いま、ウィメンズカジュアルブランドの中で
先頭をゆくブランドたち。
ブランドの強いアイデンティティを持ちながらも、
着る人にきちんと寄り添ってくれるデザインで、
国を越え愛されるブランドばかりです。
現代における"王道"と呼べるような、
人気のカジュアルブランドを集めました。
コンセプトは「日常の上に成り立つデザイン」。
異素材、異カテゴリーのものを組み合わせる
「ハイブリッド」なものづくりを得意とする。
そうして作られる洋服は、
全く新しいものを感じながらも、
デザイナー自身も毎日着るため
あくまで“日常”の上にあり、
自然とどんなスタイルにも馴染んでくれる
絶妙なバランスが魅力。
ブランドのスタートであったニットは、
その品質の高さと他にはないデザインから
人気を博している。
古田泰子氏が2001年にスタート。
ギリシャ神話の聖なる衣を意味する
ブランド名の通り、
立体的なシルエット、特徴的なベルトや
金具使いを得意とするデザインは、
どこか神秘的な独特の雰囲気を感じさせる。
衣類だけでなくイヤーカフや
ネックレスなどのアクセサリーや、
ボリューム感のあるシューズも人気が高い。
1点ものやリメイク品、アクセサリー、
アンダーウェア等の幅広いアイテムを
ラインごとに展開しているが、
それぞれにTOGAらしいエッセンスが散りばめられ、
コーディネイトにアクセントを加えてくれる。
ブランドスタート時に、“大人と子供が共有できる服”
というコンセプトの「キッズシリーズ」、
“男性と女性が共有できる服”の
「ボーイズライン」が話題となり
瞬く間に人気となったブランド。
そのため服のサイズ表記は
130や140といったキッズ表記となっている。
シンプルなアイテムにブランドらしい
構築的なシルエットや個性を加えたデザインは、
トレンドに左右されずに長く着続けることができる。
特にブランド定番の
ライダースジャケットやトレンチコートは、
そのシルエットの美しさとしっかりとした作りで、
毎シーズン品薄になるほど圧倒的な支持を得ている。
惜しまれつつ終了したブランド
「green」のデザイナーであった、
吉原秀明氏と大出由紀子氏が
2013年に新たにスタート。
コンセプトは「HERITAGE AND REVOLUTION」
(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる) 。
シンプル、ベーシックアイテムに加える
オリジナルのテキスタイルなどのアクセントは、
中毒者が出るほど。
またadidasやTHE NORTH FACEとのコラボアイテムは
完売アイテムが出るなど毎回注目を集めている。
スウェーデン・ストックホルムに
本拠地を置くファッションハウス。
ファッションだけでなく、雑誌や家具、展示会など
様々な分野で活躍するクリエイター集団の顔を持つ。
ブランド名の「ACNE」は、
「Ambition to Create Novel Expression
(新しい表現をつくるという野心)」の
頭文字をとったもの。
2014年には、ブランド名をAcne Studiosに統一。
北欧らしいミニマルなデザイン性と
ラグジュアリーな雰囲気を持ち合わせており、
いつも身につけたくなるような実用的なアイテムが魅力。