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[Lewis Leathers]レザージャケットの金字塔
Buyer's VOICE
みなさま、こんにちは!
今回は何十年も愛され、着尽くされてきた[ルイスレザー]のモデルについてご紹介します。

Profile
SUGAZAKI
吉祥寺店 / 店長
「趣味のいい物を」「本気の物で遊ぶ」をテーマに、クラシックスタイルをベースにファッションを楽しんでいます。 ブランドはカジュアルからモード、ドレススタイリング、ウィメンズブランドまで振り幅の広い知識力が武器です。買取、スタイリングなどお気軽にご相談ください。
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[ルイスレザー]とは

ライダースジャケット言えば、お洋服がお好きな方ならまずほとんどが[ルイスレザー]と答えるのではないでしょうか。卓越したクラフトマンシップと、圧倒的なオーラ。1970年のパンクロックカルチャーから現在まで多くの人々を魅了してきた英国ブランドです。
1892年にイギリス紳士服とオートスポーツ用の防護服の製造を行う「Dルイス・リミテッド」として創業。その後、機能的な洋服を作るようになり、今となってはイギリス最古のモーターサイクルの衣料メーカーとなりました。
イギリスは寒くて雨の多い国ですが、その気候の中で戦う英国戦士を支える保護服を作ったのです。そして現在、世界各国でオーダーでのレザージャケットの販売をメインに行っています。その[ルイスレザー]ですが、特に愛されたモデルと、有名なコラボレーションモデルがあるのはご存じでしょうか。
Lewis Leathersの風神と雷神

不動の4番の“ライトニング”。ベストバランスの“サイクロン”。
この二つのダブルライダースが[ルイスレザー]の定番かつ王道モデルです。
“ライトニング”

THE・ライダースといえばこのモデルでしょう。裾のウエストバックルがダブルになっており、タイトフィットな印象。フロントにはポケットが4つ付いており、ハードロックな雰囲気も兼ね備えています。多くのロッカーや著名アーティストを魅了した“ライトニング”。

名前負けしない強気かつ大胆なシルエットは雷神の如く。
間違いなく、[ルイスレザー]を代表するライダースです。
“サイクロン”

これ以上何か足すことも引くことも出来ないバランス感。“ライトニング”がロックテイストで、まだあどけない少年のように未完成なモデルなら、“サイクロン”は少し落ち着いた青年。ダブルライダースとして完成されたモデルといっても過言ではありません。

大きな違いはポケットの数です。“ライトニング”より一つポケットが少なく、且つウエストが一枚の厚いレザーベルトで覆われたようなデザイン。装飾の主張が抑え気味なので、“ライトニング”よりも洗練された印象です。

また汎用性が高く、クラシカルできれいめスタイルから、もちろん英国ロックスタイルまで振り幅が広いのも特徴的です。スタイリッシュ且つクールなデザインはまさに風神。何十年も同じ形で愛されているのにも納得がいきます。
革新的なコラボ

その歴史ある[ルイスレザー]ですが、ご紹介したモデルをベースに名だたるブランドとコラボレーションしています。その中でもRAGTAGでも常に大人気のブランド[コムデギャルソン]とコラボしたモデルをご紹介します。

形自体は“ライトニング”をベースに、袖周りなどにヴィンテージ加工がされており、退廃的かつロックテイストな雰囲気。

バックには “LIVE FREE DIE STRONG COMME des GARCONS” のペイント。「死ぬ気で自由に強く生きる」というメッセージも込められています。
基本的にすべてのモデルが[コムデギャルソン]青山店限定で発売されています。全て人気モデルで、現在も店舗で展開されています。
こういった革新的でその時代に合わせたコラボレーションをしているのも[ルイスレザー]の大きな魅力の一つかと思います。
最後に

是非一度この機会にRAGTAGで袖を通してみてはいかがでしょうか。[ルイスレザー]の世界観をぜひ堪能してください。
定番モデルからコラボ物、[ルイスレザー]は中古相場が落ちにくいブランドです。出番が減ったものがあれば、お買い取りもお持ちしております。