スタッフ紹介:ISHIZU
2019年12月入社/カスタマーアシスタント
モードからヴィンテージ、ミニマムでシンプルなものまで幅広く好きで、デザインや色など性別を問わないアイテムに惹きつけられます。
最近はまだまだ知識は足りないですが、ミリタリーにはまっていて、シンプルで女性らしいアイテムに、
メンズライクなミリタリーアイテムをミックスするコーディネートに挑戦したいなと思っています。
遥か昔から今日まで大切にされ続けてきたミリタリーのように、
今私の手元にあるアイテムも、そしてこれから手にするアイテムも永く愛し続けていきたいなと思っています。
Tops:Acne Studios
Pants:MARNI
Shoes:NIKE
私がファッションにはまったきっかけは、アパレル関係で働く父の影響もありますが、
土台となったのはまぎれもなくファッション雑誌。
様々な雑誌を読んできましたが、特に高校生のころは古着にはまっていて、
どこの国のどの年代のものかも分からないまま古着をたくさん集めていました。
そんな私がブランド物に手を出すようになったのは最近のこと。
今は様々なジャンルに手を出しながら色々と模索している段階ですが、安価なものをたくさん集めるより、
少し背伸びして手に入れた1点を大切に着ていきたい、と思うようになりました。
そんな中、一年ほど前から興味を抱き始めたブランドが、今回ご紹介する[アクネストゥディオズ]。
[アクネストゥディオズ]のロゴの入ったマフラーをよく見かけたり、
デニムがアイコンアイテムであることは知っていたのですが、コレクションをたまたま見たときに、
私が漠然と抱いていたイメージとは遥かに違っていて、[アクネストゥディオズ]の出す不思議な世界観、そして枠に囚われすぎない自由なデザインに心を奪われました。
[アクネストゥディオズ]の一番の魅力はアーティスティックなデザインでありながらも、
日常のファッションにすんなりと馴染む、実用性のあるデザインであるということ。
スウェーデン生まれのブランドで、デザイナーは一人ではなく、
主にファッションと出版部門を担当するジョニー・ヨハンソン氏を含んだ数人のクリエイティブ集団によってデザインされています。
色々な知識を持ったクリエイターの意見があることにより、多角的でユニークなデザインが生まれるのでしょう。
ヨハンソン氏自身も、ファッションだけでなく、音楽やアートなど様々な分野に精通している為、
毎シーズン、テーマが極端に違い面白いです。
しかし、どこか統一感があるのも不思議です。
このタイトなトップスは、2015年秋冬コレクションのもの。
このシーズンはリメイクのようなデザインの中にモダンな雰囲気を持つアイテムが多く、このトップスも様々な素材でデザインされ組み合わされています。
かなりデザイン性があり合わせる服を選びそうですが、全くそんなことはなく、
デニムのようなシンプルなものはもちろん、個性のあるアイテムと合わせてもすんなりとマッチします。
色々なテイストに変換できるアイテムが揃う[アクネストゥディオズ]。
これからも理想のアイテムがたくさん見つかる予感がします。
時には、写真家や音楽家など様々なアーティストとコラボレーションしたり、
オマージュしたコレクションを展開することも。
むしろこちらがメインのようにも感じます。
デザイナー自身、コラボレーションから学ぶことが[アクネストゥディオズ]の基盤であるとも述べており、
交流を大事にしているそうです。
[アクネストゥディオズ]のアイテムが様々なテイストやブランドのアイテムと調和する理由がうかがえます。
Bla Konst スキニーデニム
[アクネストゥディオズ]の定番アイテム。
[Acne Studios Bla Konst(アクネストゥディオズブロコンスト)]は2017年にスタートしたデニムに特化したライン。
幅広い型が揃い、レングス、カラーも豊富なため、自分に合った一本が見つかります。
履いた瞬間にすぐ分かる快適さとフィット感をぜひ体験していただきたいです。
Bryz W スニーカー
2019年春夏コレクションで登場した
ベルクロタイプのスニーカー。
ごつめのラバーソールでありながらも
洋服を選ばないデザインで
日常のファッションに馴染みます。
着脱がベルクロ使用なので脱ぎ着もしやすいです。
サテンドレス
2014年春夏コレクションのサテンドレス。
素材はシルク100%でカラーは深いネイビー、
ノースリーブのロング丈で
妖艶な雰囲気が漂います。
海の表情からインスピレーションを受けた
ダイナミックで斬新なデザイン。
ちょっとしたお呼ばれにも、
特別な日にも大活躍してくれそうな
[アクネストゥディオズ]の魅力が
存分につまった一枚です。
1996年スタートという比較的新しいブランドですが、設立当初から一貫したもの作りをしていて、
近年はファッション界でもジェンダーレスの見方が強まってきていますが、
[アクネストゥディオズ]ではかなり前からジェンダーレスを意識したコレクションもありました。
様々な分野や要素を取り入れ、新たな視点でファッションを解釈し続ける、非常に面白いブランドであると思います。
ブランドアイコンであるデニムから少し変わったアイテムまで、幅広く挑戦しやすいアイテムが揃っているので
ぜひ、挑戦していただきたいです。
まずは種類の豊富なデニムから始めてみるのもおすすめです!
ブランド紹介
スウェーデン・ストックホルムに本拠地を置くファッションハウス。
ファッションだけでなく、雑誌や家具、展示会など様々な分野で活躍するクリエイター集団の顔を持つ。
ブランド名の「ACNE」は、「Ambition to Create Novel Expression(新しい表現をつくるという野心)」の頭文字をとったもの。
2014年には、ブランド名をAcne Studiosに統一。
北欧らしいミニマルなデザイン性とラグジュアリーな雰囲気を持ち合わせており、
いつも身につけたくなるような実用的なアイテムが魅力。