[PORTER CLASSIC]唯一無二の経年変化

[PORTER CLASSIC]唯一無二の経年変化

Buyer's VOICE

COLUMN

2024.10.11

こんにちは。ルクアイーレ店のWAKATAです。
今回は私も大好きなブランド[ポータークラシック]を代表的なモデルを用いてご紹介いたします。

WAKATA

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WAKATA

ルクアイーレ店 / バイヤー

カジュアル、アウトドアスタイルが好みの3児の父です。定番からコアなブランドまで、自分で「良いかもっ!」と感じたものは何でも着ます。特にPORTER CLASSICのことなら任せてください!熱く語ります!

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    [PORTER CLASSIC]とは

    PORTER CLASSIC 

    [ポータークラシック]はカバンで有名な[ポーター]でデザイナーとして活躍していた吉田克幸とその息子である吉田玲雄が立ち上げたブランドです。よく[ポーター]の派生ブランドと勘違いされますが、ブランド自体は全く関係の無い別ブランドです。

     

    この吉田親子がとにかくかっこいい!吉田克之は[ポータークラシック]のスタッフさんから『克さん』の愛称で呼ばれているのですが、そのたたずまいや生き方がとにかくカッコ良く、アイテムはもちろんですがこの『克さん』にあこがれて、[ポータークラシック]を好きになる方も多いと思います。私もそのうちの一人です。息子の吉田玲雄には何度かお会いしたことがあるのですが、この方もとにかく雰囲気がかっこよく、ほれぼれしてしまいます。

     

    アイテムは日本製にこだわっており、日本の伝統文化からインスピレーションを受けたアイテムが人気を博しています。そんな代表アイテムを中心に今回はご紹介させていただきます。

     

    “SASHIKO”

    “SASHIKO”

    まずは[ポータークラシック]の代表ファブリックである“SASHIKO”です。長年の研究の末に生み出された生地なのですが、これが本当にたまらない。

     

    今回ご用意したのは[ポータークラシック]が素材違いで展開を行っているシャツジャケットの刺し子仕様のアイテム。他のブランドには無い雰囲気が気分を高揚させてくれます。

    生地はやや厚手。正直少し重さはありますが、その重さも心地良く、柔らかく温かみのある生地は、着る予定が無くてもついつい家で袖を通してしまいます。

     

     

    “SASHIKO”

    魅力は何といっても経年変化。着用していると気が付かないうちに、糸がほつれています。他の服は、このほつれが気になるところですが、この生地に限っては、そのようなことは無く、むしろ、ほつれて破れを繰り返していき、完成する服ではないかと思うくらい、経年変化で魅力が増します。

     

    私はまだまだ綺麗な状態なので、ここから着倒していき、5年10年かけて自分だけのジャケットにしていきたいですね。

    “KENDO”

    “KENDO”

    お次は“SASHIKO”と並ぶ[ポータークラシック]の代表ファブリック“KENDO”です。文字通り剣道で使用する胴着から着想を得た生地です。

     

    こちらは昨年の秋冬に購入した“KENDO ZIP UP JACKET”です。超長綿シーアイランドコットンをしっかり密に編み込んだ、丈夫な生地感と伝統を感じるダイヤのような模様が特徴。

    “KENDO”

    こちらは前項の“SASHIKO”と同様、経年変化が魅力の生地ですが、“SASHIKO”との違いはアタリが味になるというところ。アタリが魅力になるというとデニムを連想しますが、ほんとうにそのデニムのようなあたりが出て経年変化を楽しむことができます。アタリが出るとデニムと同様に、白っぽく生地が変化して、毛羽立ちが出てきます。そして固かった生地も徐々に柔らかくなって、身体になじんできます。本当にデニムのようですね。

     

    『他の人とは違う洋服を育てたい』そんな玄人さんには本当におすすめです。

    記事画像

    “OHARIKO”

    “OHARIKO”

    最後は[ポータークラシック]を語るうえで外せない“OHARIKO”です。“OHARIKO”(お針子)とは「裁縫をする人」という意味なのですが、[ポータークラシック]での“OHARIKO”もその『裁縫』を表しており、ブランドの魅力を1段階も2段階も押し上げてくれている存在です。

     

     

    “OHARIKO”

    こちらは“OHARIKO ARMY PATCHWORK ZIP-UP JACKET”。正面のパッチワークはもちろんですが、個人的に推したいのは全体に施されたお針子さんによるステッチ。これが無ければ多分これを購入していなかったと断言できるくらい、このステッチの味がたまりません。

     

    本来のこのようなステッチは生地が破れてしまい、その補修をする際に施すようなものですが、それをあえて綺麗な状態のアイテムに施すことにより、生まれるこのちぐはぐ感が良いですよね。

    “OHARIKO”

    前立て部分にはハートのステッチがちょこんと添えられていますが、こういう遊び心がさりげなく各アイテムにお針子さんの手により施されており、ほんとそのひと手間が唯一無二のアイテムに仕上げてくれます。

    最後に

    集合写真

    代表的な[ポータークラシック]のアイテムをご紹介いたしましたが、その他にも“SUPER NYLON”、“WEATHERシリーズ”、“ロールアップシャツ”など、おすすめのアイテムがたくさんあります。

     

    近年材料費の高騰もあって、[ポータークラシック]も少しずつですが値段が上がってきており、カジュアルブランドからややハイエンドなブランドに移り変わってきています。気になるアイテムがある方はぜひ早めの購入がおすすめです。

     

    また気になる二次市場での立ち位置ですが、とても人気が高く、高価買取ができるアイテムが多いブランドでもあります。特に本日紹介した“SASHIKO”“KENDO”は多少年代が古くても需要が高いアイテムになるので、高くお値段をお付けすることができます。一度着用してみるとその良さが必ずわかるブランドだと思いますので、ぜひ店頭でお試しください!

     

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