上質で洗練されたデザイン、デザイナーのこだわりが確立された世界観。
ファッション通が魅了され
世界中から愛されるインポートブランドをご紹介します。
普段のコーディネイトに一流デザイナーのアイテムを取り入れて、
ワンランク上のスタイルを実現させてください。
性別を超えてファッション通に支持されているブランド。
古着の生地を使用したり、マルジェラ独自の視点で
衣類を再構築し新たなシルエットを作り出すなど、
それまでの常識を覆す服作りで、多くのデザイナーにも多大な影響力を与えた。
日本に造詣が深く、足袋の形を模したブーツやヒールなどの
“足袋シューズ”はブランドを象徴するアイテムとして人気が高い。
その他の定番アイテムとして、エイズ撲滅や患者のサポートのための
チャリティーTシャツである“エイズT”、
前身頃に大きなジップが八の字についた“八の字ライダース”、
肘部分にパッチのついた“エルボーパッチニット”などがあり、
毎シーズンアップデートされるデザインに発売を心待ちにするファンも多い。
無機質なデザインの中に上質な着心地を実現させており、
トレンドに左右されずに長く使い続けることができる。
番号を羅列した通称“カレンダータグ”を縫い付けた4つ糸はブランドの象徴にもなっている。
アントワープ出身デザイナーによるベルギーのブランド。
フォークロアや花柄をうまくモードに取り入れ、
エキゾチックで華やかなブランドの独自性を確立した。
デザイナーの「素材」へのこだわりが強く、
デザイナー自らが考案する素材開発や色・柄使いは、
そのシーズンのファッショントレンドに影響を与えるほど。
他のブランドでは表せない深みのある色柄と、
女性らしいラインをきれいに見せるシルエットで、
柔らかさの中にちょっと毒気のあるようなモード感を演出できる。
1914年に創業のフランスブランド。
ウェアからシューズ、バッグ、フレグランスまでトータルで展開している。
その見るだけで服の上質さが伝わるエレガントなシルエットや、
シンプルに格好いい世界観のあるモードなスタイルは、常に時代を牽引し、
流行を次々と生み出してきた。
ファッション編集者たちが真っ先に取り入れたバレンシアガのバッグシリーズが、
“エディターズバッグ”として世界中で流行したのはあまりにも有名。
近年はデザイナー交代もたびたび話題を呼んでおり、
2016年春夏シーズンまではアレキサンダー・ワンがクリエイティブディレクターを務め、
その後任にはヴェトモンのデザイナーを務めるデムナ・ヴァザリアが抜擢された。
その気鋭のセンスから繰り出されるコレクションに、さらなる期待が集まっている。
俳優出身のジョナサン・ウィリアム・アンダーソンが
舞台衣装に興味を持ったことから始めたブランド。
装飾やカッティングに大胆なデザインを取り入れ、
シンプルなシルエットの中にも存在感が光るアイテムが多く、
その洗練されたモード感が魅力。 バッグも人気が高く、イニシャルの“J”と“W”を表す
イカリ型のアイコンをあしらった“ロゴパース”や、
フロントの大きなリングが特徴の“ピアスバッグ”などは、
世界中のファッションフリークがこぞって取り入れている。
洋服もバッグも、ラフなスタイリングに一つ取り入れるだけで、
一気に上級なオシャレに仕上げてくれる。
デザイナーのジョナサンは現在LOEWEのクリエイティブディレクターも務め、
気鋭の若手デザイナーとして注目を集めている。