［ミュウミュウ］は1993年にミウッチャ・プラダがスタートした、［プラダ］のシスターブランドです。ブランド名はミウッチャの幼少期のニックネームである「Miu（ミュウ）」に由来します。本家［プラダ］が持つ知性やラグジュアリーな方向性を軸にしながら、より自由で実践的で異なる要素をミックスすることで独自の美学を築くといった、遊び心を前面に出したラインとして展開。

世界観は「反骨と女性らしさの共存」「制服・スクールライク・プレッピーの再解釈」「90s～Y2Kムードの再解釈」というように、ストリートやサブカルチャーの空気感を敏感に捉えるブランドとして高い支持を得ています。

デザイナーのミウッチャ・プラダは、ミラノ出身で祖父が創設した［プラダ］の3代目として経営・デザインに参加し、フェミニズムや知性を背景にしたデザイン作りが特徴です。

［ミュウミュウ］が強く支持される理由は、「甘さ」と「強さ」が同居するデザインバランス。ただ可愛いだけでも、ただラグジュアリーなだけでもなく、思わず触れたくなる素材感や、持つだけでスタイルが成立する存在感があります。

特に近年は、グローバルでの再評価やY2Kブームを追い風に、セレブやインフルエンサーが日常使いとして［ミュウミュウ］を選ぶ場面が急増。そういった背景から、中古市場でもリセール価値が安定して高いブランドへと変化しています。

それでは、近年人気を集めている［ミュウミュウ］のバッグについてご紹介いたします。

“アルカディ” / ¥332,700（inc.tax）

こちらの“アルカディ”は、2023年登場の比較的新しいコレクションで、クラシカルなトップハンドルに丸みのあるスクエアシルエット、大胆なメタルロゴが特徴のモデルです。

レザーに中綿と伸縮性のある生地を組み合わせたキルティング加工が施された「マテラッセレザー」や、「パデッド加工レザー」といった質感の差や、サイズと仕上げのバリエーションが豊富で、使う人のスタイルや場面に応じて選べるので、支持層も広く中古市場での需要が継続的に高いモデルです。

個人的に“アルカディ”の魅力は「モダンさとヴィンテージ感の狭間」にあると思います。トップハンドルのクラシカルな佇まいが上品さを醸しながら、現代の町でも違和感なく使えるような、レザーの手触り・ボリューム・フォルムの絶妙なバランスが、［ミュウミュウ］だから成せる技だと感じます。

“ボーバッグ” / ¥267,900（inc.tax）

こちらの“ボーバッグ”は、その名の通り「弓（ボー）」のような柔らかな曲線を描くトップハンドルが最大の特徴で、クラシックな魅力とモダンな機能性を融合させたアイテムです。

見た目以上の収納力と実用性も兼ね備えており、レザー、スエード、ファブリックなど多様に展開された上質な素材の中から、季節やスタイルに合わせて選べます。

一見するとガーリーで可愛らしいのですが、実際に持ってみると驚くほど落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれるそのギャップと、柔らかな「抜け感」のあるフォルムこそが、“ボーバッグ”ならではの洗練された魅力だと個人的には思います。

他のラグジュアリーブランドのバッグは、「格式」「ステータス」を強く打ち出す傾向があるので、スタイル選びや場面に制限が出ることも少なくありません。

一方で、［ミュウミュウ］のモデルは、洗練されたデザイン性を持ちながらも“どこか抜けた女性らしさ”を両立させているので、デイリー使いにもファッションのアクセントとしても使えます。それでいて“ラグジュアリー”として成立させるのが［ミュウミュウ］の他ブランドにはない魅力だと感じます。

［ミュウミュウ］のバッグは、単なる流行アイテムではなく、「日常に寄り添うラグジュアリー」確固たる地位を確立しています。実際に手に取ることでわかる素材の深みこそ［ミュウミュウ］が支持され続けている理由なのだと感じます。

RAGTAGではそんなアイテムを実際に、お試しいただけます。店頭やオンラインで、ぜひその質感を体感してみてください。また、［ミュウミュウ］はお買い取りを強化しています。特に近年発売のアイテムは募集していますので、お気軽にご相談ください。

お買い取りサイトを見る

［ミュウミュウ］のアイテムをオンラインショップで見る

バイヤー一覧はこちら