RAGTAGスタッフの気になるバッグ、その中身。RAGTAG 渋谷店 MOCHIZUKI

RAGTAGスタッフの気になる
バッグ、その中身。

ファッションを愛するRAGTAGスタッフは、毎日どんなものを使ってる?毎日使うバッグ、その中身はその人らしさがぎゅっと詰まっている気がします。その人のライフスタイルや、普段お店では見られない意外な一面ものぞけるかもしれません。

今回見せてくれるのはこの人!

ストーリーや作り手の
こだわりを大切に。
RAGTAG渋谷店 MOCHIZUKI

RAGTAG 渋谷店 MOCHIZUKI

■持ち物こだわり3か条

・ビジュアルのよさ、長く愛用できること。
・機能性も兼ね備えていること。
・作り手のこだわりが感じられるもの。

■愛用のバッグ

BLUELUG 定番のバックパック

ブランド:BLUELUG
モデル:定番のバックパック

「一見シンプルなデイパック、ビジュアルはまさに定番、汎用性の高いデザイン。 シンプルな中には計算されたこだわりがたくさん詰まっています。色々なバッグを所有しては手放してを繰り返して出会ったのがこのデイパック。ピルグリムサーフ+サプライでPOPUPイベントをやっている際に知った、「BLUELUG(ブルーラグ)」という自転車屋さんが手掛けるバッグです。自転車屋さんならではの発想により、自転車乗りのために開発されたデイリーユースなバッグは、安心の日本製というところもポイント。」

渋谷店 MOCHIZUKI BLUELUG バックパックを背負った様子   

「魅力はやはり、このサイズ感、通常のデイパックにある形ながらも、やや大きめのサイズで、手前のポケットも大きく、物をたくさん入れても余裕がある収納力。仕事にももちろん毎日使いますが、釣りが趣味な私としては、プライベートでも荷物が多いことがあるため、重宝します。生地も上質なナイロン生地、機能面もポケットが多く、両サイドのポケットには折り畳みの傘やドリンクを入れて、前のポケットには鍵や小物、また外付けで隠しポケットがあり、貴重品対策もバッチリ。」

自転車屋さんのプロデュースなのでフロントのポケットの大きさやサイドポケットの配置など細いところまで抜かりない機能性。それでいてスポーティになりすぎない上質なナイロンの質感が男心をくすぐります!

■気になる中身

アマリージョ 名刺入れ バッグの中身 上から 名刺入れ(amarillo)、財布(ERA.)

「[ERA.(イーラ)]の財布は手に収まるコンパクトさ。実はエルメスにも革を提供しているフランスのデュプイ社製の牛革を使用しています。しっとりとした質感と上品なシボ感は革好きの私にはたまりません。またこのクオリティでなんと1万円台前半というコスパの良さが最強。
結婚5周年のブレゼントに奥さんから頂いた名刺入れは、日々のお客様対応には欠かせません。害獣として駆除されてしまう蝦夷鹿の命を無駄にしないようにその革を使用していて、ネペンテスとも精通している北海道のレザークラフトブランド[amarillo(アマリージョ)]のもの。その地域に生きる方の想いとストーリーのある、魂のこもったブランドです。奥さんがこっそりとオーダーして正規にはない名刺入れを作ってくれました。毎日のお守りであり、私の宝物です。」

経年変化を楽しめるレザーもの、素材の違いで変化の仕方も違いますね。価格に捉われず良いものを選ぶ審美眼はトップバイヤーならでは。名刺入れのブランドヒストリーや奥様のエピソードも素敵です。

折り畳み傘 マハリシ バッグの中身 折りたたみ傘(MAHARISHI)、ハンドタオル(BEAMS PLUS)

「ミリタリーや軍ものなどのミルスペックが好きなんです。よってそういうモチーフや元ネタのブランドにはどうして目がなくて。
[MAHARISHI(マハリシ)]の折り畳み傘はブランドらしい和っぽいグラフィカルな迷彩が特徴的。15年前くらいに購入して、ボロボロですが、いまだに現役で使用しているお気に入りの折り畳み傘。ワンタッチなのも◎。
ハンドタオルは[BEAMS PLUS(ビームスプラス)]のオリジナル。数年前に出ていたのをまとめ買い。ミリタリールックなステンシルが可愛いデザインがお気に入りです。」

