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[MADISON BLUE]永遠のワードローブ
Buyer's VOICE
みなさま、こんにちは!
今回は、2014年よりスタートし人気を博している[マディソンブルー]を紐解いていきます。

Profile
HIDAKA
福岡店 / バイヤー
シンプルで綺麗、カジュアルだけど大人っぽい、そんなスタイルが大好きです。これまで、ファッションを通して様々な発見や出会いがありました。 そんなファッションの楽しさを、ブログを通してみなさんと共有していきたいです!
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[マディソンブルー]とは

20年以上スタイリストとしてキャリアを積んできた中山まりこが、日々数え切れない数の洋服やブランドに触れる中で、「服を通して女性のスタイルを提案したい」と思い、[マディソンブルー]をスタート。
スタイリスト目線で作られるアイテムは、「上質なものをカジュアルに」がコンセプト。立ち上げ当初は6型のシャツからのスタートでした。
上質な生地、メンズライクなディテールを女性らしく着こなすスタイリングの提案が、着こなす一人ひとりにそれぞれの表情でマッチ。人が着ることで完成する、普遍的な大人のカジュアルスタイルを表現できるシャツは[マディソンブルー]の代名詞となっています。
「エッセンシャル」シリーズ
ブランドのコアとなる「エッセンシャル」シリーズは普遍的なアイテムを多く展開する人気シリーズです。
中山まりこが1960年代生まれということもあり、60年代・70年代のファッションや映画や街ゆくおしゃれなセレブリティの着こなしから影響を多く受け、エッセンシャルシリーズの人気アイテムは生まれました。
ここからは、エッセンシャルシリーズの中でも特に人気のシャツについて語っていきます。
“HAMPTON(ハンプトン)”

ファーストシーズンから展開している[マディソンブルー]のベストセラーシャツです。
通年使える万能アイテムとして、厚い支持を得ています。ヴィンテージのような風合いで着こむ程に経年変化も楽しめるところが、この“ハンプトン”の人気の理由の1つですね。

細部のデザインにも細かくこだわりを持ってデザインされており、ワークウェアらしい仕様となっています。袖を捲ると「B」の刺繍が出てくるように計算されているのもポイント。さりげなく刺繍が出るようにシャツの袖を捲って軽く着崩すことで、着こなしにもこなれ感が自然と生まれるような作りは、着せることで服の魅力を伝えるスタイリストならではの発想です
“J.BRADLEY (ジョー・ブラッドレー)”

こちらもファーストシーズンから展開している、ベストセラーシャツの1つです。映画『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーンが演じるアン王女が、街で出会った新聞記者ジョー・ブラッドレーから男物のシャツを借りて、袖を捲って着ている姿からインスピレーションを得て作られました。
これらの[マディソンブルー]の定番シャツは、素材や色、柄を変えて毎シーズン出されています。さらに、同じモデルでも半袖や長袖など袖丈にもバリエーションが用意されており、季節や着こなし方に合わせて選ぶことができます。

こちらは長めのカフが特徴的な五分袖のシャツです。広めのアームホールに対し、袖口はきゅっとしたデザインで、女性的な雰囲気が溢れるモデルですね。綺麗なラインが出るように製法にこだわってデザインされています

着ると自然と外に開くように計算された襟、ボタン位置により、デコルテの見える分量や、顔と襟の大きさなどのバランスが計算された1点です。デザイナーの中山まりこも、「服を作るためにスタイリストをしていたのではないかと」と自負するほど。スタイリストとしての長年の経験があるからこそ生まれたアイテムです。

最後に

[マディソンブルー]は、同じ物を着用しているのに、着用する一人ひとりがそれぞれの個性が出せるところ、普遍的なアイテムが多く長く着用出来るところが魅力です。フォーマルなドレスシャツであっても、生地や着用した時の襟元の開き具合などで、程よいこなれ感を出せるというのが、[マディソンブルー]が支持される理由なのです。
私もコートを所有していますが、本当に毎シーズン着用しても、飽きの来ないデザインが気に入っており、これからも大切着ていきたいワードローブの1つとなっています。
[マディソンブルー]のアイテムは、普遍的なアイテムが揃っており、年齢を重ねても着用でき、流行にとらわれず長く愛用できる点で、中古市場での需要が高いブランドの1つとなっています。
ご自宅に眠っているアイテムがあればぜひ、お買い取りもお待ちしております。