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[JUN MIKAMI]ハンドメイドにこだわるモノづくり
Buyer's VOICE
みなさまこんにち。新宿店のKAWAHARAです。
今回は[ジュンミカミ]について代表的なニットを用いて、ブランドの魅力を紹介いたします。

Profile
KAWAHARA
新宿店 / バイヤー
元々、パンクやスカといった音楽が好きで、そこからお洋服に興味を持ちました。カジュアルからモードまで様々なジャンルを着ますが、UNDERCOVERやChika Kisadaなど女性らしさの中にパンクを感じられるお洋服が特に好きです! お客様とお話をすることが大好きなので、ぜひ一緒にお洋服や音楽の話で盛り上がりましょう!
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[JUN MIKAMI]とは

[ジュンミカミ]とはデザイナー、三上純によって2012年に設立されたブランドです。ハンドニットを中心に、ミニマルでありながら存在感のあるデザインの服を展開しています。
三上純は半年ほど文化服装学院に在籍したのち中退し、子どもの頃から好きだった絵を書くことと、洋服の両方が学べるのという理由でテキスタイルの専門学校に通います。
その後、様々なブランドで経験を積んだのち[ジュンミカミ]を立ち上げます。
ブランドコンセプトは特に設けておらず、「その時々で着たいと思うものと着て欲しいものを作る気持ちでやっています」と話しています。
ハンドニットからスタートしたブランドということもあり、糸の染色からさまざまな技法までニットに関する知識は幅広く、2019年には[ジュンミカミ]のアーカイブアイテムや手編みの技法を記した「JUN MIKAMIを編む」という本を出版するほどです。
また、同ブランドの服は環境への配慮も忘れていません。自然素材の使用にこだわっており、ウール、リネン、コットンといった天然素材を積極的に採用しています。さらに、製作の過程でも過剰な生産や消費を抑えるようにしており、デザイン性だけでなく、時代に合ったブランドといえます。
[JUN MIKAMI]を知るにはニットから

ブランドを語るうえで欠かせないのがニットアイテムです。ブランドを始めた当初、資金面でのハードルはあるが時間はたくさんあるという理由から、ハンドニットの製作をします。自宅で糸の染色までやっていたそうです。
現在でこそ、ニットが登場しないシーズンもありますが、「ニットへの興味がなくなったということではなく、これだ!というものが完成した時にみんなに見せたい」という思いがあるそうで、ブランドを語るうえでも、デザイナーを語るうえでも、ニットの存在は重要です。
冬が恋しくなるケーブル編み

太めの毛糸で編まれたケーブル編みのニットベストはずっしりとした重く、存在感があります。それでいてどんなスタイルにも馴染む普遍的で洗練されたデザインは、ぜひ一度袖を通していただきたい一枚です。

ニットに精通したデザイナーならでは

こちらのニットもケーブル編みですがボディスーツのタイプになっており、先程のベストとはガラッと雰囲気が変わります。ニットのボディスーツなんて珍しいアイテムを作れるのも、ニットに精通したデザイナーならではといえます。大きい編み目、肉厚な生地、首の詰まり具合、どこを切り取っても素敵で確実にテンションの上がるアイテムです。
洗練されたフィット感とシルエット

こちらのカーディガンは、先程の2枚とは打って変わって身体にフィットするデザインです。袖とウエスト部分のリブ編みがフィット感を高め、体のラインを美しく見せてくれます。

計算されたリブの長さが技術の高さを感じるアイテムです。また、繊細に織り込まれたゴールドの糸やクラシカルなボタンデザインも上品な雰囲気を演出しています。
薄手のカーディガンは一枚でも羽織としても様々な楽しみ方ができますし、着用シーズンも長いため、おすすめのアイテムです。
最後に

やっと夏が終わろうとしているこの時期に秋冬のアイテムをお探しの方も多いのではないでしょうか。大ぶりのニットから繊細なカーディガンまで幅広いニットアイテムが揃う[ジュンミカミ]は今からの時期にぜひ注目していただきたいブランドです。
今回ご紹介した以外にもさまざまなアイテムを取り揃えておりますので、ぜひRAGTAG Onlineや店舗でご覧ください。
また、[ジュンミカミ]のお買い取りを強化sしています。ニットはもちろん、2020年から定期的にコラボしている[ワイルドシングス]とのコラボアイテムも二次市場で高く評価されておりますので、ぜひご検討ください。