Vol.9 ヘア&メイクアップアーティスト 奈良裕也さんによる「夏のファッションを楽しむ100着」

Vol.9 ヘア&メイクアップアーティスト 奈良裕也さんによる「夏のファッションを楽しむ100着」

RAGTAG100 POP UP SELECTED BY...

FEATURE

2023.06.01

RAGTAG100 POP UP SELECTED BY...とは、RAGTAGが主催するポップアップ形式のイベント。
毎回ゲストセレクターとしてスタイリストやファッション好きのクリエイターを招聘し、それぞれが設定したテーマのもと、常時約30万点に及ぶRAGTAGの膨大な在庫の中から100着をセレクト。期間限定の店頭ポップアップと一部オンラインでも販売いたします。

奈良裕也

Profile

奈良裕也

ヘア&メイクアップアーティスト

1980年生まれ。2000年にヘアサロン SHIMAに入社。トップヘア&メイクアップアーティストとして活躍し、レディー・ガガや数々のセレブリティを手がける。現在はSHIMAのクリエイティブディレクターとして活動しながらサロンワークも継続。2022年には自らがディレクションする「PICKY THE SHOP / BAR」を東京・表参道にオープン。YouTubeでもファッションやコスメティック情報を発信中。

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    6月19日(月)からオンライン販売スタート!

    セレクトアイテムがオンラインショップで購入できます。ぜひご覧ください!

    記事画像

    INTERVIEW

    奈良裕也さんによる「夏のファッションを楽しむ100着」

    RAGTAG100 Vol.9 奈良裕也さん

    今回のゲストセレクター、ヘア&メイクアップアーティストの奈良裕也さん

    スタイリストやファッションピープルをゲストセレクターにお迎えし、2021年春から定期開催している「RAGTAG100」。Vol.09には、人気ヘア&メイクアップアーティストである奈良裕也さんにゲストセレクターとしてご参加いただきます。奈良さんは日本有数のトップヘアサロンSHIMAのアートディレクター、そしてヘア&メイクアップアーティストとして活躍。さまざまなセレブリティのヘアメイクを手がけるだけでなく、そのファッションセンスも長年注目されています。奈良さんのファッション遍歴、今回のセレクトの意図などは、ぜひ下記のインタビューから読み取っていただき、開催を楽しみにお待ちください。

    RAGTAG100では、そんな奈良さんが自由な目線で選んだ100着が、2023 年6 月16日(金)から25 日(日)まで、RAGTAG 渋谷店 1F入口のポップアップスペースで展示販売されます。

    ファッション好きから入ったヘアメイクの世界

    奈良さん 商品を選ぶ様子

    ―奈良さんはどのようにヘアメイクの道を選ばれたのですか?

    奈良裕也 : 中学生くらいからファッションが好きだったんです。華やかな世界も好きだったし、漠然とサラリーマンにはならないだろうなと。ただ、服を作ったりするタイプじゃないと思ってはいました。方向性が決まったのは高校生の時です。雑誌とかを見ながら、「モデルさんをキレイにする仕事とかやりたいな」と思い、美容の専門学校に進みました。

    ―高校生の頃はどのように服を買っていましたか。

    奈良 : 実家は埼玉県ですが、高校の頃からは原宿に行くようになって、竹下通りにあったRAGTAGにも行きましたよ。

    ―RAGTAGにも来ていただいていたんですね。

    奈良 : その頃少しハイブランドとかも気になり始めていたんですけど、お金もなかったんで、普通にショップに行って買えな
    いじゃないですか。今って若い人もハイブランドを買いますけど、僕が高校生の頃は、ハイブランドは大人が買うものでした。だからRAGTAGみたいなお店でブランドのものが安く買えるのに感動した覚えがあります。

    ―ハイブランドやデザイナーズブランドで夢中になったのは、どの辺ですか?

