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[MASU]融通無碍に作り出すデザイナーの想い
Buyer's VOICE
こんにちは、下北沢店のOSUGIです。
今回は僕がこよなく愛するブランド[エムエーエスユー]の紹介をさせていただきます。
ブランドの世界観を感じるアイテムから[エムエーエスユー]の魅力を紐解いていきます。

Profile
OSUGI
下北沢店 / バイヤー
現在はMASUにどっぷりハマっており、ドメスティックブランドを中心に日々面白いブランドを探求しております。ドメブラはお任せください! スタイリングを組むのが好きで、メンズはもちろんレディースのスタイリングもワクワクできるスタイリングを組めるように頑張りますので、お待ちしております!!
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[エムエーエスユー]とは

ブランドのコンセプトは「マス、プロダクト(mass+products)」。明確な固定概念がある要素を再定義することで生まれる新しい量産品を指しています。
設立は2017年。当時は[マス]というブランド名でしたが、リブランディングにて2018年秋冬から現在の[エムエーエスユー]に改名し、現デザイナー後藤慎平が手がけることに。[セブンバイセブン]の立ち上げメンバーで、「ライラ・トウキョウ」というデザイナーズブランドのヴィンテージアイテムを多く取り扱うショップにて働いていた経験もあり、ヴィンテージの豊富な知識を元に現代風に再定義し製作された洋服が魅力的で、未来のヴィンテージになる服を目指して作成しています。
人がこうだと思い込んでいる固定概念に対して、すり替えたりひっくり返したりすることが得意で目新しい男性像を提案し続けている魅力的なブランドです。
また、楽天主催の “FASHION PRIZE OF TOKYO”の2024年の受賞ブランドでもあります。こちらは過去には[マメクロゴウチ]、[オーラリー]、[ターク]、[シーエフシーエル」、[トモコイズミ]といった名だたるブランドが受賞しており、今もっとも注目度の高いドメスティックブランドと言えます。
“MASU BOYS”
そんな[エムエーエスユー]ですが、まず手に取っていただきたいのが“MASU BOYS”ラインのアイテム!

まず“MASU BOYS”は、元々“Mr.classics”という未来のクラシックをつくっていくという[エムエーエスユー]の定番ラインがあり、それが2023年1月に開催された「MASU BOYS LAND」というイベントで発表された2023秋冬コレクションより“MASU BOYS”に名称が変更されました。
また、“MASU BOYS”はブランドのファンの総称でもあり、天使のように人種や年齢に捉えられず、自由で優しい人々のことを指しているそう。
実際に僕が出会ってきた“MASU BOYS”の方々もとても優しく自由に服を楽しんでいる人しかいないので、とても愛されているブランドだと思います。
“MASU BOYS LAND T-SHIRTS”

2025春夏シーズンよりTシャツ類が“MASU BOYS”ラインに仲間入りしました。
無数の小さな天使たちが城を築いていく様子が描かれており、きっと“MASU BOYS”と共にブランドを築いていきたい思いが込められているではないかと考えています。
そんなメッセージ性もありながら、デザインとしてもヴィンテージTシャツのような風合いにするために染み込みプリント後に洗いをかけており、ヴィンテージ風の掠れた感じをしっかりと再現しています。これはヴィンテージの服に精通したデザイナーだからなせる技だと思います。
“MASU BOYS BAGGY JEANS”

こちらは、無骨なバギージーンズにあえて女性らしさを感じるピンクの染めをすることで年齢、性別にとらわれないアイテムになっています。
また、ジッパーフライは剥き出しの状態になっているのが特徴的で、普通のバギーデニムとは違った印象を与えてくれます。

さらに、ジップ部分は棺桶のようなフォルムをしており、2021年秋冬シーズンより継続で使い続けられているものとなっております。
十字架の下には“MAN”と刻印されており、「既存の男性像を葬り去って、未来へ進んで欲しい」というブランドからのメッセージが込められています。

“FLOCKY DOLL MINI BAG” 世界観を感じる小物
[エムエーエスユー]をこれから挑戦してみたいという方におすすめなのが小物類です。
“MASU BOYS”ラインもいいのですが、価格も優しくブランドらしさ、シーズンらしさを反映している小物類からはじめてみるのはいかかでしょうか。

こちらは、2024年春夏を象徴するデザインでもあるフロッキープリントの加工を全体に施したハンドバッグ。
シ〇〇〇アファミリーの人形をイメージして作られており、触り心地は人形のそれ!
本来小さな女の子のおもちゃという事が周知されていると思いますが、あえてそれを提案し年齢、性別にとらわれない解釈をしているのがブランドらしく魅力的なアイテムとなっております。
懐かしさと優しさに触れる感覚を楽しんで欲しいという願いが込められており、大きさも最小限の物が入るサイズです。本当に必要な物を改めて考えるきっかけを与えたかったとブランド側からの想いが込められております。
最後に

[エムエーエスユー]は新しい自分に出会わせてくれる、固定概念にとらわれない唯一無二のブランドだと思います!これからの日本を牽引していく存在になると私は確信しています!
ぜひRAGTAGにて手に取っていただけると幸いです。お買い取りも絶賛強化中ですのでお持ち込みもお待ちしております。