長年着てきたからこそわかるブランドの魅力をたっぷりご紹介します。
スタッフ紹介：S.KAMEI
2019年12月入社/カスタマーアシスタント
2017年入社。2020年8月より有楽町マルイ店店長。
シンプルかつシルエットにこだわりのあるアイテムが大好きで、
最新トレンド系ブランドは常にチェックしています。
背伸びしすぎないリアルな日常着
RAGTAGマルイアネックス店 店長 S.KAMEI
skirt：08sircus
shirt：INSCRIRE
［08sircus（ゼロエイトサーカス）］との出会い
私の［ゼロエイトサーカス］との出会いは、今から2年ほど前、
あるセレクトショップで見かけたノースリーブワンピースでした。
その頃は正直、ブランド名は見たことあるけど良く知らない…
ブランド名読めない…といったレベルでした。
普段からワンピースが大好きでいろんなブランドのワンピースを着ていた私ですが、
そのワンピースはぱっと見てすぐに試着に持っていったのを覚えています。
実際に袖を通してみると、着てみて初めてこんなところにドレープが出るのか！
といったような感覚でとても女性らしいシルエットに一目惚れ。
後日、デザイナーがもともと20年以上メンズのデザインを手掛けていた方だと知り驚いたほどです。
ベーシックだけれども程よい存在感があり、
他のブランドとも合わせやすいアイテムが多いと個人的には思っています。
銀座店時代には、銀座のお客様にもワンピースをほめていただき、
そのブランド教えてよと言っていただけることが何度もありました。
着ている自分にちょっとだけ自信をつけてくれた思い出のワンピースです。
背伸びし過ぎず普段の自分をちょっとだけ格上げしてくれる服
［ゼロエイトサーカス］はアパレルメーカーで
数々のブランドを手掛けていたデザイナー、森下公則氏が2010年にスタート。
もともとはメンズブランドで、レディースラインは2012年に始まりました。
ブランド名は自身の名前を冠したブランド「kiminori morishita」でも
よく使っていたモチーフである「蜂」から、
「sircus」は英国の称号である「SIR」と「CUSTOMER(顧客)」をかけた造語。
「イージーでリラックスだけれど、シックでエレガントな服。
目に見えるラグジュアリーとは違う、リアルな感覚でちょっと先を行く新しい服」
というコンセプトを持っています。
デザイナーの森下氏は、自分たちのこだわりをコツコツと積み重ねた服作りを大切にしています。
元々メンズのデザイナーを長年していたこともあり、
どこか職人気質なそのこだわりが［ゼロエイトサーカス］にも表れています。
それからふらっと買物をしていてふと手に取ると
［ゼロエイトサーカス］のアイテムだったことが多く、
着たらどういうシルエットになるんだろう？何と合わせよう？と勝手に妄想が広がってしまいます。
コーディネートに馴染む万能さ
［ゼロエイトサーカス］の持つもう一つの魅力は、
どんなコーディネートにも合わせられる汎用性の高さです。
ミニマルなデザインでも、日本製の素材や機能性の高い作りといったこだわりが根底にあります。
男性デザイナーが作っているからこそ、
メンズで培ってきたものや技術をそのままレディースに使ってしまうとやや重苦しくなってしまったり、
描きたい女性像から離れてしまうということで、
服作りにおいては「引き算」を意識しているそうです。
基本的にシンプルなアイテムが好きな私ですが、ただシンプルなだけでなく、
アイテムの存在感を主張しつつ、他のブランドともうまく
コーディネートできるのが［ゼロエイトサーカス］の良いところ。
着ていて「それどこの？」と聞かれるような、
他とはちょっと違う「シンプル」さが魅力の一つです。
お気に入りアイテム
薄手の光沢感のある生地を使用したシャツワンピース。一枚で着ても良し、ベルトでブラウジングしても良し。さらっとした着心地の良さと羽織った時の絶妙なシルエットがお気に入り。
身体にフィットするシルエットが綺麗なタイトスカート。あまりタイトなアイテムは着ないのですが、伸縮性のある素材とグリーンに一目ぼれ。
一見シンプルすぎるくらいシンプルですが、流れるような美しいドレープがポイントのカットソー。ベーシックでいてどのアイテムにもほど良い存在感があり、その絶妙なバランスが私のお気に入りの理由です。
いつものシンプル・ベーシックから一歩抜け出したい方へ
緻密な計算による美しいシルエットや服作りの徹底的なこだわり。
着ている自分にちょっとだけ自信をつけてくれるリアルな日常着は、
私のクローゼットの中でもお気に入りのものばかりです。
これからも長く着続けたいブランド［ゼロエイトサーカス］、
是非みなさんも手に取ってみてはいかがでしょうか。
BRAND
ブランド紹介
08sircus
アパレルメーカーで数々のブランドを手掛けていたデザイナー、
森下公則氏が2010年にスタート。
ブランド名は自身の名前を冠したブランド「kiminori morishita」でも
よく使っていたモチーフである「蜂」から、
「sircus」は英国の称号である「SIR」と「CUSTOMER(顧客)」をかけた造語。