細部までへの作り込み。「そこまでやるか」と言わせるような情熱。
ものづくりへの果てしない探究心とこだわりは、日本人の誇るべき気質です。
高い品質を誇り、時代性に左右されにくくも決してただの「スタンダード」では終わらないような
クラフトマンシップとセンスが光るファッションブランドを集めました。
日本の会社でありながら、古き良きアメリカンウェアを原点に置き、
企画から生産までをニューヨークで行うこだわりを持つブランド。
ミリタリー、ワーク、アメトラ等の要素や素材をブランド独自の観点で再構築した
その作品に現れる“こだわりある武骨さ”が男心をくすぐり、その世界観に魅了されるファンは多い
1999年にサーフェン智がスタートした日本のファッションブランド。
2001年からはデザイナーとして藤井隆行氏が参加。
ブランド名の「nonnative」とは、「属さない、固有されない」という意味。
着ている服に捕らわれない生き方をモットーに、ディテールやロゴなどによる
ブランドの主張よりも、「ミリタリー」「アウトドア」「ワーク」のテイストや機能性をベースに、
着心地・シルエット・風合いを優先させたアイテムが特徴。
デザイナーは児島晋輔。
往年のアメリカファッションに影響をうけながら
上質な原料から作る素材、日本の工場での縫製にこだわっている。
日常から旅まで気軽に着ていられる粋な洋服作りで
大人な男たちから熱い支持をうける。
デザイナーはネペンテスの創立者である清水慶三。
メンズウェアについての豊富な知識を存分に発揮し、
ときにアメカジ、ときにオリエンタルなど
シーズンによって様々な表情を見せる。
ヴィンテージアイテムのようなデザインと、細部へのこだわりの中に
組み込まれた遊び心や抜け感がファッション好きの心をつかむ。
バッグで有名なPORTERのデザイナーである吉田克幸氏が息子とともに、
“メイド・イン・ジャパン”にこだわり、
「世界基準のスタンダード」をコンセプトに掲げ、スタート。
流行に左右されずに次の世代まで愛されるようなモノづくりを目指し、
定番アイテムの剣道着の素材を使った「KENDO」シリーズや、
ナイロンに製品染めを施したスーパーナイロンなど、
他のブランドとは一線を画した職人技が随所に光る逸品を世に生み出している。