Supreme×AKIRA Arm Hooded Sweatshirt / PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE バッグ

Supreme×AKIRA Arm Hooded Sweatshirt / PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE バッグ

RAGTAGモノがたり

COLUMN

2023.02.05

RAGTAG店舗でお買取を担当しているバイヤーは、毎日多くの方からお持ち込みいただいた服やアクセサリーを拝見するとともに、時にはお客様とその服にまつわるお話もお聞きしています。「RAGTAGモノがたり」では、全国の担当バイヤーが特に印象に残った、モノにまつわるストーリーをお届けします。それはもしかするとあなたが売って / 買っていただいたモノかもしれません。

index

    STORY1 : Supreme×AKIRA Arm Hooded Sweatshirt

    "思い出の詰まった 名作だから"

    シュプリーム アキラ アームフーデッドスウェットシャツ

    [シュプリーム]は多くの話題やコラボレーションを経て、今もなお、注目を集め続けています。アイコニックなロゴがデザインされたもの、リアルタイムな社会情勢に対するメッセージを落とし込んだもの、様々なアーティストやオマージュを組み込んだものなど、一言では語りきれない要素があるブランドです。

     

    今回お持ちいただいたお品物は、2017 年の秋冬にリリースされた、「AKIRA」とのコラボレーションアイテム。多くのファンが存在する作品とのタッグは、近年の中でも大反響を呼んだ名作で、発売から5 年経過した今でも、お探しの方が多くいらっしゃいます。お持ち込みいただいたお客様は[シュプリーム]が好きで、今も公式のオンラインショップや店舗に並びに出向くなど、毎週のリークを楽しみにされている方でした。

    「AKIRA」コラボの当時、まだ学生だったお客様は、社会人になってお給料をもらえるようになったら、「AKIRA」コラボを絶対に全種類を揃えると決めており、それを有言実行。しばらくはコレクションしていたそうですが、愛着と当時の思い出があるがゆえに、揃えてみたはいいが、なかなか着ることができず、悩んだ末、買取の金額を見てから、手放すかを決めようと興味本位でお持ち込みくださりました。

     

    思い出の詰まった名作だからこそ、魅力のわかる方の手に渡ってほしいと、ご相談いただきました。ご商談の中、最新のリーク情報やコラボの噂など、新旧問わずブランドの話題を語り合い、「楽しかったです。また迷った際は相談します」とお言葉をいただきました。

    担当バイヤーから(ルクアイーレ店 HATTORI)ライターの写真
    担当バイヤーから(ルクアイーレ店 HATTORI)

    「AKIRA」コラボは当時の発売から、5 年経った今でも、色褪せることのない名作。お客様の思い出の詰まった、アイテムを当社にお持ち込みいただけたことが純粋に嬉しく感じましたし、アイテム一つ一つにストーリーがあると実感しました。コラボレーションアイテムは一貫して人気が高くなっております。クローゼットに眠っているもの、買ったけどイメージと違ったものなどがございましたら、いつでもご相談ください。

    ルクアイーレ店 バイヤー HATTORI
    2018 年入社、バイヤー歴1 年。お客様一人一人のアイテムへの想いや、愛着に寄り添い、また相談したいと思われる対応を目指しています。裏原ストリート、パンク、モード等、日によって着るブランドなどのジャンルも広いため、人気のデザイナーズから、新進気鋭のブランドまで、幅広いブランドを得意としております

    STORY2 : PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE バッグ

    "お仕事を頑張って買った1着には 思い出が詰まっている"

    メゾンマルジェラ スキューバタビブーツ

    今では[バオバオイッセイミヤケ]として世界的に人気を集めている三角ピースを組み合わせたこちらのバッグ。バッグの中身によって形が変わり、持つ人によって表情を変えるおもしろさとデザイン性。そして素材やカラーバリエーションも豊富でコレクションしたくなる唯一無二のデザインです。[バオバオ]としてブランドになったのは2010 年秋冬のこと。2000 年に[プリーツプリーズイッセイミヤケ]から発売された“ビルバオ”シリーズが原点になっています。

     

    こちらのバッグをお持ち込みいただいたお客様はおしゃれが大好きで、20、30 年前の[ワイズ]や[プリーツプリーズイッセイミヤケ]と最新コレクションをコーディネートするのがお得意。着ることも見ることも楽しまれている方でした。DC ブランド全盛期には並んで必死に新商品を買ったお話や、当時お仕事を頑張って買った1 着には思い出が詰まっているというお話を伺いました。そのため、着なくなったり使わなくなったりしてしまっても、なかなか手放すのが難しかったそうです。

     

    こちらのバッグは黒が多くなりがちなコーディネートの差し色として、ポイント使いで使用されていたそうです。リュックを使うようになってから使用頻度が少なくなってしまったとのこと。お客様の柔らかい雰囲気にとてもお似合いだったのですが、お話しをさせていただく中でずっと使わずに保管しているよりは、自分と同じ洋服好きの方に使っていただきたいということでお売りいただきました。

    担当バイヤーから(日本橋高島屋店 バイヤー MATSUSHITA)ライターの写真
    担当バイヤーから(日本橋高島屋店 バイヤー MATSUSHITA)

    そのお客様とお話するのをとても楽しみにしていたことを覚えています。バッグはとてもきれいな状態で十数年経っているとは思えませんでした。手放す決意をされたお客様に、私との会話を楽しい思い出にしてほしいという気持ちで担当させていただきました。ドメスティックブランドは世界観が凝縮されたデザインのものが特に人気で、年数が経っていても変わらぬ良さがあります。当時買うことができなかったファンの方へのバトンタッチの懸け橋になれればいいなと思います。

    日本橋高島屋店 バイヤー MATSUSHITA

    2015 年入社 バイヤー歴5 年。店舗にお客様と自分自身の笑い声を響かせることをモットーに、楽しい空間作りを目指しています。[ヨウジヤマモト]や[リミフゥ]などのドメスティックモードブランドが得意。お客様からお伺いするブランド情報は魅力的なお話ばかり。対面で商談ができる醍醐味であり、ずっと大切にしていきたいです。

    OTHER POST こちらの記事もおすすめです

    BACK TO LIST

    PICK UP BRAND このブランドの記事もおすすめです

    VIEW MORE

    RAGTAG Online オンラインショップでアイテムをチェック

    VIEW MORE