2011年小森啓二朗によってスタートした日本のブランド。『全ての洋服の原型は、ある目的の為に作られた物である。』をコンセプトに、日本人の体型や日本の気候に沿ったアイテムを提案し続けています。

ベーシックでありながらこだわりが垣間見えるディテールや生地感が服好きに刺さり、長年支持されています。日本のベーシックカジュアルの代表的なブランドの一つ。

設立当初から展開されている“コモリシャツ”や“タイロッケンコート”は、今でも毎シーズン完売するほどの人気を誇っています。

私が考える［コモリ］の一番の魅力は生地感。ベーシックで使いやすいアイテム、程よくゆとりを持たせた絶妙なシルエットなども、もちろん魅力ですが、私は生地感を推したいです。代表アイテムの“コモリシャツ”に使用されている高番手の糸を使用した生地は最高です。

軽く、肌当たりの良い軽い質感。私が初めて袖を通したのが9年前ほどですが、当時とても感動したのを覚えています。そこから［コモリ］にハマり、飽きずにシャツは毎シーズン素材や形を変えて購入していました。

もう一つ外せないのがデニム生地。私はこのデニム生地がとても好きで、今でも愛用しています。まず触らずともわかる柔らかさが見た目にあります。少し起毛させたような独特な質感があり、他の人が履いていても［コモリ］のデニムは、見ただけで言い当てることができる謎の自信があります（笑）。

もちろん履いてみても素晴らしく、決して生地の厚さは薄くはないですが、見た目通りとても柔らかく、デニムを履いていないような感覚になります。その独特な質感が生み出す空気を含んだようなシルエットがたまらなく良く、病みつきになります。今まで様々なブランドの洋服を着てきましたが、シンプルなのに強烈な印象が残ったという点で考えると［コモリ］が一番です！

生地を推した［コモリ］ですが、私は加えて「トレンドにあまり左右されない」のも魅力の一つかなと思います。言葉を変えると「長年愛用できるアイテムが揃っているブランド」です。

やはりそう感じさせるのは、「絶妙なシルエット」、程よくゆとりを持たせたシルエット。近年オーバーサイズのトレンドもあり、各ブランドの洋服が大きめに服を作っている中、［コモリ］は多少大きめになっていますが、この“程よいゆとりというものを軸に感じる服を作っています。

私も2013年発売のスラックスを2020年まで着用していました。（ダメージが出てしまい、泣く泣く手放しましたが……）
長く使用できるアイテムが欲しいと思っている方にも、全力でおすすめしたいブランドです！

今回は、私が考える［コモリ］の最大の魅力、生地感について話してきましたが、いかがだったでしょうか。

日本を代表するブランドの１つなので、気になった方は、ぜひチェックしてみてください！

［コモリ］のアイテムをオンラインショップで見る

［コモリ］のお買い取り強化情報を見る