Vol.6 スタイリスト 濱本愛弓さんによる「品の良さが感じられる、モードな100着」

Vol.6 スタイリスト 濱本愛弓さんによる「品の良さが感じられる、モードな100着」

RAGTAG100 POP UP SELECTED BY...

FEATURE

2022.08.25

RAGTAG100 POP UP SELECTED BY...とは、RAGTAGが主催するポップアップ形式のイベント。
毎回ゲストセレクターとしてスタイリストやファッション好きのクリエイターを招聘し、それぞれが設定したテーマのもと、常時約30万点に及ぶRAGTAGの膨大な在庫の中から100着をセレクト。期間限定の店頭ポップアップと一部オンラインでも販売いたします。

濱本愛弓さん

Profile

濱本愛弓さん

スタイリスト

1988年生まれ。大阪の美容学校を卒業後、アパレルブランドで販売職に。23歳でスタイリストを志して上京し、2014年からスタイリストの仙波レナに師事。2018年に独立後は、数々のモード誌を中心でスタイリングを手がけ、活動の幅を広げ続けている。

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    INTERVIEW

    濱本愛弓さんによる 品の良さが感じられる、モードな100着

    RAGTAG100 Vol.6 濱本愛弓さん

    今回のゲストセレクター、スタイリストの濱本愛弓さん

    スタイリストやファッションピープルをゲストセレクターにお迎えし、2021年春から定期開催している「RAGTAG100」。

    Vol.06では初めてRAGTAG店舗を飛び出し、ルミネ新宿 ルミネ2でのポップアップ形式での開催となります。今回はモード誌などを中心に活躍する人気スタイリスト、濱本愛弓さんにゲストセレクターとして参加いただけることになりました。

    濱本さんはモードの中にもストリートのセンスを取り入れたり、女性らしいラグジュアリーな小物使いが光るスタイリングにも定評があり、ご本人の私服や着こなしも注目されることの多いスタイリストさんです。今回は濱本さん独自の目線でこの企画用の100着を選んでいただきました。

    濱本さんがセレクトした古着は、2022年9月1日(木)から14日(水)まで、「ルミネ新宿 ルミネ2」2Fの催事スペースで展示販売されます。

    “モード誌のスタイリングをしたい!”と東京へ

    濱本さん 商品を選ぶ様子

    ―濱本さんはどのような経緯でスタイリストになったのでしょうか。

    濱本愛弓 : 私は最初、美容師になる為に美容学校に入ったのですが、自分に向いていないなと在学中に思ったんですよね(笑)。卒業してからファッションも好きだったので、アパレルの世界にと思い、当時自分が好きなブランドの[スライ]の販売員になりました。販売をしていくうちに、「スタイリングをする仕事をしたい」という気持ちが芽生えて、スタイリストになるためにどのようにしたら良いのかなど考えて行動しました。

    ―販売員としては何年お仕事されていたのですか?

    濱本 : トータルで3年です。私は大阪出身でそれまで大阪を出るつもりもなかったのですが、「スタイリストになりたい。モード誌の仕事をしたい!」と思ったら、居ても立っても居られなくなって、販売員を辞めて東京に来ました。親もびっくり、でしたね(笑)。

    ―それで上京してすぐにスタイリストのアシスタントに?

    濱本 : いえ、アシスタントの仕事は過酷でお給料ももらえない世界だと思っていたので、3年間はアルバイトをしてお金を貯めました。その間はよく遊びにも行っていましたが、東京で人脈を広げたいという想いで街に繰り出していたので、結果的に知り合った方から師匠を紹介してもらいました。

    ―自然と夢の方向に近づいていったわけですね。

    濱本 : 私はすごく人のご縁に恵まれているというか、人の運がいい方だと思っているんです。そこから4年、アシスタントを務めて、30歳で独立しました。

    ―実際に独立後は、お仕事として名だたるモード誌とお仕事をされるようになりました。

    濱本 : そうですね。ありがたいことに自分が夢見ていた雑誌でスタイリングや出演をさせて頂く機会が増えて、より一層スタイリストという仕事をさせて頂いていることに日々感謝しております。

    "女性ならではの品の良さ”とは

    濱本さん 商品を選ぶ様子2

    ―濱本さんはスタイリングのお仕事のとき、どのようなことを大切にされていますか?

