［ヨーコチャン］は台湾人の父親と日本人の母親にルーツを持つ日本人デザイナーが2010年にスタート。パール付きワンピース“パールドレス”が代表的ですが、今ではバッグやウエディングドレス、子供服なども作っていて熱心なファンも多いブランドです。

ブランドコンセプトが「クローゼットの中のアイテムが全てなくなったとき、これさえあれば生きていける服」ということだけあり、ワンピース１枚でアクセサリーをしなくても成立するのも魅力の一つです。

デザイナーのヨーコチャンの母親が質の良い物を長く使い続けることを大切にしていたことや、［グッチ］や［ロエベ］などのラグジュアリーブランドのPRでの経験の中から、「もっと自分に手が届く範囲で上質な洋服を」という想いでブランドを立ち上げました。

デザイナー自身が着たい服を作っているので、生地選びからデザインまで本人が行い、価格が本当に見合っているものか、なども一貫して行っています。ハイブランドほど肩肘を張らず、美しく凛とした大人の女性に選ばれるポジションを確立しています。

多くのアイテムには、しわになりにくいポリエステル素材が使われています。デザインにも立体的なバルーンやペプラムを取り入れておりシンプルながらもきちんと感が出るデザインが支持され、2013年には伊勢丹新宿本店の店内案内係の制服にも採用されました。芸能人の着用も話題になることが多く、結婚会見やパーティー、司会といった人前に出る華やかな場に選ばれています。

アパレル全体のトレンド的にゆったり、ロング丈、リラックス感のあるものが主流になってきましたが、［ヨーコチャン］の服は他のブランドに比べサイズが小さめでワンピースも膝上のデザインが多いです。それは「身体を鍛えて、美しく洋服を着て欲しい」という想いからで、ジュエリーなどの宝飾品で着飾るのではなく、着る人自身が主役に捉えています。

１枚で完成する服だからこそ、［ヨーコチャン］のワンピースの上にさらにボレロを重ねたりするとバランスが難しくなるほど、完成度の高いアイテムばかりです。

デザイナー自身も40代を迎え、より自分らしい提案をしたいということで［REYC（リック）］というラインを新たにはじめました。こちらはそんな上記のような悩みを解決するようなブランドになっています。

着丈が若干長めになっていたり、上品だけれども普段使い出来るようなデザインだったり、上質な素材を使ったりした、より大人の女性向けのラインが［リック］です。

いかがでしたでしょうか。

RAGTAGでのお買い取りでも、1番人気のパール付きの“パールドレス”は特に高価買取しております。またワンピースに関しまして、近年のトレンドも相まって、ブランドの特徴でもある膝上丈のデザインよりも、長めの丈の方が高くお買い取りができる傾向があります（もちろん膝上丈のアイテムも大歓迎です）。

ぜひこの機会に［ヨーコチャン］を試してみてはいかがでしょうか。

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