WEAR am I ?
ファッションをこよなく愛するRAGTAGスタッフが贈るファッションコラム。
長年着てきたからこそわかるブランドの魅力をたっぷりご紹介します。

WEAR am I ?

スタッフ紹介:松下明日香
2015年入社。バイヤー歴4年。LIMI feu、Yohji Yamamotoを中心に全身ブラックコーディネートが得意。
シルエットでブランドの良さを感じられるアイテムを集めています。

WEAR am I ?
「LIMI feu」

モードブランドのイメージが覆る

RAGTAG神戸店 松下明日香

RAGTAG神戸店 松下明日香

knit vest,dress:LIMI feu

黒への挑戦

私が山本ファミリーの洋服にはまったきっかけは、[Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)]の娘、
里美さんの手がける[LIMI feu(リミフゥ)]の洋服を思い切って初任給で購入したこと。
入社前の私はヨーロッパ古着やカラフルな洋服が好きでブランドの知識がゼロ。
先輩はデザイナーズブランドの洋服をモードに着こなされている方が多く、
とりあえず黒の洋服を着てみよう!と単純な理由でした。
ブランドショップに入ることも緊張して躊躇していた私ですが、いざショップに足を踏み入れると、
気さくで優しい店員さんの対応にほっとしながら、
今まで着たことのないような美しいシルエットのアイテムの数々に圧倒され、
それから一気に[リミフゥ]のファンになりました。
[ヨウジヤマモト]は女性の強さや大人の色気が感じられるアイテムが多く、[リミフゥ]はかっこよさの中に、
女性らしいシルエットや可愛らしさが残るのが最大の魅力。
今では[リミフゥ]も[ヨウジヤマモト]も両方着ますが、
当時の私には、ほのかに甘さや若々しさのあるデザインがしっくりきたんです。

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tops,pants: LIMIfeu

着る人によって変わるシルエット

人気アイテムのワンピースはハンガーに掛けているだけではわからない、
歩くたびに軽やかになびくドレープがとても美しく、着るだけで気分のあがるアイテムです。
2002年秋冬に[リミフゥ]として発表する前は、里美さんは[Y’s(ワイズ)]で2年間パタンナーとして勤務し、
その後[Y’s bis LIMI(ワイズビスリミ)]という名前でブランドをしていました。
そういった経歴からか、計算された美しいパターン、シルエットが素晴らしく、
実際に着てみると様々な表情を見せてくれる服が揃っています。

また、ほとんどのアイテムはSサイズ表記のワンサイズ。
そのアイテムを着こなす方の身長や体形によって、同じアイテムでも違ったシルエットに見えることがあるのが面白いところ。
自分にあったサイズを選ぶことも大切ですが、自分に合ったアイテムを見つけることもおしゃれの醍醐味です。

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時代に合わせた進化

[リミフゥ]はボリュームのある独特なシルエット、黒というイメージが強く、ブランド誕生以来変わらぬ魅力がありますが、
近年はポップでカジュアルなデザインで普段着として取り入れやすいものも増えてきています。
[リミフゥ]の世界観を気軽に取り入れることができおすすめです。
また、身体のラインがでないゆったりとしたシルエットの服は、実は男性にもファンが多く、
男性のモデルも登場する機会が増えていたり、ユニセックスのアイテムも登場したり、間口が広がっていると感じます。
さらに、[CONVERSE(コンバース)]や
[WIND AND SEA(ウィンダンシ-)]などとのコラボレーションアイテムも発表し、
ストリートテイストも取り入れた新鮮なデザインで新しいファンを獲得しています。
私自身も、さらに[リミフゥ]を様々なシーンに合わせて楽しめるようになり、着こなしの幅も広がりました。

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ロングスリーブTシャツ:2020年春夏物

お気に入りアイテム

ドレープの利いた、美しいシルエットと肩や腰のさりげないリボンが[リミフゥ]らしいワンピース。胸元が開いていて、着丈も短めなので、シャツやパンツを重ねて着ています。当初はブランドに頼るように一枚で完結するワンピースを選ぶことが多かったのですが、このワンピースに出会ってからは自分なりに工夫して着ることが楽しいと感じるようになりました。ここぞというときに大事に着ている一枚。

2020年春夏のロングスリーブTシャツ。このシーズンはUKロックやパンクを思わせるデザインが新鮮でした。ロゴやカラフルなペイントは今までにはあまりないものでしたが、普段使いしやすく[ヨウジヤマモト]のジャンパースカートと合わせて今年は大活躍です。

2017年に発売された、ブランド設立15周年を記念するスウェットパーカー。袖と背中のロゴプリントがストリート感もある一着。ファンならば手に入れておかなければ!と購入しました。

ずっと着続けたいブランド

ブランドに対するハードルの高さを払拭してくれた[リミフゥ]は私にとって、ずっと着続けたいブランド。
値段は決して安くはありませんが、少し背伸びをしてでも手に入れて、大切に長く着ていきたいです。
着てみてわかる良さがどのブランドにもあります。
ぜひ一度袖を通していただき、[リミフゥ]のシルエットの美しさを体感していただきたいです。
そして、みなさまのお気に入りブランドの一つになれば嬉しいです。

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BRAND

ブランド紹介

LIMI feu

LIMI feu

ファッションデザイナー山本耀司の娘、山本里美によってスタートしたブランド。
1996年株式会社ヨウジ ヤマモトに入社、ワイズで2年間パタンナーを経験し、
2000年秋冬の東京コレクションより「ワイズビスリミ」でデビュー。
後にブランド名をLIMI feuとした。
Yohji Yamamotoの得意とする黒を基調としたユニセックスなシルエットに、
山本里美の女性らしいフェミニンなデザインが加えられ若い年代に人気がある。