前身の株式会社ツルヤから1961年に改名された［デサント］は日本が世界に誇るスポーツウェアブランド。スキーウェアの開発で人気を博し、数多の有名アスリートが袖を通してきたことで世界的に有名となったブランドです。日本のプロ野球球団のユニフォームも手掛けることから、一度はブランドロゴを目にしたことがあるのではないでしょうか。

ブランドロゴの「スピリットマーク」は、スキーの基本技術である「直滑降」「斜滑降」「横滑り」を表現。基本に忠実なものづくりをという思いを表現するとともに、常に最も優れたものに目を向け、積極的に製品化していく果敢な［デサント］のスピリットシンボルになっています。

スポーツウェアのイメージが強いですが、実はファッション好きからも支持されるラインもございます。早速ですが、幅広いシーンで活躍する人気アイテムをご紹介します。

長年培ったスポーツ分野の経験を様々なシーンで着用できるよう落とし込んだコレクションラインの［デサントオルテライン］。最大限機能性を追求したミニマルなデザインで、ファッションにも落とし込みやすいアイテムが人気です、

Down Jacket : DESCENTE ALLTERRAIN / Size : M / ¥95,100（inc.tax）

［デサントオルテライン］の中でも、特に象徴的なアイテムがこちらの “水沢ダウン”。

2010年のバンクーバー五輪に出場する日本選手団に提供するため開発され、2008年から販売されているダウンジャケットです。岩手県にある水沢工場で製作されており、完全な「日本メイド」になっています。

“水沢ダウン” の最大の特徴は縫い目がないことによる「防水性」と「耐水性」を兼ね備えていることです。従来のダウンジャケットはステッチのミシン目から水が侵入し、羽毛が濡れてしまうため十分な保温性が保たれない、またステッチ部分の隙間よりダウンが抜け落ち易い等の欠点がありました。

しかし、“水沢ダウン” は特殊な熱圧着技術を採用して縫い目をなくし、袖など縫製が必要な箇所はシームテープ加工をしているため、水が浸入しにくく保温性を保つことが可能になっています。日本製の高品質に加え、無駄を省いた洗練されたデザインで国内外から高い評価を受けている［デサントオルテライン］のアイコンアイテム。二次流通においても非常に人気が高いです。

人気ドメスティックブランド［オーラリー］のデザイナー岩井良太によってデザインされ、コラボレートされた［デサントポーズ］。「PAUSE」は音楽記号の小休止を意味し、「全速力ではなく、時々休憩するように生活を楽しむ」をコンセプトにしています。トップアスリート向けに開発された、素材、技術をタウンユース向けに落とし込み、日常をより快適に過ごしていただくためのウェアを製作しているラインです。

Shirt : DESCENTE PAUSE / Size : S / ¥5,800（inc.tax）

スポーツウェアに求められる快適さを重視しながらも、デイリー使いしやすいシルエットやカラー使いが特徴的なラインです。［オーラリー］のような、程よくゆったりしたシルエットに、淡いカラーリングが、街中に馴染みやすいデザインです。

Jacket : DESCENTE PAUSE / Size : M / ¥8,000（inc.tax）

素材には、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を使用しながらも、この独特な色味を出せるのは、［デサント］ならではですね。現在、［デサントポーズ］は展開を終了していますが、二次市場でも人気が絶えないラインです。

長年の歴史から常に最先端のウェアを生み出し続けている［デサント］。幅広いラインがあり、アウトドアシーンからタウンユースまで多くのファッションラバーに愛されています。自分のファッションスタイルに合ったアイテムをぜひ探してみてください。

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