    奈良 : それは20歳を超えてからですけど、[ディオール オム]や、リカルド・ティッシの頃の[ジバンシィ]、あと[マルジェラ]は割と早い時期から好きでしたね。

    給与のほとんどを服に注ぎ込んでいた時代

    奈良さん 商品を選ぶ様子2

    ―だんだん美容師の方がトレンドセッター的になっていくと思うのですが、美容師同士で“ファッション競争”的なこともあったのですか。

    奈良 : 服好きな人が美容師になるケースは多いんです。人の見た目をキレイにする仕事だから、自分の格好も気にする人が多いんですよね。僕はSHIMAというサロンに入社して、現在もいるのですが、僕が入った当時の先輩たちがめちゃめちゃオシャレだったんですよ。だから僕の場合、ファッションは外の人よりも、SHIMAの人に影響を受けました。「こんなに自由に着飾って働けて、楽しいな」と思いましたし、毎日どんな格好をして行こうか考えるのも楽しかったですね。

    ― お客さんにも見てもらえる部分もありますよね。

    奈良 : サロンのフロアがステージのような感覚ですよね。まあ自己満なんですけど(笑)。美容師の若い人はサロンが休みの火曜日にモデルハントに行くんです。僕も当時休日は中目黒から代官山、渋谷、原宿、新宿までモデルハントをしながら歩いて服屋さんを覗きました。新しいショップや古着屋を巡って、歩いて帰ってきたら大量に服を買っている。買い物がストレス発散みたいなところはありましたし、当時はお給料のほとんどを服につぎ込んでいました。

    自分も着たい、夏の服

    奈良さん 商品を選ぶ様子3

    ―良い服を着て仕事をしていたい、という想いもあるわけですよね。

    奈良 : 頭から爪先まで今日のコーディネートを選んで、バチバチに決めていましたし、若い時はそれが本当に楽しかったんですよ。それとリンクして雑誌にも出させてもらったりもしましたし。昔はどんなキツい服も重い服も平気でしたけど、僕も今43歳ですから。年齢とともに、いかに快適に過ごせるかという服を選ぶようになりました(笑)。

    ―個人的に長年好きなブランドはありますか。

    奈良 : ブランド重視ではなく、見た目や着てみたいもの中心で、“その時代時代のもの” が好きかもしれません。自分も年齢とともに服装とか髪型、服のシルエットも変わってきているので。

    ―奈良さんの場合、大量に服をお持ちだと思いますが、服の保管はどうされているのですか。

    奈良 : 一つの部屋がもう「服の部屋」になっちゃってます。僕は去年バーも出したので、着なくなった服はそこでフリマをやったりとか、スタッフにあげたりとかしています。昔一度RAGTAGにも服を売りに来たことはありますよ。使わないよりは誰かに使ってもらった方がいいですからね。

    ―今回のRAGTAG 100のセレクトは、どのような感じでしょうか。

    奈良 : 夏の始まりの開催なので、季節感を考えて、色物と柄を中心に選びました。シンプル目の服も好きですけど、夏は柄物とか、少し派手なものを着るので、そういったものを中心に選んでいます。モードっぽいもの、ストリートっぽいもの、基本的には全部自分でも欲しいと思ったものばかりです。RAGTAGさんには服好きなお客さんが多いと思うので、楽しんでもらえると嬉しいですね。

    奈良裕也さんのインタビューをお届けしました。
    奈良さんが膨大な量の在庫の中から選んだ100着が買える、「RAGTAG 100 Vol.09」をぜひお楽しみに!

    RAGTAG 100 POP UP SELECTED BY 奈良裕也 イベント概要

    奈良裕也 セレクト商品画像

    RAGTAG 100 POP UP SELECTED BY 奈良裕也

    期間 : 2023年6月16日(金)~6月25日(日)

    開催店舗RAGTAG渋谷店 1F

    <SPECIAL EVENT>

    ■奈良裕也さん インスタライブ
    2023年6月16日(金)21:00~

    奈良さんとRAGTAGスタッフによるトークイベントも開催。
    その様子はRAGTAGのインスタグラムでもライブ配信しますので、お見逃しなく。

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