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[Supreme]カルチャーを超えた名作コラボ
Buyer's VOICE
みなさまこんにちは。ルクアイーレ店HATTORIです。
1994年の設立以来、ストリートカルチャーを語るうえで欠かせない存在となった[シュプリーム]。昨年30周年を迎えた今もなお、世界中のファンを魅了し続けています。今回は、数多くの名作の中から、キャラクターデザイン、アニメーションコラボ、アーティスト&ムービーコラボを中心にその魅力を紐解いていきます。

Profile
HATTORI
ルクアイーレ店 / バイヤー
お客様一人一人のアイテムへの想いや、愛着に寄り添い、また相談したいと思われる対応を目指しています。裏原ストリート、パンク、モード等、日によって着るブランドなどのジャンルも広いため、人気のデザイナーズから、新進気鋭のブランドまで、幅広いブランドを得意としております。
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キャラクターデザイン
“Camacho Tee”

“Camacho Tee” / Size : XXL / ¥16,000(inc.tax)
小生意気な表情で中指を立てる“ミドルフィンガーモンスター”を大胆にプリントした一枚。実は2002年にもリリースされており、昨年登場したモデルは約21年ぶりの復刻版です。このキャラクターは1970~80年代のアメリカ古着に見られるデザインが元ネタとされていますが、詳細は不明。[シュプリーム]が2002年に起用したことで、当時の古着市場にまで影響を与えたと言われています。

“Camacho Tee”のみならず、[シュプリーム]がサンプリングやコラボを行うことによって、元ネタの人気も上がるといった現象は設立から30周年が経った今でも起こりうる面白さがあります。
アニメーションコラボ
×「AKIRA」キャップとパーカー

×「AKIRA」キャップ / ¥28,800(inc.tax)
×「AKIRA」パーカー / Size : S / ¥61,200(inc.tax)
世界中を驚かせ、現在も高額取引される伝説的コラボレーションが、漫画「AKIRA」とのタッグです。キャップやパーカーなどがリリースされ、ファンの間ではコレクターズアイテムとしての地位を確立しました。
×「前田敏夫」 半袖Tシャツ

バンドTシャツ、アーカイブTシャツ、企業Tシャツなど、ヴィンテージTシャツの中でも様々なカテゴライズが存在し、近年特に盛り上がりを見せているのがアニメTシャツです。数年前まで、着用するにはサブカル要素が強かったり、コーディネートが難しかったりと、ファッションアイテムとしてはとても人気のあるものではありませんでしたが、突如として日本の漫画家である前田敏夫とのコラボが実現しました。

エロティックかつマニアックなデザインは、当時の[シュプリーム]のファンも困惑したと言われていますが、それと同時に「こういったデザインや着方もありなんだ」という考えをチラつかせました。結果的にこのコラボが後の「AKIRA」コラボの盛り上がりの伏線のようになりました。
現在高騰しているアニメTシャツだけでなく、ラグジュアリーブランドが日本のアニメとコラボしたアイテムを発表し、ランウェイを歩くなど、間違いなく大きな影響を与えたコラボレーションです。
アーティストコラボ
×ダミアン・ハースト 羊、鮫

左 ×ダミアン・ハースト 羊 / Size : M / ¥12,600(inc.tax)
右 ×ダミアン・ハースト 鮫 / Size : L / ¥31,900(inc.tax)
[シュプリーム]のコラボは非常に幅広く、中でもアーティストや映画といったものまで存在します。独自のデザインから意外なチョイスまで楽しめるのが魅力です。今回セレクトしたのはスケートブランドらしさもありながら、どこかアンダーグラウンドなムードのデザインです。
イギリスの現代美術家であるダミアン・ハースストは、死をモチーフにした型破りかつショッキングな作品を手掛けるなど、作品一つ一つの賛否が分かれるような世界的アーティストです。左のアイテムは羊をホルマリン漬けにした代表的な作品をTシャツに落とし込んでいます。
×フランク・フラゼッタ “Frank Frazetta Destruction Tee”

“Frank Frazetta Destruction Tee” / Size : XL / ¥14,000(inc.tax)
アメリカのイラストレーターであるフランク・フラゼッタとのコラボレーションアイテムです。主にSFやファンタジー作品のイラストを手掛けており、世界的人気のカードゲーム、「マジック・ザ・ギャザリング」のイラストにも携わっています。後のSFや漫画作品にも多大な影響を及ぼしたとされる巨匠でもあります。

こちらのTシャツに用いられたのは「デス・ディーラー」という名の作品であり、キャラクターです。作品のファンはもちろん、知らずとも目が惹かれる存在感のあるプリントが特徴です。時にはポップにサブカルテイストを、また時にはアンダーグラウンドに、様々な一面を表現する[シュプリーム]。現在でも不動の人気を確立しています。
ムービーコラボ

1980年代に公開されたホラー・スプラッター映画の金字塔でもある「ヘル・レイザー」。映画のポスターにも描かれているセノバイト(ピンヘッド)と呼ばれる怪人がデザインされています。異なるジャンルでありながら、カルト的な人気を誇る両者のタッグは意外でもありながら、どこか納得のいくアンチテーゼを感じさせます。

×「ヘル・レイザー」半袖Tシャツ / Size : L / ¥19,000(inc.tax)
他にも、同時期リリースされたコラボのBDUジャケットはスプラッター映画らしく、迷彩柄に血を連想させる赤が用いられ、細かな部分にもこだわりが垣間見えます。
こういった幅広いコラボレーションを経て、好きだった作品やアーティストのデザインをファッションアイテムに昇華するクオリティは、作品に対するリスペクトがあるからこそ実現しています。
[Supreme]のお買い物、お買い取りはRAGTAGへ!

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介させていただいたコラボレーションアイテム以外にも、プリントアイテムやTシャツなどは、様々な元ネタやオマージュが存在することから、お探しの方の多い人気アイテムです。発売から年月が経っていても、高くお買い取りできるものも多くございますので、ぜひ店頭にてお気軽にご相談ください。