【Maison Margiela】25年以上続く名作

こんにちは!

RAGTAG広島店の尾野です。

今回はMaison Margielaから名作の「八の字ライダース」についてご紹介させていただきます。

初めにMaison Margielaというブランドについて説明します。

マルジェラはブランド、デザイナーの顔をあえて前に出さないスタンスがあり、メディア露出も極力避け取材もFAXで行うなど、表舞台には一切現れなかったことで知られています。

そんなマルジェラが展開していたアイテムは、時代に流されることなく創業当時のモードブームに反する(アンチモード)タイトなデザインやダメージ、古布を取り入れたりと他のブランドとは異なったアイテムを展開し、人々の心を掴んでおりました。

その点では他のブランドとの差別化ともなり、注目度を上げました。


その中で生まれたマルジェラのライダースジャケットは、マルジェラのデザイン哲学の一つである「解体と再構築」がライダースジャケットにも反映されていることも特徴となっております。


一般的なライダースジャケットの構造を分解し、新しいシルエットやパターンを作り出すことで、オリジナリティの高いデザインが特徴です。無駄を切り落とした職人技によるディテールが変わらず、素材も最高級のものを使用されるといったこだわりも詰まっております。

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Maison Margiela/¥257,100(税込)/サイズ:44(S位)/オンラインショップを見る

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また、元々はバイカーのためのライダースジャケットともあり、袖の部分がカーブする設計ともなっております。
シーズン毎にデザインや素材も異なりますので、自分自身お気に入りの一着を見つけることもできます。

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そしてマルジェラではおなじみと言っては過言ではない4つの白いステッチがあります。ブランド名が記載されていないタグが生まれた背景として「ブランドネームではなく、服そのものの価値を感じてほしい」という思いからこの白ステッチが生まれました。

簡易的に着けているので、簡単に外すことができます。デザイナー的にはタグを取ってきてほしいという思いがありますが、付けたまま着用している方もいらっしゃいます。

ちなみに自分もマルジェラを持っていますがつけておく派です(笑)

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着こなしの提案として、タイトなブラックデニムやブラックのスラックスに白Tやシャツでシンプルにまとめるとマルジェラらしい存在感が出せます。

私のおすすめ着こなしは、ライダースというアイテムがバイカーのために作られたという男くさい部分があるので、ナイロンパンツやワイドパンツ、7分丈のパンツにブーツやローファーを合わせると、今っぽく合わせていただけると思います。

いかがでしょうか。

1999年のメンズライン開始時から25年も続いている名作中の名作です。限定ラインなどもあるので、まだライダースを持っていないという方にはおすすめしたい1着です。

また、マルジェラは2009年からデザイナーを務めていたジョン・ガリアーノが2024年に退任し、グレン・マーティンスが就任しました。マルジェラの意思を継ぎながら、グレン・マーティンスがどのようにアイテムを出すのか楽しみです。

今回ご紹介したライダースの他にもオンラインサイトにはたくさんのアイテムがあります。

オンラインの商品は店舗に取り寄せることができます。実際に試着していただいたり、実物を見てから購入を判断していただくことができます。

ぜひご利用ください。

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