MOCHIZUKIさんは[ENGINEERED GARMENTS(エンジニアドガーメンツ)]をはじめ、セレクトショップ[NEPENTHES(ネペンテス)]で提案されるブランドを普段から愛用しています。ワークウエアを普段から着こなしているからこそ、ミルスペックのアイテムの選び方もセンス抜群です。
この日も[NEEDLES(ニードルス)]の着こなしがおしゃれでした。

サングラス ニードルス バッグの中身サングラス(NEEDELS)、キーチェーン(ミリタリーショップで購入)、シューホーン(ビンテージ)、キーホルダー

「キーチェーンは古着屋でふと気に入って購入した何でもないキーチェーン。キーホルダーは、転勤で福岡に住んでいた際に行きつけだったセレクトショップで個展をしていたレザークラフト作家さんの作品。サイの立体的なモチーフが可愛いんです。
シューホーンは蚤の市で購入した1950年代くらいのビンテージ。最近は革靴を履く機会は減りましたが、自前の靴ベラを持っている男ってなんかカッコイイじゃないですか(笑)。服屋としてのこだわりを込めて。」
「サングラスは[ニードルス]のもの。鯖江で作られるこだわりのつまったサングラス。跳ね上げ式なのもめちゃくちゃかっこいいんです。セルとグラスの色の配色も気に入っています。実はサングラスはいつもあるわけではなく、スポットで販売されるため、希少性が高いのです。このサングラスも発売直後に買いにいったのですが、各色1点で6点しか出ず、1日で半分が売り切れてました。恐るべし[ニードルス]の人気。」

アールケ ウォーターボトル バッグの中身 ウォーターボトル(aarke)、コーヒー

「実はそろそろ40代に片足を突っ込んでいるということもあり、健康状態にも気を使っています。よって毎日飲むものもちょっとこだわりが。オートファジーという健康法にはまり、1日に摂取する水分は水とブラックコーヒーと決めてまして、毎日そのセットで持ち歩いています。※ちなみに3か月で9キロの減量に成功。詳しくは買取の際に聞いてください(笑)。
以前は水も購入していたのですが、子供が産まれたタイミングで我が家ではウォーターサーバーを設置。さらに炭酸水にはまった私はソーダ水が作れるソーダスタンドも購入。夏場は炭酸水にしたりして持ってきています。aarke社のボトルとスタンドがスタイリッシュでかっこいいので愛用しています。おうち時間でお酒も作れて便利です。コーヒーはクラフトボスのブラックがお気に入り。世の中にも愛飲者が多いのでは。」

オフィシーヌユリヴェルセルビュリー ハンドクリーム バッグの中身 左から リップクリーム(メンソレータム)、ハンドクリーム(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)、香水(COMME des GARCONS)、除菌ジェル(john masters organics×SOPHNET.)、ヘアスプレー(reteW)

「アラフォー男子は身だしなみにも気を付けていい匂いの男を目指します。人から見られる仕事なので、ファッションなどの見た目ももちろんですが、目に見えないエチケット的な要素にも気を使っています。
仕事柄手が荒れることも多いため、ハンドクリームは必需品。以前は[AESOP(イソップ)]を使用していましたが、最近は[OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)]がお気に入り。オーガニックな成分と程よい匂い。あとは青山骨董通りのお店がなんといってもおしゃれで、たまりませんね。と偉そうに記述しましたが、奥様の影響大です。
香水は[Santa Maria Novella(サンタマリアノヴェッラ)]と[COMME des GARCONS(コムデギャルソン)]を使用。夏場はKYOTOというウッディなひのきのような香りが落ちつきます。ボトルもコンパクトでバッグに忍ばせやすい。
こうしたエチケットアイテムはミリタリーの巾着にまとめて持ち歩いています。ここもやはりミルスペックが好きですね。」

様々なブランドを見て、着てきたバイヤーだからこそ、ストーリーやこだわりのあるアイテムを選べるのですね!
バッグやお財布はもちろんですが、ライフスタイルまで一貫したこだわりがぎっしりでした。はじめて知ったブランドや、もの選びのこだわりについてMOCHIZUKIさんにもっと聞いてみたくなってしまう、そんなバッグの中身でした。

RAGTAG 渋谷店 MOCHIZUKI シャツのスタイリング

MOCHIZUKI

2006年入社。バイヤー歴12年のベテランバイヤー。ありとあらゆるブランドを知り尽くしたプロフェッショナル。
「一期一会の接客対応。自分が対応したお客様には絶対に満足して頂くことを念頭に対応させて戴いています。私を通じてもっと服を、ファッションを楽しいと思っていただける存在であり続けることがモットーです。」

BUYER'S VOICE

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