1973年に誕生して以来、長きに渡り世界中で愛される［パタゴニア］。デザインや性能面が優れているのはもちろん、地球環境保護をはじめに労働者の保護や人種差別問題への取り組みなど社会貢献活動にも力を注ぎ、様々な取り組みを行っていることでも知られています。

例えば、アパレル産業がもたらす二酸化酸素の排出、膨大な廃棄物による問題に対して、［パタゴニア］は環境保全に望ましい素材への転換を進めたり、製品のリサイクルや修理を促進するためのプログラムを実施し、製品の寿命を延ばすことで、環境負荷を最小限に抑えています。

また、保護対象地域の環境保全や野生生物の保護を目的とした寄付活動を行ったり環境保護団体との提携を通じて環境問題に取り組んでいます。

【私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む】という経営理念を体現している［パタゴニア］に今後も目が離せません。

1977年、モルデン・ミルズ社との共同開発で「フリース」を生み出し、アウトドアウェアに革命をもたらした［パタゴニア］が誇る、“クラシック・レトロX・ジャケット”。1993年に発売して以来、幾度となくアップデートを重ねてきた大人気ロングセラー商品で［パタゴニア］の看板アイテムの一つです。

厚みのあるパイルで防風性が高く、湿気は逃がしてくれて暖かく快適なアウターとして、街中でもアウトドアでも幅広い世代に親しまれています。

ちなみにモデル名にある「クラシック」は2006年以降に付けられ、文字通り、時代を問わず世界中で愛される名作となりました。

フリースって動きにくそうなイメージがありませんか？

私はそのイメージが先行してしまい、キャンプでの使用を毛嫌いしておりました。しかし、着用してみると全くそんな事はなく、快適に過ごす事ができます。

その秘密は「Yジョイントスリーブ」と呼ばれる袖付けにあります。胸の上から肩を覆うようにして袖付けすることで肩と腕の可動性の高さを実現。また、肩の収まりが良く重ね着をしてもモタつかないので、防寒はもちろんのこと、レイヤードの着こなしも自由に楽しめます。

外側のフリース素材は6ミリ厚でボリュームがあり保温性抜群です。もふもふしているので重そうに見えますが、男性用774g、女性用615gとさほど重くなく、一日中着ていても肩がこることはありません。

そして、何と言っても裏地に隠された秘密が。防風性と透湿性に富んだ「P.E.F.バリアー」というフィルムを貼り、その下には湿気を吸収し放出するキャプリーンメッシュを搭載。長時間着て汗をかいてもずっと快適で、フリースの弱点である風の通しやすさを克服しています。

ちなみに、フリースの表地はリサイクル・ポリエステルが50～85％、キャプリーンメッシュにもリサイクル・ポリエステルが50％使用されています。また、フリースを生産するのは「フェアトレード・サーティファイド」の工場で、労働者の健康と安全を促進しています。素材や製造過程にも［パタゴニア］らしい哲学が垣間見えますね！

ジップの内側に、重なるように備わっている“ウインドフラップ”。ジップの隙間からの風の侵入を防いでいます。配色でジップを解放している時は差し色としてアクセントに。

袖や裾にはパイピングを付けて、袖口や裾からの冷気の侵入を防いでいます。ゆとりのあるサイズ感と相まって、丸みを帯びた可愛いシルエットになります。

機能性とデザイン性の両立はまさにこの事ではないでしょうか？

発売当初、ダークトーンが主流だったアウトドア製品に、原色を大胆に使ったことでも知られる「パタゴニア］。90年代がリバイバルされている現代のファッションにもマッチします。また、長袖タイプのジャケットのほかにも、アウターとしてもジャケットやコートのインナーにも重宝するベストも人気の高いアイテムです。

定番はナチュラルカラーですが、他にも都会的なブラックやネイビー、個性を演出できるオレンジやカーキ、パープルなど様々な色味で展開しています。ちなみに、サイズもXXS～XXLまで豊富に揃えているうえに、ウィメンズやキッズ用もあります。カラー展開やポケットの配置などデザインは少し異なりますが、おそろコーデを楽しみたい方にもオススメです！大人でもキッズサイズを選ぶ方も少なくなく、体型やお好みの着方に合わせて選べるのもの嬉しいポイントです。

街でもキャンプでも活用できるのはもちろん、着ているだけでサマになってしまう“レトロX”シリーズ。人気すぎて毎年のように全色全サイズが完売してしまうほど。ラグタグオンラインショップにも在庫があるので、是非チェックしてみてください！

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