    濱本 : 例えばストリートな企画でもヒールを履かせるとか、“女性ならではの品の良さ”は意識しています。肌を見せるスタイリングも好きですが、いやらしくなくヘルシーに見せられるようにしたりとか。ジュエリー使いもお褒めいただくことが多いので、自分の中では大切にしていますね。

    ― 濱本さん自身はどのようなブランドがお好きですか。

    濱本 : ずっと好きなのは[ドリス・ヴァン・ノッテン]です。あとは[プラダ]、最近だと[サンローラン]。私は[ドリス]の中でも装飾的なものが好きで、アーカイブはいつも探しています。オークションサイトにキーワード登録もしていて、すぐチェックできるようにしていたり(笑)。今日着ているのは今期(2022SS)の[ドリス]ですが、昔のものもよく探しています。

    ―[ドリス]愛が強めですね。[プラダ]や[サンローラン]はいかがですか?

    濱本 : [プラダ]はミウッチャ・プラダの世界観が好きです。常に時代の先を行っている感じも含め、女性デザイナーとしても尊敬する人です。[サンローラン]は3シーズン前あたりから好きになりました。ドレスのデザインも含め、女性を引き立ててくれるブランドですよね。

    スタイリストの古着との向き合い方

    濱本さん 商品を選ぶ様子

    ―濱本さんは服を買う時は新品と古着、どちらが多いですか?

    濱本 : どちらも同じくらい買いますし、そこにこだわりはないかもしれません。昔自分が買えなかったものを買えるのは自分の成長を感じられるので、アーカイブを買うことも好きです。RAGTAGにもお邪魔して、最近は[コムデギャルソン]などを買わせてもらっています。20代の頃の私には[ギャルソン]はどこかハードルが高かったのですが、歳を重ねても格好良く着こなさせてくれるんだなと思うようになって、30代になって着るようになりました。

    ―RAGTAG でも買っていただくことがあるんですね。ありがとうございます。

    濱本 : 私はヴィンテージも普通に買いますし、“人が着たもの”とかは全然気にならないです。誰かのものだった服が自分のところに自分のところに来て、それを着こなせるのって素晴らしいことですよね。私の中にはいわゆる“流行”はなくて、昔のものでも今っぽくするのがスタイリストの仕事のひとつだと思うので、今回の「RAGTAG100」でも、私が好きな感じのものを中心にしたセレクトにしたいと思います。

    ―来店される方に向けてアドバイスやメッセージはありますか?

    濱本 : よく「似合う服って何ですか?」と聞かれるのですが、私は自分が着たい服を着ていれば、だんだん服がその人を勝手に引き上げてくれるものだと思っています。だから今回の中から好きなものを見つけていただけたら嬉しいですね。

    濱本愛弓さんのインタビューをお届けしました。

    濱本さんが膨大な量の在庫の中から選んだ100着が買える、「RAGTAG100 Vol.06」をぜひお楽しみに!

    RAGTAG 100 POP UP SELECTED BY 濱本愛弓 イベント概要

    RAGTAG 100 POP UP SELECTED BY 濱本愛弓

    期間 : 202291()914()
    開催店舗 : ルミネ新宿 ルミネ2 2F催事スペース

    <SPECIAL EVENT>

    ■インスタライブ 91()2130分~
    濱本さんのアカウント(@ayumi6316)とRAGTAG_WOMENのアカウント@ragtag_official_women)から同時配信。

    会場から今回のセレクトしたアイテムをご紹介します。

    @ayumi6316
    https://www.instagram.com/ayumi6316/

    @ragtag_official_women
    https://www.instagram.com/ragtag_official_women/


    ■来店イベント 94()13時~16

    濱本さんにスタイリングの相談など直接お話しできる特別イベント!
    ぜひお気軽にご参加ください。

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