[GUCCI]時代とともに変化し続けるヘリテージ

[GUCCI]時代とともに変化し続けるヘリテージ

Buyer's VOICE

COLUMN

2024.03.27

2024年春夏より新クリエイティブディレクター サバト・デ・サルノが就任し、今ますます注目の[グッチ]。
コレクションで発表された伝統を生かしつつミニマルに刷新された新しいブランドイメージは、今後どのような動きを見せるのかとても楽しみですね。

今回は[グッチ]について「ヘリテージ」という視点で長い歴史があり、この先もブランドの主力となっていくであろうモチーフをご紹介します。

M.KATO

Profile

M.KATO

名古屋パルコ店 / バイヤー

国内外のデザイナーズブランド、凝ったデザインやパターンなどこだわったものづくりのお洋服が特に好きです。お客様のライフスタイルに寄り添ったお買い取り、お買い物の対応を心がけています。お客様と楽しみながらファッション計画のお手伝いをさせていただけるととても嬉しいです。

index

    [グッチ]について

    1921年創業の高級皮革製品を扱う会社としてスタートしたイタリアのラグジュアリーブランド。

     

    イタリアのクラフツマンシップや伝統を大切にしながらも時代に合わせた新しい提案をし続けています。

     

    1994年にトム・フォードがクリエイティブディレクターに就任。セクシー、ゴージャス、ロックといった要素を加えモード界での知名度を引き上げるのに大きな貢献しました。

     

    2015年にはアレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターに就任。

     

    GUCCI アレッサンドロ・ミケーレのアイテム

     

    “オールドグッチ” と呼ばれるクラシカルなディテールをベースに幻想的な世界観やストリートの要素をミックスした独自のテイストを生み出したことで 、[グッチ]ブームに再び火をつけたのが記憶に新しいですね。

    クラシックなバッグ “ジャッキー”

    GUCCI ジャッキー1961

    《“ジャッキー 1961” ミニ バッグ》

     

     

    サバト・デ・サルノによる2024年春夏の新コレクションにも象徴的に登場した “ジャッキー” バッグ。1961年に誕生したアイコンバッグです

     

    フロントに施された「ピストンクロージャー(金具)」が特徴的です。

     

     

    GUCCI ジャッキー1961 フック クロージャー

     

    ジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領の妻であるジャクリーン・ケネディ・オナシスが愛用していることで有名になり、彼女の名前にちなんでモデル名が名付けられました。

     

    GUCCI ジャッキー1961

    《“ジャッキー 1961” ミニ バッグ》

     

    こちらは “ジャッキー1961”。半世紀以上前から存在するクラシカルなデザインを再解釈し新たに生まれたモデルです。

     

    2000年代にリリースされていたものと比べるとよりクラシック寄りに、オールドグッチに近いデザインに。

     

    チェーンが華やかで、様々なスタイルにミックスしやすくアップデートされています。

     

     

    GUCCI ジャッキー1961 チェーン

     

    フェミニンなイメージの強かったデザインですがユニセックスでの提案を行なっています。

    [グッチ]の推進するダイバーシティ(多様化)を象徴するかのようですね。

     

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    ホースビットローファー

    GUCCI ホースビットローファー

     

    2023年に70周年を迎えたグッチを代表するシューズ。1953年にアルド・グッチにより馬具のくつわから着想を得てデザインされたモチーフです。

     

    登場以来ラストの形状や素材、ディテールのバリエーションで進化をしながら長く支持されています。

     

    そのなかでも当時の作りに忠実なすべてのホースビットローファーの原型であるのが発売した年の1953年から名付けられた“1953”。

     

    GUCCI × PALACE ホースビットローファー
    GUCCI × PALACE ホースビットローファー

    こちらは2022年に発表されたロンドン発のスケーターブランド[パレス]とのコラボレーションコレクションのものです。前述した “1953” をベースに[パレス]の感性をぶつけたようなグラフィカルなデザインをミックスさせています。

     

    このようにクラシカルなデザインを現代的に解釈、アレンジしてしまう大胆さも[グッチ]ならではといえます。

     

     

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    最後に

     

    ご紹介したもの以外にも[グッチ]にはアイコンと呼ばれるモチーフがまだまだたくさんあります。

     

    イタリアらしいエレガンスを追求しながら新しいスタイルを提案し続ける[グッチ]。

     

    これからもますます目が離せませんね。

     

     

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