スタッフ紹介:HATTORI
2018年入社。
モードブランドを中心に、視覚的にインパクトのあるデザインが好みです。
最近は、鬼滅の刃をはじめとした、紙のマンガを読むのにハマっています。
Coat・Pants・Shoes・T-Shirt:すべてHOMMEPLISSE ISSEY MIYAKE
高校生の頃は、[Supreme(シュプリーム)]をはじめとした、スケーターブランドが流行っていたこともあり、
私もなんとなく流行っぽいものを着ていました。
しかし、どうせ着るなら人とはなるべく被りたくないといった思いがあり、
自分に合う洋服を探すためたくさんのショップを周っていました。
そんな時に出会ったのが、日本が世界に誇るブランド、[ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)]でした。
私が初めて目にしたのは、今でも愛用している、
[HOMMEPLISSE ISSEY MIYAKE(オムプリッセ)]のプリーツパンツでした。
全体に施されたプリーツが当時の私にとっては衝撃的で、プリーツ=女性的という概念がここで完全に覆されました。
フィッティングしてみると、着用時の軽さ、ストレスを感じさせない肌触りに衝撃を受けたのを覚えています。
当時の私には、「このブランドが1番好き!」と言えるようなものはなかったのですが、
[イッセイミヤケ]においては見て、着て、ビビッ!とくるものがあり、数年たった今でも、愛用しています。
私がのめり込んだのは、[イッセイミヤケ]が大切にしている、「一枚の布」に対しての、飽くなき探求心でした。
一言にプリーツ加工やシワ加工といってもこれだけ膨大な種類があるのかと、
過去のコレクションと、ショップに置いてある物を見比べたりしていました。
芸術作品のようでありながらも機能性も高い[イッセイミヤケ]の服は、毎シーズン驚きや発見があります。
[イッセイミヤケ]では最新技術を取り入れた、革新的な服作りを行っています。
プリーツを思い浮かべる方も多いかと思いますが、それ以外にも素材やデザインなど特徴的なライン・プロジェクトがいくつかあります。
[A-POC(=A Piece Of Cloth)(エイポック)]もその一つ。
コンピューター制御を取り入れた一体成型で、ほかにはない製品の開発が可能になりました。
2006年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)に、永久コレクションとして所蔵されており、
世界的にも高く評価されています。
オーバーにとられたシルエットと放射線状に施されたプリーツが、インパクト大のコート。 1枚でモードな雰囲気を演出してくれます。
2019SS
2019年春夏の[オムプリッセ]のデニムパンツ。 実は[オムプリッセ]がデニムパンツを展開したのはこれが初めてで、素材研究チームでありラインの一つである[エイポック]との共同開発で展開され、 ファンを中心に大きな話題となりました。 表面にプリーツ加工は一切なく、全体に転写プリントが施されています。 シンプルながら、計算されたシルエットに主張しすぎないデザインは秀逸で、非常に気に入っているアイテムです。
2016AW
2016年の秋冬に[オムプリッセ]で展開された通称「HARUシリーズ」。 この時のコレクションは江戸時代に流行した浮世絵「春画」がテーマで、世界的に話題となり、大きな反響がありました。 プリーツ素材の上から、春画をプリントしたブルゾンやコートは、店頭でも即完売で、私は当時、予算の都合でシャツだけ泣く泣く購入したのを覚えています。
ブランドを支えるラインである、[オムプリッセ]と[イッセイミヤケメン]、
どちらもルックやコレクションで見るだけでなく、実物を見て、着ていただきたいと思います。
デザインにインパクトのあるものもありますが、両ライン共通して言えることは着心地には一切妥協がないということ。
デザイン、機能性共に細部にまでこだわられているブランドです。気になる方はぜひ、挑戦してみてください!
Shirt:ISSEY MIYAKE MEN
Pants:ISSEY MIYAKE MEN
Shoes:HOMMEPLISSE ISSEY MIYAKE
ブランド紹介
1971年「ISSEY MIYAKE」としてニューヨークにてコレクションを発表。
服を”デザインする”だけでなく糸から素材を開発するなど創業当初から身体と服の関係を研究し続け、
ISSEY MIYAKEが生み出す唯一無二のシルエットは後のファッションシーンに大きな影響を与えている。
ファッションをデザインとしてとらえ、素材は布だけに限らず紙やプラスチィックなど新しい素材へも挑戦する。