった…。
[ステューシー]はきっとこれからもずっと好きなブランドです。

ナイキ スニーカーのスタイリング

NAKAJIMA

カルチャーとリンクしているファッション好きが高じて1999年に入社。長年ファッションに携わっているので、過去から現在までのファッションの成り立ちを把握しているのが強みです。ストリートブランドのアーカイブ品のことならお任せください。

BUYER'S VOICE

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