[Acne Studios]3モデルから読み解くデニムの魅力“1996 / 2021 / 1981”
Buyer's VOICE
「たった100本のジーンズから、すべては始まった。」
スウェーデン・ストックホルム発の[アクネストゥディオズ]。今回は“1996 / 2021 / 1981”。
それぞれ異なるアプローチでデニムを再定義する、3つの定番モデルを掘り下げます。

Profile
OSUGI
下北沢店 / バイヤー
現在はMASUにどっぷりハマっており、ドメスティックブランドを中心に日々面白いブランドを探求しております。ドメブラはお任せください! スタイリングを組むのが好きで、メンズはもちろんレディースのスタイリングもワクワクできるスタイリングを組めるように頑張りますので、お待ちしております!!
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[Acne Studios]とは

1996年、ジョニー・ヨハンソンらによってスタートした[アクネストゥディオズ]は、グラフィックや出版など多領域にまたがるクリエイティブ集団として出発し、赤いステッチを施した約100本のデニムを友人や関係者に配布したことを起点に、ファッションシーンへと進出しました。
「Ambition to Create Novel Expression(新しい表現を生み出す)」という思想のもと、デニムは単なる定番ではなく、“解釈の対象”として扱われ続けています。
ピンクパッチ

[アクネストゥディオズ]の多くのデニムに配されている象徴的なピンクパッチ(ピンクパッチ=ノイズとしてのデザイン)は、単なるロゴではなく構図を崩すための要素です。ミニマルなデニムに対して、あえて彩度の高い色を一点だけ配置することで、視線の流れをコントロールし、完成されたバランスにズレを生み、無機質な印象を中和するといった役割を担っています。
これはグラフィックデザイン的な発想であり、ジョニー・ヨハンソンのバックグラウンドが色濃く反映されたディテールです。
“1996” デニムにおける基準点

“1996” / Size :29(S位) / ¥26,000(inc.tax)
ブランド誕生の年を冠した“1996”は、[アクネストゥディオズ]のデニムにおける基準点です。やや深めの股上に、癖のないストレートシルエット。一見すると極めてオーセンティックですが、重心設計の微差によって単なるクラシックには収まらないバランスを持っています。

この設計によりタックイン時の収まりが良く、体型を選びにくく、スタイリングの邪魔をしない汎用性が成立しています。「何もしていないようで、最も設計されている一本」。自分のスタイルを純化したい人に最適なモデルです。
“2021” シルエットで語る現代性

“2021” / Size :29(S位) / ¥73,500(inc.tax)
“2021”は、現在の空気感を最も的確に反映したモデルです。全体としてはルーズなストレートでありながら、設計の要は腰回りを過度に広げていない点にあります。ウエストからヒップにかけてはコンパクトに収めつつ、ワタリから裾にかけてボリュームを出すことで、ルーズでありながらも重心が下に落ちすぎず、全体のバランスが崩れないよう設計されています。

トレンドを取り込みながら、トレンドに消費されない設計になっており、極端なワイドではないため時代が変わっても穿き続けやすく、きれいめからストリートまでスタイリングの振り幅も広い。今っぽさと長く使える現実性を両立した一本です。

また[アクネストゥディオズ]の加工は、ヴィンテージのコピーではなく“再編集”というアプローチに近いものだと思います。イタリアやトルコなどの工場で、レーザー加工と手作業を組み合わせることで、経年変化を一度分解し、整え直したような質感を生み出しているからです。
その結果、リアルでありながらクリーンで、無骨でありながら洗練されているという、一見矛盾した仕上がりが成立しています。
“1981” デニムのリアリティを問い直すプロダクト

“1981” / Size :L / ¥100,700(inc.tax)
“1981”は、ジェンダーレスで現代的なワイド(バギー)シルエットをベースにしながら、最もコンセプチュアルなアプローチが取られたモデルです。ローからミッドウエストに設定され、裾に向かってストンと落ちるワイドレッグや、ゆるく穿くルーズなボリューム感が特徴。

この極端にゆとりを持たせた足回りは、あくまでニュートラルなキャンバスとして機能し、デザインの介入を受け止める“土台”となっています

そしてこちらはトロンプルイユ(騙し絵)を用いたモデルです。実在するヴィンテージデニムをスキャンし、色落ちやシワ、汚れといった経年変化をプリントとして転写することで、「穿き込んで変化させる従来のデニム」とは異なり、「変化した状態を最初から持つ」という構造を成立させています。
リアルな経年変化ではなく、デニムという概念を楽しみたい人に刺さる一本です。また、トロンプルイユを用いたモデルは、視覚的なインパクトとコンセプト性の高さから、二次市場でも高い人気を誇り、価格が落ちにくい傾向にあります。
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“1996”は「基準」、“2021”は「現代」、“1981”は「再定義」。
[アクネストゥディオズ]のデニムに共通しているのは、単なる再現ではなく「どう解釈するか」に重きを置いている点です。デニムという極めてベーシックなアイテムに対して、設計で差を作るのか、バランスで更新するのか、概念ごと問い直すのか。選ぶモデルによってそのスタンスは大きく変わります。だからこそこの3本は、「どれが良いか」ではなく「どの立ち位置を選ぶか」で選ぶべきモデルです。ぜひこの機会に、店頭にてお試しください。
このほかにも魅力的な定番アイテムが溢れる[アクネストゥディオズ]。今回紹介したブランドらしさが詰まったアイテムは非常に人気でお買い取り強化中です。ぜひ一度ご相談ください。
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