「長く使うために」 レザーグッズ 編
お手入れ How To
良いモノはより長く愛用してほしい。そのためには日ごろのお手入れが重要です。
このコーナーでは、ご自宅でできる洋服のお手入れ方法を紹介していきます。
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オールシーズン何かと出番が多い、レザーアイテム。ジャケットに鞄、靴など長く使うものだからこそ日ごろのケアをしっかりとして大切に扱っていきたいものです。
今回は、レザーグッズにフォーカスをあてて、ちょっとのひと手間で長持ちさせられるケアをご紹介します。
革の種類によっても変わりますが、大体月1回のお手入れがベスト。タオルでの乾拭きは日常的におこないましょう。
お手入れスタート
レザーの財布を愛用中ですが、どうしても毎日使うものは手を抜きがちで...長く使うためにお手入れを学んでいきます！
今回は今すぐでマネできる簡単お手入れ方法を実践していきます。スタッフと一緒に見ていきましょう。挑戦するのはRAGTAG Online 編集部のNISHIMOTOです。
①ブラッシング・乾拭き
柔らかいブラシや無地の布を使用して、表面についた手あかや埃などを落とします。
布を使う場合は、布から革への色移りを防ぐために無地の布を使います。
②柔らかい布で水拭き
乾拭きだけでも十分ですが、ひと手間水拭きを加えると表面のキズや汚れが軽減できます。
強く拭いたり、何度も同じところを拭くとしみになるので注意ですね！
水に濡らしたタオルは固くしっかりと絞り、軽く水拭きをします。
③保革用オイルまたはクリームを塗布
塗り始めは極少量で！薄く均一にくるくると円を描くように塗ります。ここでも強くこするとシミになるので注意。
オイルやクリームはレザーシューズのクリームでも代用可能です！
④自然乾燥させる
乾かす前にもう一度ブラッシングをします。ブラッシングすることで塗り込んだクリームやオイルが革に馴染みやすくなります。 その後直射日光の当たらない風通しの良い場所で、半日ほど自然乾燥させます。
⑤最後に乾拭き
残った余分なオイルやクリーム、乾かしているときについた埃を拭きとっていきます。 クロスがなくてもストッキングのような目の細かい布で磨くのもおすすめです。
乾かすところ以外は5分もかからないので簡単ですね！これなら続けられそうです。
“ほんとに使ってる”スタッフおすすめのケアグッズ
最後に、洋服を愛するRAGTAGスタッフがリアルに使っているケアグッズをご紹介します！
Renapur レザートリートメント
レザーに艶がなくなったと感じたらラナパーを使用し、不定期ではありますがお手入れをするようにしています。また基本的には同じアイテムを使いすぎない、寝かせすぎないようにしています。例えば同じバッグばかり使っているとレザーが傷みやすくなってしまうと思うので、他のバッグとローテーションで使用するなどしています。反対に寝かせすぎてしまうと、カビの発生につながってしまうので、風通しという意味で定期的に使ってあげる必要があると思います。私はこのお手入れ方法で［MARNI（マルニ）］のレザーバッグを15年愛用中です！
無臭、無着色で色んなアイテムに使用できるところがおすすめです。ラナパーだけでお手入れが完結するところも気に入っています。
TANDEM unique（クリーム）、PURE BRISTLES（馬毛ブラシ）
表面のほこりや汚れを擦り落とす馬毛ブラシは、表面を傷つけないようにやさしく撫でるように擦るのがポイントです。クリームは表面をまんべんなく拭きながら、特に革靴のシワが付いた部分は靴の内側からシワを伸ばしながら拭くようにすると、革に栄養が行き届き、履きシワも付きにくくなります！
他にも革靴の内側には、アルコールシートを使います。アルコールシートと聞くと驚かれるかもしれませんが、シートを使って内側を拭くことで、消臭効果や防カビになります。揮発性があるので湿気がこもらず手入れができるのでおすすめです。（変色などしないか事前に目立たないところで試してくださいね。）
クリームは柔らかいタイプで、少量でもよく広がり革によく馴染んでくれるので長持ちする点が気に入っています。
